ドラマ「燕は戻ってこない」は女性の不妊、貧困、差別など、タブーすれすれの路線で視聴者の話題を集めています。回が進むにつれ、悠子（内田有紀）の親友「寺尾りりこ」の話題でネットが盛り上がっていることをご存じでしょうか。
この記事では、奔放なりりこという女性、そして彼女を演じる中村優子さんに迫っていきます。
「燕は戻ってこない」の「りりこ」とはどういう女性？
ここで、ドラマに出てくる「りりこ」とはどういう女性か、一度振り返ってみましょう。
寺尾りりこは現代の春画作家
寺尾りりこ（中村優子）は現代の春画作家。かなり独創的な春画を描き、個展も開いています。イラストレーターの悠子とは旧知の仲です。
春画を描きながらも、自分はそういった行為に興味もないし、男性を好きにもならない。自らをマイノリティーと認めており、そんな生き方に誇りと自信を持っています。
りりこの春画はなかなか刺激的ですが、悠子は高く評価しています。ドラマでは様々な春画が第3話で披露されています。どの絵も個性的で、女性のファンも多いようです。
奔放な性格のりりこ
ドラマで見るりりこに、視聴者はとまどいを覚える人も多いのではないでしょうか。
りりこは、自分の心にも身体にも忠実に生きることを第一に考えています。りりこの場合、男性を好きになることもなく、自分の身体を提供するつもりもない。春画も淡々と描いている。
飲み屋で大きな声で性について語り、周りの客からひんしゅくを買っても平気。なかなかいないタイプの女性なのです。性格が悠子とあまりにも違うゆえに、二人は仲が良いのでしょうか。
リキに興味を示すりりこ
さて、第6話では、リキが「お腹の子供のお父さんが誰だか分からない」ことを悠子に打ち明けますが、なんとそこにリキが同席します。
リキが怒るかと思いきや、「あんた、面白い、いいね！」となぜか意気投合してしまいます。しまいには「あんた、私のアシスタントにならない？」とリキをスカウトする始末。
この思いがけない展開に、悠子ならずとも私たち視聴者までもあっけにとられることになります。物語の展開としては、もうメチャクチャです。
この後どうなるのか、まったく予想がつかない状況になりました。
りりこを演じる中村優子という女性はどんな人なのか？
そんな奔放な女性を演じる中村優子さんは、どんな人なのでしょうか？とても興味がありますよね！
中村優子さんのプロフィール
出身地：福井県
生年月日：1975年1月7日
身長:166cm / 靴:24cm
中村優子さんの活動（ほんの一部です）
2001年公開、映画『火垂』でブエノスアイレス映画祭主演女優賞を受賞。
2006年公開、映画『ストロベリーショートケイクス』でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。
最近の活動：
福井テレビ開局55周年ドキュメンタリー 『罪の壁～危険運転致死傷罪の23年～』のナレーションを担当
NHKドラマ10「燕は戻ってこない」に出演
カンテレ 月10ドラマ「春になったら」第6・10話に出演
映画『箱男』に出演
映画『違国日記』に出演
あの感動的なNISSAYのＣＭの女性も中村優子さんです
「お母さんは病気しないと思ってた」と、娘がお母さんの退院を祝うシーン。
NISSAYの「抱き合う？」のコマーシャルはほとんどの方が何回も見たことがあるのではないでしょうか。
あの有名なCMに出ているのも中村優子さんです。
このCMやその他のドラマの予告などはこちらから見ることができます
中村優子さんの演技に対する姿勢と考え方
役者さんがその役になりきるために、職業やスポーツ、楽器などを学ぶことはよく聞きますが、中村優子さんの場合も徹底しています。
「火垂」でストリッパーを演じたときは、本当にストリッパーの方にダンスを指導してもらい、実際に舞台にも立ったとか。そこまでして、身も心もストリッパーになることが演技に必要だと考えているのですね。
中村優子さんの夫やお子さんは？
中村優子さんは、2006年、写真家の橋本慎太郎と結婚し、2012年8月26日、女児を出産されました。お母さんになられて、さらに演技に磨きがかかったのではないでしょうか。
燕は戻ってこないでは、かなり物議をかもしているりりこですが、この先中村優子さんはどう演じてくれるのでしょう。私たちを良い意味でいろいろ裏切って、ドキっとさせてほしいものです。
燕は戻ってこない：りりこを演じる中村ゆうこさん まとめ
- 中村優子はNHKドラマ「燕は戻ってこない」で寺尾りりこ役を演じている
- 寺尾りりこは現代の春画作家であり奔放な性格を持つキャラクター
- 中村優子は福井県出身で、1975年1月7日生まれ
- 中村優子は映画『火垂』でブエノスアイレス映画祭主演女優賞を受賞
- 中村優子は写真家の橋本慎太郎と結婚し、2012年に女児を出産