【柚木さんちの四兄弟。】第23話:あらすじ・「桜」役は誰?

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ダメダメなお父さん(リキ)でも、和歌ちゃんを成長させることができた。ていうか、どんな時でも落ち込まないでポジティブでいられるって、すごいこと。そんなふうに思わせてくれるのが、リキの不思議な魅力。

今回は、天原桜ちゃんがまた登場します。完璧な彼女にも、どうやら悩みがあるようです。

ところで、天原桜役を演じているのは、星乃あんなちゃんです。

星乃あんなちゃんのインスタグラムはこちらです。私もフォローしています!

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目次

桜の話

以前出てきた桜ちゃんを覚えていますか?生徒会長で頭も良く、スポーツ万能の女の子。今日は桜の話です。

人気者はつらいよ

学校で超人気者の天原桜。どこでも「桜さん!」とあいさつされ、女の子のファンも多いようだ。ファッション誌の読者モデルをやっているのも憧れのひとつだ。

だが、人気があると、妬む人が多いのも事実。現に桜のことを妬み、やっかみの対象にしている女子3人組がいる。

筆者の意見

美人で頭もよくてスポーツも万能、人気者で生徒会長で読モもやってるとなったら、やっかみはあるだろうな~

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桜へ告げ口

3人組が桜の悪口を言っているのを知った、桜ファン二人組の女の子、みかげと百香(ももか)。生徒会室で仕事をしている桜を見つけ、ファンの彼女たちが桜に「あの子たち、桜の悪口を言っているよ」と言う。それを聞いてしまった尊。

桜は自分の悪口を言われていることを知り、困惑し、逆に傷ついてしまう。桜は、実は同級生が苦手だったのだ。ファン二人組はいつも「一緒に帰ろう」「何か手伝うことない?」と聞いてくるが、桜はいつも断っていた。

さらに、悪口を言っている3人組に、ファンの二人が桜の代わりに警告しておこうかと言うが、「余計なことしないで!」と口に出してしまった。

憧れの桜に、強い口調で言われてしまったファン二人組は、桜が自分たちを邪魔もの扱いしていると思い、桜との間もギクシャクしてしまった。

人との距離感

人と人との距離感って、難しいものです。桜ちゃんもずっとそれで悩んでいました。

桜の悩み

柚木家の4兄弟、霧島家の宇多、そして尊の親友二階堂も、桜のことを知って心配している。

桜が一人、公園で悩んでいる。そこへ二階堂と尊が来た。桜は、少しずつ自分の話を始めた。

小さい頃から、人よりも物事が早くできてしまった桜。そのために、最初は良いのだが、親しくなるにつれてお互いのテンポが合わず、相手が離れていってしまう。同い年の友達とは、そういう理由でうまくいかないのが、桜の悩みだった。

だから、桜はなるべく人との距離を保ち、あまり親しくならないようにしてきた。それが、彼女の平和な世界だったはずだった。だが、どうしていつもこうなってしまうんだろう。

尊と二階堂の名セリフ

「みかげと百香は、よかれと思って悪口を言った人に言い返してくれてるのに…私、ダメだよね。」

二階堂は言った。「別に、ダメとは思わないですよ。桜先輩は、今までの自分の経験から、友達と距離を詰めないことを選択しただけですから。」

尊が続ける「それは、自分が傷つきたくないからですよね。いいじゃないですか、自分を守って何が悪いんですか。」

「それはそうだけど、でも、人から自分がどう思われてるか、気にならない?」と桜。

「気にはなりますけど、それで自分が我慢はしませんね。」

二階堂は、何もかも持っている桜なら、物事の考え方や解釈も特別なものを持っているのかと思っていたが、それが誤解だったことを知った。

「桜先輩って、意外と普通の人なんですね。」

桜はちょっと驚き、「普通?普通って言われたの私初めてなんだけど、でもちょっと嬉しいかも」と笑顔になった。

「桜先輩は、みんなと同じでいたいんですよね。」

それを聞いて、ハッとした表情になった桜。何かが彼女の中でパチンと音を立てた。

そこへドタドタと走ってやってきた、湊と宇多、椿(桜の妹)。「ジュース買ってきたぞ!」

椿が、桜にジュースを手渡した。「これ、お姉ちゃん好きだよね、どうぞ」

「ありがとう」と桜は受け取った。心の中で思った。「やっぱり私は、誰かのそばにいることを、あきらめたくないんだ。」

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次の日学校で

翌日、登校した桜。「本当の友達を作ること、もうずっとあきらめてた。でも…まだ間に合うかな?」

百香とみかげを見かけた桜は、二人に走り寄った。「この前はごめんなさい、私の個人的な問題で、二人に嫌な思いさせちゃって。」

桜はこれまで自分が思っていたこと、経験してきたこと、友達が最後は離れていってしまったこと、だから友達と距離を置くように心がけていたことなどを話した。

「でも、二人とはどうしても友達になりたくて。私と、友達になってください」桜は頭を下げた。

百香とみかげは、桜から邪魔扱いされていると誤解していたことを知り、自分たちの心がゆるやかに溶けていく感覚になった。

「桜は確かに、人並み以上のところがいっぱいあって、でも、凡人の私たちにはよくわからないから、これから桜のこと、何でも話してほしい。違う人間だからこそ、話そうよ。そしたら、少しは違う世界のことも、想像できる気がする。」

桜も人との距離感が分からなくてつらかったが、自分たちが遠ざけられていた百香とみかげも辛かったのだ。

「これからは、たくさん私の話聞いて。」

それから3人は、仲良く下校の途につきましたとさ。めでたしめでたし!

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柚木さんちの四兄弟。第23話:感想

今日のテーマは2つ。一つ目は、人との距離感。これはもう、一生つきまとう問題かもしれない。近すぎても、壊れるのが早い。そして、壊れたときの喪失感や裏切られた感が半端ない。

人はそれを繰り返して、次第に適度な距離を置くようになる。それが、良い場合もあるし、逆に、なんだかバリアーを張っているようで、人から疎んじられることもある。

今は、心が傷つきやすい人が多いから、距離感は人により、様々だと思う。傷つきたくないから、人と関わらない。でも、人は一人では生きられないから、どうしても親しくなりたいときもある。

人生終わりに近づくにつれて、少しずつ分かってくる感じかな。

本日のテーマ2つ目は、「持てる人間の悩み」。

私は、大谷翔平を見るといつも思うことがある。この人はなんでもできるけど、そういう人の持つ悩みも尋常ではないだろう、と。

私のような特に大したことのない人間は、持っている悩みも大したことなくて(いや、自分からしたら大したことなんだが)、もっと痩せたいとか(その割に食べてる)、もっとお金がほしいとか(その割にコンビニスイーツとか買って散財してる)、小さな悩み(とも言えないような)ばかりだ。

でも、大谷翔平レベルの悩みって、レベルが違うだろうなーと思う。

桜ちゃんのように何でもできる人って、大変でしょうね。出る杭は打たれると言いますから。桜ちゃんのように、素直な心で人にごめんなさい、と言える人もなかなか少ない。結局は、彼女の人柄にひかれて友達が信頼してついてくる、ということでしょうね。

筆者の意見

私も遅まきながら、桜ちゃんのような美しい心の持ち主になろうと思いました

もっと早く気づけばよかったのにね

本日のベストショット【公式】「柚木さんちの四兄弟。」NHK夜ドラのインスタグラムより

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