ドラマ【流星の絆】第7話:あらすじ(戸田恵梨香キスシーン)

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確かに、父ちゃんと母ちゃんを殺した男は、あの男、戸神政行だ。だって、あの夜裏口から出ていったのを見たんだから。でも、証拠は?証拠がない。

焦った3人は、証拠を作ることに決心した。さて、うまくいきますか。

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目次

証拠捏造

静奈: じゃあ、警察は動いてくれないってこと?

功一:だから、客観的な証拠がないとダメなんだよ。だから、つかませるんだよ。オレたちが14年間探し続けてきた仇だからな。

時効まであと3週間

3人が歩いていると、急ブレーキを停めて謎の女「サギ」が赤い車から降りてきた。

その車に乗って、功一と泰輔は横浜、桜木町へ向かった。

残されたサギと静奈は、海を見ながら話す。

サギ:あんたがうらやましいよ。あんな素敵な兄さんたちに守られてるんだから。

静奈:でも、本当の兄じゃないんだ。だからね、いつまでも甘えてるわけにはいかないんだ。

サギ:そんなことないさ。兄貴は、いつまでも甘えてほしいと思ってるさ。

横浜市 桜木町にて

桜木町に着くと、小さな古本屋の2階の窓から、功一がロープを伝って降りてきた。次に二人が向かったのは横須賀市。

功一と泰輔はやるべき事を終えて戻ってきた。

静奈:どう?うまくいった?

功一:警察次第だ。

劇中劇:おはぎさん(萩村のものがたり)

オレは萩村。神奈川県警捜査一課へ配属された。上司の係長(金田明夫)は、オレのことを「おはぎさん」と呼ぶ。

萩村:横須賀中央署に、2,3日前から放置されているという情報がありました。車は、だいぶ前に盗難届が出てました。でも、こんなの県警がやる仕事じゃないでしょう。

すると、後ろから声をかけてきた男がいる。「ショカツの10年刑事にでもやらせとけって?」柏原だった。

車の中から出てきた遺留品に、アリアケの7周年を祝った時計と、口紅があったのだ。もうひとつ出てきたものがあった。エロ本だった。

柏原:つまりな、この時計と口紅は、あの事件で盗まれてから、ずーっと今までどこかに保管されてた。問題は、どこに保管されてたかってことだ。そっちはお前にまかせる。

と、本を萩村に渡した。

やっぱりこの人は、根っからのデカだ!by 萩村

時計と口紅を功一に見せる

柏原は時計と口紅を功一に見せて、覚えがないか聞いた。功一はよく覚えてないと言う。時計の裏には「アリアケ7周年記念」と書いてある。

功一:これ、どこから出てきたんすか?

柏原:盗難車だよ。

そこへ、泰輔が登場。功一は聞いていなかった。柏原は同じ質問を泰輔にした。

泰輔「あ、おやじの時計だ。これが証拠?え?」どうも泰輔は失敗しそうで、功一は冷や冷やしていた。

警察が引っかかってくれてよかったと言う泰輔だったが、まだ油断はできない。桜木町の古本屋が、昔とがみ亭だったことに、気づいてもらわないと。

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静奈を家まで送る?

静奈は行成とレストランで食事をしていた。

行成:今夜、佐緒里さんをご自宅までお送りしようと思って。

静奈は微笑みながらうなずいた。

筆者の意見

え?それはまずいんじゃない?だって、令嬢ってことになってるし。

行成が車で送る途中、道が工事で通行止めになっていた。そこで降りた静奈。

静奈:あの、やっぱり家まで送ってください。

静奈は自分のアパートの下まで送ってもらった。大喜びしてスキップしながら帰っていく行成を見ながら、静奈も嬉しくなり、微笑んでいた。

帰ると、功一と泰輔が「用もないのに行成と会うな」と怒っていた。確かに、警察が戸神に目をつけることになると、流れで行成にも影響がある。静奈が名前を偽って彼に近づいたこともバレてしまうのだ。

静奈は兄に怒られてムカついていた。部屋から出ていく静奈。

功一は、シナリオどおりに運ばない現実に、愕然としていた。

古本屋は昔、食堂だった

古本屋からエロ本を盗んだのは、盗難届を出してもらって、警察が昔のとがみ亭に気づいてほしかったからだ。なかなか盗難届を出さない古本屋にしびれをきらして、泰輔が「あの本はプレミアの価格がついてるんですよ」と変装して店員に盗難届を促したのだった。

さっそく古本屋に直行した柏原と萩村は、昔ここが食堂だったことを店員から聞く。

押し入れの天井が少しずれているのに気づいた萩村が板を動かすと、天井裏から口紅のキャップが落ちて来た。

萩村が嬉しそうに柏原のもとへやってきた。ここは昔、「とがみ亭」という洋食屋だった。今は多店舗で経営して、繁盛しているという。

次第に行き詰まるシナリオ

証拠は用意した。警察の手にもわたった。では、これからどうすれば?

