ドラマ「366日」は本当に低視聴率?その理由はなぜ?徹底検証!

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フジテレビの月9と呼ばれるテレビ枠。「366日」を観ていますか?私は毎回観ているんですが、どうも視聴率が低いと言われているようです。本当なの?ならば、その理由は?私なりに徹底検証してみました。

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目次

「366日」のストーリーと、低視聴率の関係

366日はどんなドラマ?あらすじ(ネタバレなし)

ドラマ「366日」は、HYの名曲『366日』に着想を得たオリジナルラブストーリーで、2024年4月から放送されています。主演は広瀬アリスと眞栄田郷敦が務めています。

物語は、音楽教室の事務員として働く雪平明日香(広瀬アリス)と、彼女の高校時代の同級生である水野遥斗(眞栄田郷敦)の恋愛を中心に展開されます。明日香は高校時代からずっと遥斗に想いを寄せており、二人は再会を機に再び接近します。

再会後、遥斗は事故に遭い意識を失いますが、明日香は彼を支え続けます。物語が進む中で、遥斗は意識を取り戻しますが、軽度の麻痺と記憶障害を抱えており、二人の関係は試練に直面します。それでも明日香は彼を支え続け、二人の絆は次第に深まっていきます。

このドラマは、高校時代に実らなかった恋が再び芽生え、様々な試練を乗り越えながらも愛を深めていく感動的なストーリーとなっています。

ドラマのストーリーが視聴率の低空飛行に関係あるのか、ネットの評判は?

ドラマが毎週終わるたびにドラマの視聴率の話がネットで盛り上がりますね。366日に限らず、どのドラマでも同じです。もういい加減、視聴率神話におさらばしたら?と思ってしまうのは私だけでしょうか。まあ、スポンサーが気にするなら仕方がないかも。民放の宿命ですね。

さて、ネットでの評判は実際どうなのかな?と思って「Yahoo!知恵袋」をのぞいてみました。あそこはネットの声の宝庫ですね。アフィリエイターたちもヤフー知恵袋からキーワードを拾っているんですよ。

おー、たくさんありました、366日に関する質問と答えが。一部を紹介します。

皆さん 色々と分析されているようですが、
私は見てますが、ただ単に 面白くないというか 気持ち悪い 場面が多すぎるというか。

じゃあ何で見てるんだって言うと 、HY の曲366日が好きなの と 龍ヶ崎 が好きだから。

月9が恋愛ドラマをやると低空飛行になりやすい。
そもそも,4月期の社運ドラマはブルーモーメント。
ABC日曜ドラマとTBS火曜ドラマはラブコメ。間に挟まれた月9も復活せざるを得なくなった感じ。カンテレでもいいが,火ドラや木曜深夜にラブコメやってるから,月曜はラブコメを毎クールだと嫌がる。

昨今恋愛ものは視聴率は低め、配信の再生回数多めの傾向にあります。
テレビをリアルタイムで見るような中高年層は恋愛ものを好まないということでしょうね。

verのお気に入り登録ランキングでは今季新作2位ですよ。
また第1話、第2話の再生回数が両方とも200万回を突破したという芸能ニュースもありました。
単にテレビ放送で見てる人は少ない、というだけでは。

まだまだ、たっくさん知恵袋に「366」のQ&Aを見ることができました。視聴率に関することよりも、ドラマの内容に関する質問と回答が多かったですね。

そもそも、本当に興味のないドラマでしたら何も好きこのんでヤフー知恵袋に書いたりしません。やっぱり、どうしても気になるから書き込むのでしょう。

ということは、「このドラマ、どうも気になる!」という人は相当数いるのだと思いました。これは「人気ドラマ」あるあるです。

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ドラマ内容が「暗いから」?

Yahoo!知恵袋から抜け出して、一般のサイトをいろいろ見て回りました。すると、つまらない理由は「このドラマが暗いから」だという声が多数存在することに驚きました。

いやいや、このドラマは特に暗くないって。なんで「暗い」のひと言で片づけちゃうの?もっと暗いドラマは過去にもいっぱいあったし、暗くても視聴率が高いドラマはありました。

前回の月9「君が心をくれたから」も「暗い」という理由でバッサリやられていましたが、もう少しいろいろな表現を考えようよ、もうちょっと具体的に述べようよ、と思っています。

確かにこのドラマはラブコメではないけれど、昔つきあっていた恋人が事故にあい、自分のことを忘れてしまったという設定は、明るくはないけれど、「今までこんな暗い話見たことない」というほど暗くもない。

だから、「暗い」という理由が低視聴率に即つながるわけでもありません。と、私は思うのです。

ドラマ「366日」の低視聴率の理由

それでも、やっぱり視聴率っていうのは嫌でも数字として挙がってくるので、その理由を考えてみます。

脚本がちょっとお粗末

私はテレビ業界の人間ではないので、的外れなことを書いているかもしれませんがご容赦ください。ドラマを見ていて思うんですが、「この場面のこの会話、無駄じゃない?」「この会話、あまり重要ではないのに間が空きすぎる」と思う場面がたびたびあります。

もう少し会話というか、話す言葉ひとつひとつを工夫したらよいのではないかと思ってしまうのです。あまりにも普通の会話で、なんというか、会話がつまらないのです。

面白いドラマっていうのは、必ず「心に響く言葉」「忘れられない会話」というのが存在します。名セリフ、とでもいうのでしょうか。このドラマはそれが無い。

役者が下手なのでは?という意見もあるけれど

いやいや、セリフを言う役者が大根だからじゃない?という意見もあるようですが、うーん、そうでもないと思います。若い役者さんが多いのですが、皆さん個性派ぞろいで、それぞれのキャラも立っていて、印象は良いです。

