【地面師たち】なりすましのお爺さんは「五頭岳夫」さん!実はひっぱりだこの名優だった

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2024年7月にNetflixで配信スタート直後から大反響をまきおこしたドラマ「地面師たち」。

地主になりすまして土地を売りつけ、金をゲットしたら逃げるという壮大な「詐欺」行為。その犯罪を組織的に行うのが「地面師」と呼ばれる面々です。

地面師たちの犯罪になくてはならないのが、「地主のなりすまし」役。その重要な役を担ったのが「五頭岳夫(ごづたけお)」さんです。

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目次

「ボケ老人の地主」になりすます

ニセモノの地主として「ハリソン山中」に指名されたお爺さん。教育係の麗子(小池栄子)から氏名、生年月日、干支、住所などを特訓されますが、いかんせん若干ボケが入っているので、なかなか覚えきれません。

本番直前の麗子との「リアルすぎるリハーサル」でも、たどたどしい答え方に「大丈夫なのか?」「バレるのではないか?」と、見ているこちらまだハラハラしてしまいます。

もっとも、詐欺師のドラマなのですから、犯罪に加担してしまうような見方になってしまっているわけで、どうかとも思うのですが、これがこのドラマの不思議なところ。

本番の取引の場面では、危ういところを何とか切り抜けて、無事売買が完了しました。

それにしても、このお爺さん扮する五頭岳夫さん、「もしかして、本当にボケてるんじゃないの?」と思わせるような名演技でした。

この取引は、次の大物の取引に至る「前章」といった小さな取引でしたが(といっても10億)、このお爺さんなくては「地面師たち」のストーリーはなし得ないものでした。

何を書いてもネタバレになりますので、まだご覧にならない人のために書かないでおきますが、「バレるか、バレないか」の緊張感はなんともスリルがあり、無事に騙せあとのホッとするような喪失感は、味わったものでなければ分かりません。

(と、ここまで書いて自分が完全に騙す側の心理になっていることに愕然としています。)

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俳優「五頭岳夫」さんてどんな人?

五頭岳夫(ごづ たけお)さんは、日本の俳優であり、1948年2月28日に新潟県で生まれました。

現在の年齢は76歳です。血液型はA型で、星座はうお座です。身長169cm。

劇団「青年劇場」に20年在籍し、全国47都道府県を巡る舞台活動を行っていました。

五頭岳夫さんのキャリアは非常に幅広く、多岐にわたるジャンルで活躍してきました。テレビドラマ、映画、舞台、CMなどさまざまなメディアでその名を知られています。

特に、テレビドラマでは『3年B組金八先生』や『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』など、数々の人気作品に出演しており、その存在感を示してきました。

また、映画においても『砂の器』や『砕け散るところを見せてあげる』などの作品に出演し、印象的な演技を披露しています。

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方言をあやつる、貴重な俳優さん

五頭さんは、多彩な演技力を持つ俳優として知られ、特に役柄に応じて様々な方言を自在に操ることができる点が大きな特徴です。

これまでに、津軽弁、南部弁、越後弁、新潟弁、熊本弁、京都弁など、6種類もの方言を話すことができるため、方言指導や地域に根ざした役柄に起用されることも多いです。

五頭岳夫さんの出演作は非常に多く、ドラマだけでも『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』や『相棒』、『ハロー張りネズミ』、『アンナチュラル』、『青天を衝け』など、幅広いジャンルの作品に登場しています。

映画では『TOKYO TRIBE』や『真夏の方程式』、『ディア・ドクター』など、邦画にも多数出演しています。

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監督からも太鼓判を押される演技力

その演技力と多才さにより、五頭岳夫さんは若手俳優からも尊敬される存在であり、視聴者からも親しまれています。

現在でも精力的に活動を続けており、最近ではテレビ東京のドラマ『ソロ活女子のススメ3』や、2024年8月に放送予定のNHKドラマ『母の待つ里』にも出演しています。

劇団出身で演技力は信頼できるものがあります。下積みも長く、現場を安心して任せられます。この年齢の俳優さんは、非常に貴重です。

細かい演技指導などしなくても、監督の希望を感じ取って見事に演じ切る五頭岳夫さんは、実はドラマや映画に引っ張りだこなのです。

ドラマや映画では、どうしても主演や重要人物にスポットライトが当たりますが、脇をしっかり固める俳優陣は絶対に必要です。五頭岳夫はその脇役の筆頭ですね。

映画「凶悪」ではピエール瀧、リリーフランキーと共演

映画「凶悪」(2013年)は、実際に起こった事件を元にした犯罪ドラマ映画です。白石和彌監督によって制作され、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキーが主演を務めています。

物語は、ノンフィクション作家が、獄中の死刑囚から「まだ明るみに出ていない凶悪な事件がある」との告白を受け、その取材を進める中で、背後に潜む真相に迫っていくというものです。

五頭岳夫さんは、この映画でも「哀れな老人」を演じています。演技とは言え、実際に「ある行為」をされているシーンは本物なので、気の毒で見ていられませんでした。

心の底から「あのお爺さんは大丈夫だったろうか」と心配したものです。

ある行為とは…酒を大量に飲まされ、リリーフランキーとピエール瀧に生き埋めにされました。

でも、こうやって元気に演技を続けていらっしゃるということは、とても元気なのですね!よかったです。

でも、監督さん、あまり悲惨なことはやめてください、と心の中でお願いしています。

実は元気でお茶目で若い五頭岳夫さん!

ここまで書いて、「かわいそうな老人」役ばかり演じている五頭岳夫ですが、実はX(旧Twitter)をやっています。

それが、面白くて元気なんです!

こんな役でした、という内容のツイートなんですが、へー、面白そう、見てみたい!と思わせるものばかりです。

五頭岳夫(ゴヅッチ)というアカウントです。フォローしてみてください、面白いですよ!

五頭岳夫さんのX(Twitter)はこちら

五頭岳夫さんの経歴や出演作は非常に豊富で、その全貌を把握するのは容易ではありません。彼の確かな演技力と経験に裏打ちされた演技は、今後も多くの作品で光を放ち続けることでしょう。

俳優としてのキャリアはもちろん、人柄の良さや方言の巧みさなど、彼の魅力は多岐にわたり、今後も注目の俳優であり続けることは間違いありません。

五頭さん、いや、ゴヅッチ、いつまでも元気でドラマや映画に出て、私たちを楽しませてください!応援しています。

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