5月10日、JR東海道線横浜―川崎間を走行中の電車内で異臭騒ぎがおき、30代夫婦と1歳の女の子が救急搬送されました。
電車は2時間以上緊急停止するという異常事態。
何があったのか、わかりやすくまとめます。
スプレー噴射で何があった?

2026年5月10日午後4時半ごろ、JR東海道線横浜―川崎間を走行中の電車内で乗客が体調不良を訴えました。
電車は横浜から東京方面へ向かうところで、横浜駅を出た直後から多くの乗客が咳込み、呼吸困難、目のかゆみを訴えました。
次の停車駅は川崎です。横浜・川崎駅間は通常8、9分かかります。
その間、乗客は何があったのか正確には分からず、咳き込んだり呼吸困難になったりを続け、車内はちょっとしたパニック状態でした。
目撃者は「誰かがスプレーのようなものを噴射した」と証言しました。
16歳少年を逮捕
事件の2日後の5月12日、神奈川県警は東京都大田区、自称土木作業員の少年(16)を逮捕しました。
逮捕容疑は「威力業務妨害」。
少年は持っていたスプレーを噴射したと容疑を認めています。
なぜ威力業務妨害なのか
人が緊急搬送されているので「傷害罪」ではないかと思いきや、
JR横浜駅に停車中の電車内で液体のようなものを噴霧し、緊急停止ボタンを押させて運行を約2時間15分遅延させるなどJRの業務を妨害した疑い
ということで、威力業務妨害で逮捕ということになっています。
事件の動機はこれから本格的に解明されるので、罪状は新たに追加される可能性があります。
何をスプレーしたのか
神奈川県警によると、スプレーした液体の成分はまだはっきりしていません。
今後、科学的な捜査を待つことになります。
犯人は複数
逮捕されたのは16歳の少年一人ですが、
少年は他の10代の男女5人と横浜駅で乗車し、川崎駅で降車したとみられます。目撃者もいます。
目撃者によると、
「隣の車両から若い男女5〜6人が入ってきてすぐ出て行った」「コショウのような臭いがした」
男女5人で横浜駅で乗車し、
つまり、少年を含む5人の男女グループで横浜駅に乗り込んで噴射し、川崎駅で降りて逃げる
という、完全に計画的な犯罪になります。
今後、残りの少年たちを確保し、順次に逮捕・取り調べということになるでしょう。
大田区の少年がなぜ川崎で下りたのか分かりませんが、
「だから川崎は怖い」というイメージがまた定着しかねない状況です。
筆者注:確かに、神奈川県民は「川崎は怖い街」と思っていますので(工場地帯が多いから)、川崎へは川崎大師がなければ誰も行かない場所ですね。
