大阪万博がついに始まりました。初日から雨で、入るのも出るのも時間がかかっているようです。
万博の目玉である「大屋根リング」から雨漏りがしているとSNSで投稿がありました。
大屋根リングは雨をしのげないのでしょうか?解説していきます。
大阪万博「大屋根リング」で雨漏り発生

万博開幕当日は、朝からあいにくの雨模様。
X(旧Twitter)上には、来場者による「大屋根リングの下で雨漏りしている」「足元が濡れている」といった投稿が相次ぎ、写真付きで現地の状況が拡散されました。
一部の投稿では、大屋根リングの下で傘を差して歩いている様子も確認できます。
開幕初日にSNSで報告相次ぐ

13:25 風雨が強まり、大屋根リングの下は避難する人で混み合った。リングの下にも風と雨が吹き込み、傘をさす人も。来場者は「大屋根の高さがあるから、雨が吹き込んでくる」などと口々に言いながら寒さにこごえていた。
朝日新聞 大阪政治行政取材班
@asahi_gyousei





万博2時間待ちの入場に耐えてなんとか中に入ったけど、お土産すら見れずもう帰りたい…
屋根がある場所がなくて雨から逃げられない
頼りの大屋根リングは雨風の前では無力すぎ…
2024年にも指摘されていた「雨漏りの懸念」

実はこの問題、すでに2024年の段階で女性自身などのメディアにより「雨漏りの懸念」が報じられていました。
記事では、「大屋根リングの構造上、雨水の排水処理に課題があるのではないか」といった専門家の意見が紹介されており、施工時の設計や施工ミスへの懸念も指摘されていました。
当時、万博協会は「万全を期している」と説明していましたが、開幕初日に実際に雨漏りが発生したことで、再び設計や施工、さらには管理体制に対する疑問の声があがっています。
珍答弁、万博350億円木製リングは熱中症対策!
自見英子万博担当相 「こちらのリングにつきましては あの、夏の暑い時期に、開催されますので このリングの上に、屋根、をつけていただくことで ひよ、日よけ、の、熱中症対策としての、大きな役割も果たしてございます」 (2023年11月8日)
来場者からは不満と心配の声

上の写真は、初日に雨の中を大屋根リングの上を傘を差しながら歩く入場者です。よく見ると、なんだかゆがんでいるように見えるのは、私だけでしょうか?それとも、そういう作りになっているのでしょうか?
開幕初日に訪れた来場者からは、「せっかくの万博なのに足元がびしょ濡れになった」「雨の日でも安心して楽しめるはずの大屋根なのに残念」といった不満の声が出ています。
また、「今後も雨天が続く中で、同じようなトラブルが起きないか心配」という意見もあり、安全面への配慮を求める声も多く見られます。
万博 大屋根リング 雨漏りって。。。 いったい万博って何なんだろうと思う。
大屋根リングの下で雨漏りって……どこが大屋根やねーん!!
へえええご自慢の「世界一大きい木造建築」の大屋根リングが初日から雨漏りとな
雨漏りする大屋根リングは意味ないじゃん 台風や落雷大丈夫なのやろうか。雨降りの時の雨宿り出来る設計ではないようですね。 屋根が高すぎて吹き込むようだ。

万博協会の対応は?

万博のチケットって、買ってる(買わされてる)のはほぼ企業なんですよね。一般人で買ってる人ってどれくらいいるんでしょうね?
しかも、企業も買ったはいいけど行く人がいないので、メルカリで転売しているのが分かっています(Yahoo!ニュースで見ました)。
目玉の大屋根リングが「雨除け」の役割をなさないのは、納得できません。税金が大量に投入されています。
今後、万博協会がどのように原因を調査し、どのような再発防止策を講じるのでしょうか。
来場者の安心と安全を守るためにも、早急な対応と情報開示が求められますね。
大阪・関西万博は、2025年10月13日まで約6か月にわたり開催されます。
多くの人々が訪れる国際的なイベントとして、信頼回復と安全確保が今後の大きな課題となりそうです。