ただ、まだまだセリフが下手だな、という人もいるにはいますが、それはまあ、どのドラマも一人か二人はいるものです。視聴者のほうもそのへんは分かっていて、逆に、そういう役者さんがどんどんうまくなっていくのを見るのも楽しみのひとつなんですよね。

ストーリーにメリハリがない

韓国ドラマがなぜあんなに面白いのかというと、一話の中でも山あり谷ありで、全然飽きさせないんですよね。でも、日本のドラマは一話につき山場が1個というのが大半なのでは?特にラブストーリーはそうですね。

今回の366日も、ストーリーに高低差があまりないですね。暗さも、単調だからいけないのです。明るい場面があってこそ、暗さが目立ち、ストーリーに引き込まれていくのです。

このドラマは終始波長が低空飛行です。どんよりとした雰囲気です。だからでしょうか、毎回高校のみんなでワイワイやるシーンがありますが、どうも盛り上がりに欠けます。設定がワンパターンなので、ハプニングすら目新しくは感じません。

やっぱりね、視聴者は自分の予想を裏切ってほしいものなんです。「おー、そうきたか!」ってね。だから、私たちも見ながらドキドキはらはらしたり、思いっきり笑ったり、驚いたり、泣いたりすのです。メリハリがないと、こちらの感情も低空飛行です。

もうちょっとね、一話一話でメリハリをつけたほうがいいと思います。

広瀬アリスの表情にもうちょっと工夫がほしい

広瀬アリスさんは、べつに演技が下手ってわけではないんです。「知ってるワイフ」なんか、ストーリーがよかったせいか、最高に面白かったですよね。まあ、あれは韓国ドラマのリメイクなので、元が面白いというのもあります。でも、大倉君との掛け合いも見ていてすごく楽しかったし、広瀬アリスの明るさがよく出ていました。

NHKの大河ドラマ「どうする家康」に出たときも、特にヘタだとは感じませんでした。あの外国人顔で歴史ものは大丈夫かなと少し心配していましたが、見事、ストーリーに溶け込んでいました。途中から出演したのに見事です。

ひとつ欠点を言えば、広瀬アリスの美人顔ゆだと思うのですが、表情の見せ方がいまひとつです。美人というのはなかなか表情のバリエーションが無いものです。

思えば、吉永小百合も松阪慶子も美人ゆえに「大根」と呼ばれていました。美人の宿命なのかもしれませんが、自分の顔をどこかで捨てて思いっきり表情を作ってもよいのではないでしょうか。

広瀬アリスは、このドラマではだいたいこの顔です。

この顔か、笑っている顔か、どちらかと言っても過言ではないでしょう。

もうちょっと鏡を見て表情の研究をしてもいいんじゃないかな、と思います。見ていても、主人公明日香のことが大好きになれないので、なんでだろうと思っていたのですが、「いつみても同じ表情」「あまり自分を出さない」「当たり障りのない性格」だからだと思うに至りました。

広瀬アリスのせいだけではないですが、見る者としては、主人公のこと大好きで、応援したい気持ちにならないと、ドラマに没頭できません。

遥斗(はると)が無表情なのは仕方がないから

このドラマは、恋人同士が主人公なんですよね。だから、広瀬アリスの恋人悠斗(はると)の役も重要です。

ですが、彼は記憶を無くしているので、どうしたって明るくはなれない。ドラマの最初から最後まで「うつろな表情」をせざるを得ないんです。役者さんは眞栄田郷敦さんで、演技派として知られています。彼は無表情という表情を作っているので、仕方がありません。

現に、高校生の時はめちゃくちゃリーダー各で明るい役で、「こういう子っていたよね!」と思わせてくれます。

なので、ドラマの脚本は彼の無表情に引きずられないような切り口が必要なんです。

眞栄田郷敦は、うまい役者さんだと思います。自分の気持ちを抑えながらも、悲しみやくやしさ、そして職場でのほんの少しの嬉しさなど、こちらに伝わってくるように表現しています。

高校の仲間が昔話に花を咲かせているとき、ほんの少し笑顔を浮かべながら、うなずき、思い出したふりをする様は泣けてくるほどです。そういう彼を見て、心からエールを送っています。

彼の記憶が完全に戻らなければ、元の彼にはならない。それがこちらにもわかっているので、ドラマとしては他の部分で高低差を出さなければなりません。

今はスピードの世の中。みんな、動画配信サイトでドラマや映画を1.25倍や1.4倍などで普通に見る時代です。そんな中、366日のドラマはきちんと見てもらわなければならないじゃないですか。

ドラマの中の会話も、ゆっくりした会話、重い会話、テンポの良い会話が必要です。もちろん、ドラマの中で会話は単調ではないはずですが、間延びした会話が多いように感じます。「間(ま)」ですね。間は大事です。落語でも、同時通訳ですら、一流は「間」を大事にします。

間は難しい。間を取りすぎてもすぐに「つまらない」と思われますし、逆に間を取らない会話ばかりだと「よくわからない」と言われます。

ドラマ作りは大変だと思いますが、366日は低視聴率が売り物ではありません。みんな、Tverで見たり、自分ちで録画したのを好きな時間に見ています。私もTverで見ています。ドラマをリアルタイムで見るのは、日曜劇場ぐらいですかね。

というわけで、がんばれ!366日。応援しているよ!このブログが制作者の誰かに届きますように。字ばっかりですみませんでした。

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