柏原と功一、お互いに探り合う

柏原は功一のカレー店に行き、とがみ亭という名前を聞いたことがあるかどうか聞いた。あるいは、父親がどこかの同業者のことを悪く言っていたことがなかったどうか、聞いた。

功一は覚えがないと首を振った。

盗難車から出てきた口紅や時計はアリアケから盗まれたものだが、まだ何も証拠らしい証拠は出てきていない。

今度は証拠じゃない。動機だ。

戸神が殺したという動機

とがみ亭がアリアケの味をパクったことはわかってる。だから、その証拠を戸神のところに置いてくればいいんだ。

泰輔:でも、どうやって?

功一:堂々と家にあがれるやつがいるだろ。

泰輔:まさか。

功一:ああ、しーにやってもらう。

横須賀までドライブ

戸神行成は静奈をドライブに誘った。車は横須賀へ向かっている。

行成:あのハヤシライスを食べてから、あなたから笑顔が消えた。だから、そのお店に行けば、あなたが少し笑顔になるかなと思って。

その場所へ着いた。「ここ、ですか?お店、やってないんですね。」

「いいんです、面影は残ってますから。」

二人は店に入ってみた。入った瞬間、静奈の頭の中に、走馬灯のように昔の思い出がよみがえってきた。

「柱が残ってる。」

二人は柱のそばの席に座った。「戸神さんて、子供のころはどんなだったんですか?」

行成は話し始めた。「たいした話はないです。活発ではなかったですね。洋食ばかり食べて太ってましたし。あと、天体観測が好きでした。」

静奈:え?

行成:初めて買ってもらったのが、天体望遠鏡でした。中古だったけど、嬉しかったなあ。

静奈:静奈ちゃんも好きでしたよ。よく、みんなで星を見に行きました。

静奈は、あの丘のてっぺんへ案内した。3人でしし座流星群を見た、あの場所へ。

二人で寝転んでいると、あ!流れ星だ!

静奈はポロポロと涙を流した。二人は、初めてキスをした。

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深夜の帰宅

静奈が帰ってきたのは、12時をとうにまわっていた。泰輔は起きて言った。「さっきまで兄貴がいたんだ、大事な話があるって」

泰輔:警察が動きだしたんだって。

静奈:わかってるよ、もう戸神さんに会うなっていうんでしょ。ああ、それから彼このうち知ってるから、引っ越さなくちゃ。めんどくさい。

静奈は枕に顔をうずめた。

泰輔:おまえ、まさか。

静奈:うるさい!

泰輔:おまえの帰りが遅いとか、イライラしてるのが気になってるとか、兄貴だからじゃねえぞ。もう兄貴じゃないんだ。

静奈:やめて、聞きたくない!

静奈はカーテンを閉じた。

アリアケのノート

功一は静奈に、アリアケのノートを渡した。

「それを、戸神の家のどこかに置いてこい。見つかりにくい、それでいて警察が目をつけやすい場所にな。」

静奈:それで、私の高峰佐緒里としての仕事は終わりってことね。

泰輔は静奈をじっと見ていた。

功一:泰輔、聞いてるのか?ここは最大の山場だぞ。この作戦が成功して戸神政行は逮捕される。時計から指紋が、検出されて、自宅からおやじのこのレシピノートが出てきて。ダメ押しは泰輔、お前の証言だ。

正直、これ以上先に延ばせないんだ。警察が戸神に接触する前に、高峰佐緒里は戸神の前から姿を消さなければならない。今日は留学の件だけ伝えろ。あとは、行成の出方次第だ。

わかった、と静奈はうなずいた。

刑事、戸神家へ

柏原と萩村は戸神家を訪問していた。

「横須賀中央署の柏原です。」

「留学?どちらへ?」行成は驚いて聞いた。

「カナダです」と静奈は答えた。

「日本の文化を海外に紹介したいんです。京都の大学を選んだのもそのためです。」

功一:すばらしいですね。

静奈:優しいですね。もう会えなくなるんですよ。嘘でも取り乱してほしかった。

行成:出発はいつですか。その前に、両親に会ってください。僕の家に、ご招待します。

本気で惚れてるよ

泰輔:兄貴、しーのやつ、本気だよ。本気であいつに惚れてるよ。

功一:わかってるよ、そんなの前から知ってるよ。

泰輔:いいのかよ?あいつはオレたちの敵…

功一:いいわけねぇだろ!!

これがこのドラマを通して、一番のセリフだと思っています。二宮の迫真の演技に、心を打たれます。

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