【おむすび】神戸市職員役は新納慎也(にいろしんや) ブラックペアン2にも登場

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第4週に突入した朝ドラ【おむすび】は、糸島の生活と、神戸の思い出を行ったり来たりする展開になっている。

糸島でのちぐはぐな思いや、なぜか心を閉ざしているような結、せっかく帰って来たのに結とのわだかまりが消えないアユ。彼らの思いの糸口が、神戸のシーンと共に見え隠れしている。

どうやら神戸に出てくる面々は、相当キャラが濃いので今から楽しみだ。その中でも、一番にキャラが濃いと思われるのが「神戸市職員」の役、新納慎也である。

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神戸市職員 若林建夫(わかばやし たてお)が新納慎也

米田家が神戸にいたころ、聖人は床屋を営んでいた。なかなか盛況で、さくら商店街にもなじんでいた。常連さんが多くいたが、いつも来ていたのが神戸市職員の若林建夫(わかばやし たてお)だ。演じるのが新納慎也(にいろ しんや)。

下の写真、一番左が若林だ。さくら商店街で「アーケード」を作ろうと話し合っており、その代表を聖人に務めてほしいとお願いしているところだ。

若林は神戸市職員なので、話がまとまりすれば何とかすると聖人を説得している。

今のところ、問題は「アーケードの設置に反対する人を説得する」ことだが、この後阪神淡路大震災という悲劇が襲うことになる。そうなると、市の職員である若林が活躍することになるだろう。

昨年に引き続き朝ドラ出演となり大変うれしく思っています。しかし、昨年とは「真逆」と言ってよいような役柄になりそうです。 神戸出身者として、阪神・淡路大震災も描く作品ということに、古傷がヒリヒリするような感覚を覚えました。それは「傷」でもあり、もしかしたら「誇り」でもある気がします。この感情をなんとか芝居に反映させつつ、地震大国である日本が歩んで来たように、力強く前向きになれるようなパワーある作品が出来上がればと思っています。

新納慎也コメント
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日曜劇場「ブラックペアン2」ではテキサス大の安田教授として出演

維新大の菅井教授(段田安則)に言われてテキサス大から駆け付けた安田教授。さっそうと会場に乗り込んで、天城(二宮和也)の発表を妨害する気満々だったが、逆に自分の論文の稚拙さを追求され、とっとと会場から逃げ出した。あまりの退場の速さにあっけにとられたが、この場の雰囲気を飲み込んだのが、演者の新納慎也だ。

新納は舞台やミュージカルを得意としているので、これまではテレビ出演が多いとも言えなかった。NHKにはたびたび出ているが、NHKを全く見ない層も多いので、今回のブラックペアン2で初めて新納を知った人も多い。

その人たちは「何この人?」とキャラの濃さに驚いたに違いない。ブラックペアン2は錚々たる俳優がそろっているが、彼らに負けない「ただ者ではないオーラ」を漂わせていた。

朝ドラ「ブギウギ」で演出家・松永を演じたのも新納さん

2023年の朝ドラ「ブギウギ」。言わずと知れた「ブギの女王」笠置シヅ子がモデルの、笑いと涙のドラマ。お茶の間ももちろん笑って泣いて、大反響のうちに幕を閉じたドラマだった。

そんな中、新納慎也は演出家・松永大星として大活躍する。スズ子たちを視察に来た「梅丸楽劇団(UGD)」の演出家・松永は、世界漫遊旅行から帰国したばかり。日本語と英語が入り混じったおかしな言葉で、スズ子たちの歌と踊りを褒めちぎる姿が強烈だった。新納はここでも「自分の世界」で私たち視聴者を虜にしてしまった。

もう、松永が新納なのか、新納が松永なのかよく分からなくなっていたほどだ。それくらい、新納は適役だと言えよう。別に、新納を最初から意識して脚本を書いたわけではないそうだが、新納は見事に松永を演じきっていたということだ。

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022)阿野全成(あの ぜんじょう)役

阿野全成(あの ぜんじょう)は「悪禅師」と言われるほどアクの強いキャラクターだが、新納が阿野全成を演じると、なぜか憎めないのが面白い。

「鎌倉殿の13人」は、鎌倉時代の陰謀や裏切りが毎回のように描かれて、「え?また今日も死ぬの?この大事な人が?」と、見る者をハラハラさせ、悲しませていた。阿野全成は実衣(宮澤エマ)と夫婦になるが、この二人がドラマの中の「癒し」的な役割を果たしてくれたのが唯一ホッとする時間だった。

阿野全成を演じたのも、新納慎也。面白くて、ちょっとドジで、でも壮絶な人生を生きた阿野全成のファンは多かった。ネタバレになるから書かないが、最後のシーンはこちらも胸をえぐられるような気持ちで見守った。つくづく、鎌倉時代は残酷な時代だったのだと考えさせられた。

鎌倉の陰謀や裏切りが描かれる現場はやはりピリピリとした空気が漂っているのですが、全成と実衣のシーンになるとスタッフさんたちもふっと肩の力が抜けるようなところがありました。2人のやりとりがコメディーのようでカメラマンが笑いをこらえながら撮影していたり、僕自身、大河ドラマではなく『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』を撮影しているのかなと思ったほど(笑)。

新納慎也のコメント

私自身は鎌倉市在住なのですが、毎年夏になると海の家で楽しんでいるあのあたりが、壮絶な戦の舞台だと知ると、なんとも言えない気持ちになりました。海だけでなく、いつも歩いている「和田塚」は和田一族が滅亡した場所、「比企谷(ひきがやつ)幼稚園」は比企一族の滅亡した場所、梶原は梶原殿が住んでいた場所、いろいろ壮絶な場面が展開されていたのだと思うと、アホみたいに海の家でビールを飲んでいる自分が申し訳なくなりました。

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