りくりゅうペアはなぜこれほど人気なのか?ミラノ・コルティナ五輪

当ページのリンクには広告が含まれています。
スポンサーリンク

あっという間に終わってしまったミラノ・コルティナ冬季オリンピック。冬季は夏季五輪(というのかな?)よりも短く、話題性も乏しい。

そんな中でもひときわ話題を集めたのがフィギュアスケートペアのりくりゅうだ。五輪は閉会しても、テレビをつければどこもりくりゅう。

まさにりくりゅうフィーバーだ。確かに金メダルは取ったが、他にも金をとった日本選手はいる。なぜりくりゅうだけがこれほど人気なのだろうか?

目次

大逆転劇のりくりゅうペア

今回の五輪まで、「りくりゅう」の名前をきちんと知らなかった。

三浦璃来(24)、木原龍一(33)の二人だった。調べて分かった、ごめんなさい。

そもそもこれまで日本は、フィギュアは強かったが女子も男子もシングルだけ。ペアはほぼ話題にもならず、一時期は中国一色で、日本人はペアはダメなんだなあ、というおぼろげな感覚しか持っていなかった。

高橋大輔が引退してからまたペアで復活したが、あれはアイスダンス?そのへんの違いもよく分からないが、大方の日本人はよほどのフィギュアオタクでない限り、私と似たり寄ったりだろう。

ところがこのりくりゅうペアはとんでもなかった。

ショートプログラムでリフトのミスをしたばかりに、メダル候補だったのにいきなり5位スタート。これが逆に話題を呼んだ。

「大丈夫?」

「練習でもしたことのないミスらしいけど」

この「練習でもしたことのないミス」という言葉が日本人の胸に突き刺さる。

やはりオリンピックに魔物はいたのか。

失敗すると「オリンピックの魔物」が出てくるのが面白い。

すんなり3位スタートとかだったら、「予想通りですね」と解説されて、すんなり行ったのだろうが、そうはいかなかった。

これが後々のブームを呼ぶことになろうとは。塞翁が馬とはこのことである。

まさかの世界史上最高得点

ショートで5位か。だとしたら、うまくいっても銅メダルぐらいはもらえるかな。ほかの選手が失敗して、りくりゅうが失敗しなければの話だが。

そんなふうに思っていた。みんな思っていた、普通の日本人は。いや、スケート関係者でも同じように思っていたはず。

それが、りくりゅうはやってのけた。

一切のミスなく、それどころか誰も見たことのないような美しいスケートを見せてくれて、世界最高得点をたたき出し、そのまま金メダルを獲得した。

誰もが大好きな「大逆転劇」だ。

スケートファンでなくとも、彼らの演技を見るとなぜか泣けてくる。これが真の感動か。

私も、特にフィギュアファンでもないのに、なぜか彼らの演技が終わったときに涙でかすんでテレビがよく見えなかった。

真の感動は万人に働きかけるものなのだ。

演技直後、解説者は「宇宙一です」と叫んでいたが、宇宙人がフィギュアスケートをしてもこれほど美しくないのは容易に想像できる。

すぐに泣く木原

フリーを終えたりくりゅうペア

木原(男のほう)はすぐに泣く。とても感動的な男だ。

ミスをして悔しいと言って泣く。フリーを終えて感極まって無く。金メダルを取って嬉しさのあまり泣く。

そのたびに三浦に慰められたり、頭をなでられたりする。

それがすべてリアルタイムで日本人の目に飛び込んでくる。テレビの編集も無しだ。

感情をあらわにする木原。そこに私たちも感動する。

三浦は木原より9歳年下だが、結局は何歳年下だろうが、女のほうがこうなると精神的に上だし、どっしりと落ち着いている。

この「女が男を励まし、慰める」構図がどこでも同じなんだなと思わせて、また私たちをあらたに感動させるのだ。

りくりゅうはつきあっている?結婚する?

この人たちが夫婦になったらうまくいくのではないか、つきあっているのか、結婚するのかなどと、巷ではその話題で持ちきりだ。

こんなにハグしあっていて、一緒にカナダで生活しているのに、つきあっていないとしたらそれはなぜなのだろう。逆に不思議なほどだ。

男女間の「信頼関係あり、恋愛感情なし」は成立するのだろうね。

木原がテレビで「この後はアメリカ大陸の横断の旅に出たい」と言っていたのは驚いた。普通なら「少し休んで今後を考えます」などというのだが、この男はどこまでエネルギーをためているのだろうか。

その旅かどうかは分からないが、木原が三浦を旅行に誘ったら、三浦はあっけなく断ったそうだ。

まったく三浦はサバサバしていてよい。木原がんばれ。(その気があるなら)

このように、意味もなく二人を応援する日本人がワラワラと現れたのも面白い現状だ。余計なお世話だと言いたいが、恋愛ドラマでも「この二人に現実でもつきあってほしい」と勝手なことを言う人が多いよね。

りくりゅうペア、ギャラがすごいことに

フィギュアスケートだけでは生きていけないので(まだプロではないから)、たまにアイスショーに呼ばれてギャラをもらっている。それも今回初めて知ったのだが。

りくりゅうペアの場合、1回につきギャラはこれまで30万から40万だったそうだが、今回金メダルを取ったことにより、いきなり100万から150万にアップするそうだ。なんと素晴らしい。

お金の問題は尽きない。特にスポーツ選手の場合、遠征費や大会費用などでとんでもなくお金がかかる。お金が足りなくてやむなく辞める選手も大勢いるのだ。

同じフィギュアスケートの高橋大輔などは、シングルマザーである母親が働きながら高橋のスケートを支え続けた。職場でも「大輔基金」なるものがあり、箱かボトルにみんなでお金を貯めていたそうだ。なんと素晴らしい職場。

りくりゅうペアはギャラのアップだけでなく、好感度も高いのでCMにも引っ張りだこだろう。これから私たちもテレビでりくりゅうの顔をたくさん見ることになる。ちょっと楽しみだな。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次