【SHOGUN】で細川ガラシャを演じたアンナ・サワイはハーフ?経歴は?

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『SHOGUN(将軍)』は、17世紀の日本を舞台にした歴史ドラマで、アメリカの作家ジェームズ・クラベルによる同名のベストセラー小説を原作としています。この物語は、江戸時代初期の日本に漂着したイギリス人航海士と、その後の日本での生活を描いたものです。

このドラマで視聴者の心をつかんだのが、戸田鞠子(細川ガラシャがモデル)を演じた「アンナ・サワイ」さんです。この記事では、アンナ・サワイさんについて深く解説していきます。

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目次

戸田鞠子(細川ガラシャ)とはどんな人物か

細川ガラシャがモデルの、ヒロイン鞠子(まりこ)。キリシタンで、英語が堪能。ミステリアスな存在として、物語のカギを握ります。

アンナ・サワイ(Anna Sawai)さんは、日本出身の女優、歌手で、国際的にも活躍している才能あるアーティストです。彼女は日本とニュージーランドのハーフで、特に映画やドラマでの活躍を通じてその名を広めました。アンナ・サワイさんのキャリアや背景について、いくつかのポイントを挙げてご紹介します。

細川ガラシャの意義と影響

細川ガラシャは、戦国時代の日本において、数少ないキリスト教徒の女性として非常に特異な存在でした。彼女の生涯は、信仰と忠誠心、そして激動の時代の中での女性の生き方を象徴しています。また、彼女の最期は、関ヶ原の戦い前夜の緊張した状況を反映しており、細川家やその周辺の政治状況にも影響を与えました。

彼女は後世においても「忠義の妻」や「信仰を貫いた女性」として称えられ、特にキリシタン文化における重要な人物として記憶されています。

ドラマ『SHOGUN』での細川ガラシャ

アンナ・サワイさんが演じる細川ガラシャは、そうした歴史上の人物を元に、戦国時代の複雑な政治や宗教の背景の中で強い意志を持ち、自らの信仰や運命に立ち向かう姿が描かれています。彼女のキャラクターは、当時の日本の女性としては珍しく、深い信念と強い心を持った女性として描かれており、ドラマの中でも重要な役割を果たしています。

女優アンナ・サワイさんはどんな人?

「こんなにたくさんの方に観ていただいて、すごいびっくりです」と話すアンナさん。

アンナ・サワイさんは1992年6月11日にニュージーランドで生まれましたが、幼少期に日本に移住し、主に日本で育ちました。彼女は英語と日本語の両方を話すことができ、これが国際的な作品に出演する際に大きな強みとなっています。

アメリカの雑誌で表紙を飾る

アメリカの有名雑誌「THE Hollywood Reporter」に、今期最も注目される女優の一人として、アンナ・サワイは雑誌の表紙を飾りました。

筆者の意見

SHOGUNには全く関係ないですけど、左上のニコール・キッドマンの顔、最近どんどん怖くなってると思いませんか?何か顔にやらかしちゃってるんでしょうか。もともと美人なんだから、あまりいじらないほうがいいような気もするんですが…余計なお世話ですね。

女優としてのキャリア

アンナ・サワイさんは、幼少期からパフォーマンスに興味を持ち、10歳の頃には、ディズニー映画『ムーラン』のニュージーランド版舞台で主演を務めました。この経験を皮切りに、彼女は演技の道に進むことを決意しました。

近年、彼女はハリウッドや国際的な作品でも注目を集めています。特に、2021年の映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で重要な役柄を演じたことで、国際的な認知度が大幅に高まりました。この映画で彼女はエリーというキャラクターを演じ、アクションシーンや演技力が評価されました。

アジア系女性に対する偏見

アンナ・サワイさんは5年前からハリウッドで活動されています。時に欧米で見られるアジア系への偏見と闘いながら、キャリアを積んできました。

「やっぱり、アジア人と言ったら、『アクション映画に入れたいね』とか『ちょっとセクシーな感じに女性は見えるよね』とか『なんでもハイハイ言うよね』っていう、いろんなアジア人のアクターが結構つらい思いをしてきているので、そこを辛抱強く頑張ったからこそ、今こうやって道が開けてきていると思う。

やっぱり、ステレオタイプのものを演じてしまうとその情報が広まってしまうので、そこは慎重に、違うことは違うと伝えたり、そういう役を選ばないっていうのは心掛けています」

ハリウッドの作品なら、依頼が来たら喜んでなんでも受けるのではなく、自分が納得できる作品を選ぶっていう姿勢のアンナさん。自分の意見をしっかり持ち、そのように生きていくのは並々ならぬエネルギーが必要でしょう。

日本では女性に対する偏見と闘った

アンナさんは、欧米のみならず、生まれ育った日本でも女性に対する偏見と闘ってきました。女性は意見を言ってはいけない、いつも「はい」と従わなければいけないと言われてきた。それが、アメリカでは「あなたはどう思う?」と聞かれ、「私が意見を言っていいの?」と驚いたと語っています。

『SHOGUN』での主演女優賞受賞

『SHOGUN』では、アンナ・サワイさんがヒロインの役を演じ、彼女の繊細で力強い演技が高く評価されました。エミー賞で主演女優賞を受賞したのは、日本出身の女優として非常に大きな快挙です。彼女は、異文化や価値観が交錯する複雑な時代背景の中で、女性としての強さや葛藤を見事に表現し、ドラマの成功に大きく貢献しました。

街に飾られるSHOGUNの宣伝画像

歌手としての活動

アンナ・サワイさんは、女優だけでなく歌手としても活動しています。かつて、彼女は日本のガールズグループ「FAKY」のメンバーとしてデビューし、歌唱力とダンスのパフォーマンスで人気を博しました。FAKYは、日本だけでなく国際的にも活動しており、彼女がその中で築いた経験は現在の多方面での活躍にもつながっています。

今後の活躍を期待

アンナ・サワイさんは、これからも日本だけでなく、ハリウッドやその他の国際的な映画・ドラマで活躍が期待されている女優です。彼女は多文化的なバックグラウンドを持ち、英語と日本語を使いこなすことで、幅広い役柄に挑戦できる強みを持っています。

海外、特に欧米で日本人がキャリアを築くのは、人種に対する偏見、そしてアンナさんの場合は女性に対する偏見と闘いながら、自分の芯をしっかり持ち、ぶれない心で活動してきたことと思います。辛く、厳しい経験の連続だったと思いますが、女性として心から敬意を表します。

アンナ・サワイさんは、日本を代表する国際派女優として、これからの活躍がますます期待される存在です。

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