「海のはじまり」海のランドセル:青色の意味とは?ドラマの展開を左右する!

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「海のはじまり」では、何回も海ちゃんのランドセルが出てきます。ランドセルに意味があるのでしょうか?いえ、実はあの「色」に意味があるのです。ここでは色について、徹底解説していきます。

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目次

ランドセルの青

海ちゃんは、お母さんにランドセルを買ってもらいました。濃いブルーです。女の子だったら、ピンクとか、水色を選ぶと思いきや、とても美しい青です。

水希の前で、海がランドセルを開けたり閉めたりするシーンもありましたし、南雲家に夏が来たとき、海が「ランドセル、見る?」と、大得意で夏に見せるシーンもあります。

海は、実はピンクではなくて、青が好きなんですね。青は、ドラマを通じて出てくる「キーカラー」とも言えます。

なぜ海は青が好きなのか?その理由は…

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水希が青が好きだった

水希が青が好きだったから、というのが、海が青いランドセルを選んだ理由になります。

思えば、このドラマの冒頭から、青一色でした。

砂浜を水希と海が歩いています。背景は、もちろん青。海の青です。そして、水希が来ているカーディガンも、きれいなブルーが組み込まれています。

さらに、水希と海の部屋にも、青がキーカラーとして出てきています。

青いイルカ、青いベッドカバー、青い写真(壁に飾ってある)、そして、水希の持っているボールペンも青。本の背表紙まで青。

ブルーを見ると、海はママを思い出すのです。ママが近くにいるような気がするから。

絵を描くときはいつも青の洋服

葬儀のとき、海は絵を描いていました。自分とママの絵です。この絵でも、二人は青い服を着ています。

おばあちゃんの家に住むようになっても、やっぱりママと海の絵を描き、このように青い洋服でした。

小さい海には、ママと自分との共通項がたくさんあるわけではありません。だからこそ、青は海の心の中の、ママと思い出す大事な色なのです。

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何かを感じ取った夏と、感じ取れない弥生

夏は、初めて海にランドセルを見せてもらったとき、「これ、水希が選んだの?」と聞きました。海は「海に選ばせてくれた」と答えます。

夏はその時、何かを感じたようでした。水希が青が好きだったこと、そして、海に選ばせることの大切さ。「水希らしいなあ」と思ったことでしょう。

夏と海の何気ない会話から、二人の思い出「水希」の姿が呼び起されていきます。だから、二人は水希の話をするし、できるのです。

その部分は、弥生には理解できない部分です。弥生は水希のことも知りませんし、夏と水希の子である海のことも理解することはできません。

それは当たりまえのことなんですが、夏と海がつながった一本の線がどんどん太くなっていくのを、弥生は感じているのです。

海の青:まとめ

ストーリー全体に、「青」という共通項が流れているのを分かっていただけましたでしょうか。色は、単なる「色」ではありません。

色を通して、人の記憶、嬉しさ、悲しさ、いとおしさなど、様々な感情が呼び起されます。

これから、青はストーリーを左右するキーカラーになっていくことでしょう。どんな展開になるのでしょうか。

私たちとしては、海、夏、弥生、みんなの幸せを願いたいものです。水希もそれを許してくれると思います。

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