大阪万博でメタンガスがなぜ発生する?本当に安全なのか徹底検証!

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4月13日から開幕する大阪万博ですが、その前に3日間、「テストラン」というプレオープンがありました。

そこでなんと、高濃度のメタンガスが発生し、消防が出動する騒ぎになりました。

この記事では、メタンガスがなぜ発生するのか、行っても大丈夫なのかを検証します。

大阪万博でなぜメタンガスが発生?

大阪万博の開催地「夢洲(ゆめしま)」はもともとゴミや産業廃棄物などを埋め立てて作られた土地なので、このような場所ではメタンガスが発生することが多いのです。

大阪万博の開催地は 「夢洲(ゆめしま)」 という大阪湾にある人工島です。この夢洲は、もともとゴミや産業廃棄物などを埋め立てて作られた土地です。こういった埋め立て地では、メタンガスが発生します。

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ゴミや廃棄物の中には「有機物(食べ物の残りや木材など)」が多く含まれています。
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これらが土の中で分解されると、メタンガスが発生します。
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メタンは可燃性が高く、一定の濃度と空気(酸素)が混ざると、火花などで爆発する危険性があります。
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大阪万博のテストランでメタンガス発生

寺本議員とガス検知器

寺本けんたさんという守口市議会議員の方が、4月6日に万博のテストランに行かれ、検知器によりメタンガスが発生していることを突き止められました。

寺本議員の発言

万博テストランの会場で燃焼下限界を超えるメタンガスが出ました。おそらくこれから火災警戒区域の設定等が行われます。

私のガス検知器では 100%LEL(5VOL %)超えが表示されました。

上の発言を分かりやすく言うと、「マッチやライターで火をつけると爆発するレベル」だそうです。

寺本議員の通報により、このあと、消防隊の検査でも同じように引火するレベルのガスが検知され、規制線が張られたようです。

万博メタンガスの続報です。 消防が警戒区域を設定し換気を行いました。 開けた途端に消防の警報器が激しく反応しているのがわかります。 by 寺本議員

人の命より政府の決定を重視するの?もう万博中止したほうがよいのでは?

寺本議員は、以前消防士をされていたそうで、メタンガスなどの知識があるのですね。

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大阪万博、マンホールを開ける

大阪万博でメタンガスを検知した結果、消防が出動し、マンホールのふたを開けてガスの充満を避ける方法を取ることにしました。

大阪関西万博
マンホールの蓋を開けておかないとガスが溜まってタバコの火で爆発が起こる。
安全が確保されてないのに人を入れるのか?
おかしいだろ。
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2024年にもメタンガスで爆発事故

実は、大阪万博のこの地でメタンガスが爆発したのはこれが初めてではありません。

2024年3月28日、夢洲の工事現場でメタンガスが爆発するという事故が起こっていました。

この事故以降、万博協会は再発防止策を徹底したということでしたが、今回またメタンガスが爆発レベルにまで高まっていることが判明してしまいました。

このような危険な場所に、私たちは行っても大丈夫でしょうか?

特に、修学旅行で大勢の学校が大阪万博に足を運ぶということですが、心配ですね。

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メタンガスは人が吸っても大丈夫なの?

メタンガスは、人が吸っても直接的に害はありませんが、酸素が薄く(少なく)なっているので、気を失う危険性があります。

メタン自体は無色・無臭のガスで、通常の空気中にちょっと混じっている程度なら、吸っても問題ありません。

メタンが多く発生・滞留している場所では、酸素濃度が下がることがあります。これが人体にとって大きな問題です。

酸素が薄くなると、めまい、頭痛、吐き気、意識障害などが起こる可能性があります。

酸素濃度がさらに下がると、最悪の場合、窒息して命に関わることもあります。

やっぱり危険じゃない?

修学旅行はやめたほうがいいと思うけど

いろいろ心配な大阪万博。直前になって、メタンガスの濃度が高いところがあると判明し、今さら何か対策を取ろうとしても遅すぎるのではないでしょうか。

筆者としては、安全性が保たれないなら、今からでも中止したほうが良いと思います。なんといっても人命が一番ですし、事故は絶対に避けなければなりません。

これからどうなってしまうのでしょうか。とても不安が残りますが、何もないことを心から祈ります。

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