故八代亜紀さんのCDが2025年4月21日に発売されるとレコード会社から発表がありました。
なんと、八代さんの裸の写真が2枚添付されているというのです。
いったいどういうことなのでしょうか?CD販売の経緯と撮影をしたのは誰なのかを探っていきます。
八代亜紀の裸の写真付きCD販売

2025年4月21日に、八代亜紀さんのCD「忘れないでね」が販売されます。
しかも、CDには八代亜紀の昔のヌード写真が掲載されているとのこと。すでに八代亜紀さんは亡くなっているのに、いったいどういうことなのか、死者を冒とくするのかと、ネットでは批判の嵐です。

八代亜紀何歳の時のヌード写真?

CDに掲載されているのは、八代亜紀さんが24~25歳の時に同棲していた、T社のNディレクターによてぽらロイdカメラで撮影された古ヌード写真とのことです。
八代亜紀さんは21歳から31歳までテイチクレコードに所属していましたから、T社はテイチクレコードのことと推測されます。


どうやら、ダウンロード販売ではなくCDのみの販売となるようですね。もちろん、ヌード写真を目当てに買う人は皆さんCDを購入されるでしょう。
しかし、そもそもなぜ八代亜紀さんが故人となってしまった今になって、このようなCDを販売するに至ったのでしょうか?
レコード会社の言い分
問題のアルバムは、北九州に拠点を多くレコード会社「ニューセンチュリーレコード』が4月21日に販売する予定となっています。
八代さんは1994年、43才のときに元マネジャーの男性と結ばれ、27年間の結婚生活を経て2021年に離婚しています。
八代さんが結婚する前におつきあい(不倫関係)していたのが、Nマネージャーでした。

担当ディレクターだったN氏と不倫関係になる
N氏との不倫が問題になったのがきっかけ
X氏がニューセンチュリーレコードを立ち上げる
センチュリーレコードは八代亜紀がコロムビアに移籍した後、多額の負債を抱えました。それを知ったX氏が、新しく会社「ニューセンチュリーレコード」を立ち上げました。
2000年頃にウチが八代さんやほかの歌手の原盤権や、会社にあった財物一式を買い取りました。そういう経緯がありますから、当時の音源を使ってアルバムを出すことにも写真を公開することにも何の問題もありません」(X氏)
NEWSポストセブン
どんな写真なのか

当時、八代さんはN氏との不倫を否定していましたが、当時の音楽業界では2人の関係は公然の秘密とされていました。
あるとき、八代さんがテレビ番組の景品か何かで、まだ珍しかったポラロイドカメラをもらってきたんです。フィルムを3つほど買ってきて『お父さん、これで撮って』と。(注:お父さんとは不倫相手のこと)
彼女に頼まれてN氏が何枚か撮ったのが彼女のヌード写真。その中の2枚がアルバムジャケットに載っています。1枚は布団の上で撮ったもので、膝を立てているのでヘアは写っていませんが胸は出ています。
もちろん写真は本物で、当時、彼女がN氏宛てに書いたラブレターもありますよ」
X社長は、八代亜紀さんが亡くなった後に、目黒区の彼女の豪邸が売却され、事務所も解散していたことを知り、憤然としたと言います。
ぼくは筋が通らないことが嫌いなんです。“暴露”と思われても構いませんし、誰にも文句を言われる筋合いはありません
ニューセンチュリーレコード社長のX氏

八代亜紀さんの事務所の言い分
予想外の展開に困惑の色を隠せないのは、八代さんが生前、所属していた「ミリオン企画」の大野誠元社長です。
大野氏は自らの出資で一昨年3月に「八代ミュージック&ギャラリー株式会社」を設立。
現在は八代さんが手掛けたアート作品や楽曲などの権利を管理しており、事務所にはCDに八代亜紀のヌード写真を使うという許諾申請は来ていないということです。
著作権などについては、現在確認中とのこと。
これからどうなるのでしょうかどうなるのでしょうか?
八代亜紀のCDは販売できない?
今回問題になっている八代亜紀さんの追悼アルバムについて、大手レコード販売店のオンラインショップなどが、4月11日までにサイト上での予約、販売を停止する対応を取っていることが分かりました。
すでにCDの流通元がすでに出荷を中止しており、販売店側では取り扱いが不可能な状態となっているということです。

プライバシー権や人格権の侵害
八代さんは目黒区の約70坪の土地に、地上4階地下1階建ての事務所兼自宅の物件を所有していました。
2004年に建てられた当時「5億円豪邸」と報じられたその物件は、八代さんの死後、遺言に従って不動産会社に売却されています。
売却益は、スタッフの退職金や法人の解散にかかわる必要経費などに充てられたということです。
福地国際特許事務所の弁理士、福地武雄さんが解説しています。
亡くなったアーティストの写真を含む追悼アルバムを遺族や相続人の同意がなく無断で販売する行為は、肖像権やパブリシティー権の侵害に該当する可能性があります。
また、写真の著作権が撮影者にあっても、ヌード写真という性質上、プライバシー権や人格権の侵害、名誉毀損にあたる可能性がある。
仮に遺族が異議を唱えた場合、販売の差し止めや損害賠償を請求されることもあります」
今回、八代さんに起こったトラブルは決して他人事ではない。若気の至りで撮影した秘密の写真が、長い年月を経て、第三者の手に渡ったり、SNSなどに流出する危険は誰にでも起こり得ることだ。
自分にかかわった人たちには「けんかをせず、仲よくしてほしい」と願っていた八代さん。
八代亜紀さんの気持ちを踏みにじるような行為は、死者への冒涜となりますね。
SNSの声
SNSでも、レコード会社に対する非難の声が、どんどん増えています。
xでは、「八代亜紀さんの尊厳を守れ」という運動が広がりつつあります。
今まで生きてきたなかで1番最低で下衆なレコード会社見つけた
別に八代亜紀に思い入れはないけどこれはない
権利の所有権云々とかそういう法律の話じゃない
人の尊厳やモラルの話だ 欲しがってるファンとかいるならそいつらもどうかしてる
八代亜紀のベスト盤の件、もっと世に広まって発売中止の声が大きくなってほしい。
「死後に無許可で勝手に裸の写真が公開される」 こんな酷いことあってはならない。
人の道から完全に外れている。許しちゃダメ、ふざけんな。
八代亜紀さんのヌード写真が勝手に販売されようとしている件、企画〜販売に携わった人、購入希望者、写真を提供した元恋人、全員逮捕だろ。
今知ったけど、全く理解が追いつかない。 何これ?写真撮った男、死亡後の会社運営で暴走する男、八代亜紀の写真を金を奪い返すためにリベンジポルノする男。
これだけエンタメ業界の性搾取が問題になっているのに、なんでこんなことがまかり通るのか エンタメ業界の人たちも、自分の事務所やレーベルではないからってスルーしてないで 影響力のある立場の人たちこそ声を上げて強く止めてほしい
このような声を受け、タワーレコードも即座に販売しないことを公に発表しましたし、流通元からストップするようなので、問題のCDは販売したくてもできない状況になっています。
あとは、レコード会社から直接購入するしかありませんから、レコード会社としてはかなりの痛手ではないでしょうか。
はたして、X社長はこのままCDの販売を強行するでしょうか?
注目していきたいと思います。