【パリ五輪】アルゼンチンが「恥を知れ!」と激怒!そこまで言う理由とは?

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男子バレー、日本VSアルゼンチン戦は3-1で日本の勝利でした。問題が起きたのは2セット目。詳細は別記事で書いているのでお読みいただければと思います。

試合が終わっても怒りが冷めやらぬアルゼンチンの選手がおこした行動が、物議をかもしています。どういうことでしょうか。そして、なぜそこまで怒りを引っ張るのでしょうか。

この記事では「アルゼンチン人の気性」についても深掘りしていきます。

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目次

ビデオ判定が出ても執拗に抗議を続けていたアルゼンチンの選手

アルゼンチンは、ビデオ判定に納得できず、執拗に審判に抗議を続け、しまいにはアルゼンチンのベンチに「レッドカード」が出てしまいました。

レッドカードは、サッカーの場合は一発退場ですが、バレーボールの場合は「相手に一点入る」と言う罰則があります。

試合をテレビで観ていても、イエローカードの時も、レッドカードの時も、抗議している間に審判はカードに触って今にも出す準備をしていました。

少しでも早く抗議をやめていれば、もしかしたらカードが出なかったかもしれません。

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試合後も怒りが収まらず、SNSで抗議を続けるアルゼンチン

試合が終わってしまい、負けたアルゼンチンは、次に向けて気持ちを切り替えることができませんでした。

特に、抗議を続けていたコンテ選手は、試合後にインスタグラムのストーリーズを更新。勝負の分かれ目となったビデオ判定の映像をアップしています。

「このボールに腹を立てたことで、イエローカード、そしてレッドカードを提示された」と記述。「我々は今大会へ出場するために3年間努力を続けてきたが、目の前で起きている不当な状況に感情を出してはならず、ただ飲み込んでショーを続けなければならない」とつづっており、最後も「恥を知れ」を怒りをにじませていた。

いったい、誰に対して「恥を知れ」と言っているのでしょうか。おそらくは、それも分からないほど気持ちが高ぶっていたのでしょうね。

石川選手の冷静な審判とのコミュニケション

実は、問題が起こる少し前、日本側にも厳しめのファウルが取られました。アナウンサーは「コンタクト」と言っていました。

福澤さんも「ダブルコンタクトですね」と言っています。

バレーボールで「コンタクト」とは同一人が連続して二度ボールに触れること

解説者の福澤さんも「今日は厳しめに取ってるかもしれないですね」と言っていました。

そのとき、キャプテンの石川選手は審判に何か確認をしに行っていました。少し話して、すぐに戻りました。

アナウンサー:石川ゆうきが先ほど審判のもとに行きましたが、こういったことも大事になってきますか。

福澤:そうですね、いいプレーができているので、サイドアウトで切らないことですね。冷静ですよ。

サイドアウトとは、サーブレシーブ側のチームがラリーを制し得点を取ることです。

つまり、相手がサーブをして、それを受けた自分たちが得点するということ。そうすることによって、サーブ権がこちらに渡り、流れがこちらに来るということです。

石川選手は、抗議ということではなく、あくまでも確認をしに行って、納得していなかったかもしれないけれど、ここで時間を使っては自分たちに来ている流れが止まってしまうことになると、冷静に判断しました。

こういった審判とのコミュニケーションは、どのスポーツでも大事ですが、キャプテンが冷静かどうかでかなり左右しますね。

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実は、アルゼンチンの人はああいう気性なんです

日本人は、あんなに熱くなるアルゼンチンの選手には、驚きを隠せません。

もちろん、反対の立場だったら日本の選手も相当頭にくるし、納得できない部分も多いと思いますが、レッドカードをもらうほど抗議をしたり、時間を長引かせることはないでしょう。

ましてや、バレーボールでレッドカードが出ることは非常に珍しいのではないでしょうか。少なくとも私は知りませんでしたし、今回初めて知りました。

日本人の場合は、常に冷静さを保とうとします。もちろん、熱くなる人間もいますが、チームメイトがなだめるでしょうね、落ち着け、次行こう、次、と。日本人はそういう国民性です。

ですが、アルゼンチンの場合、いや、南米の場合とまとめてはいけないかもしれませんが、あの人たちは良くも悪くも「メチャクチャ熱いラテン系」ですからね。

サッカーの試合を観戦するとよくわかりますが、自分のプレーがうまくいかなかったり、点を取られたりすると、前向きに考えるというよりは、「メチャクチャ機嫌が悪くなる」んですよね。

ふてくされたり、相手のせいにしたり、最終的には投げやりになったり。もう、見ていてすごくわかります。すごくキレやすいですし、一度キレたら手の付けようがないんです。

サッカーの試合で恐縮ですが、アルゼンチンの試合は荒れ気味で、イエローカードが18枚も出た試合もありました。(たしか、カタールのワールドカップ、オランダ戦)。その試合の後に、メッシが「試合中、主審はずっとひどかった」と主審に文句を言っていますからね。

試合で勝つためには「熱くなる」ことは絶対に必要だと思うです。ですが、良いときは熱く燃え滾ればいいのですが、悪いときはそれがマイナス面に偏ります。

今回、バレーボールのこの騒動を見ながら「アルゼンチンらしいなあ」と思ったものです。

南米研究家の友達に聞いたこと:アルゼンチンの人はキレやすい

私はアルゼンチンに行ったことはありませんが、友達に「南米のクーデター」を研究している大学教授がいて、彼が南米に滞在していたときのことをよく聞いていましたので、「なるほど」と思いながら今回も見ていました。

彼の南米滞在記はひっくり返るほど面白いのですが、ここでは本題ではないので書くのはやめておきます(とんでもなく長くなります)。

もし書いたとしても、「そんなことがあるはずない」「嘘だろう」とウソツキ呼ばわりされかねないので、やっぱりやめておきましょう。

さあ、アルゼンチンも次の試合に備えて、心は熱く、頭は冷静にいきましょう!

下の記事は、同じくパリ五輪、女子ボクシングで男性と思われる選手が登場するという、信じられない事態を書いています。ぜひお読みください。

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