万博の国際的なイベントでちょっとした“構文騒動”が発生しました。
舞台は、太平洋の小さな国「ナウル共和国」。
公式SNSの日本語担当者による“ある投稿”が原因で謹慎処分になってしまったのですが、それが思わぬ形で注目を集めています。
「不祥事」と聞くと何か深刻なトラブルのように思えますが…その内容を知った人々からは「むしろ面白い」「なんで処分?」といった声も。
いったい何が起きたのでしょうか?
そもそもナウル共和国ってどんな国?

展示物の説明が“まさかの構文”に?

そんなナウル共和国の万博ブースで紹介された展示物。
その中でちょっとした注目を集めたのがこちら。(写真では左下の白いボードに書かれています)
展示名: 伝統的なバッグ
解説文: 伝統的なバッグ
…え?同じじゃない?
そう思った方も多いようで、SNSでは「これはもしかして…あの構文では?」とざわつきました。

そもそも、これバッグなの?カゴのような気がする…



ナウルの人たちは、これを普段から持ち歩いているのかしら?
さらに、こちらの人形にも構文が使われています。




展示物名: 伝統衣装
ナウル共和国万博の展示物
説明文: 伝統的な衣装。
小泉構文とは?


“あの構文”というのが、日本の国会議員・小泉進次郎さんの発言スタイルに由来する、通称「小泉構文」または「進次郎構文」です。
特徴は、一見当たり前のことを繰り返したり、同じ意味の言葉を言い換えたりする独特の言い回し。
例えば——
「今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っています」
「毎日でも食べたいということは毎日でも食べているというわけではない」
「反省していると言いながら反省している色が見えない。そう言ったご指摘に対しても私自身の問題だと反省している」
…といった具合です。SNS上では、ネタとして親しまれており、モノマネやパロディも多数投稿されています。
そして問題の投稿がこちら
そんな“構文ミス?”に対して、ナウル共和国のX(旧Twitter)公式アカウントの日本語担当者が投稿したのがこちら:
「万博の展示物の説明が全部、外交上の問題で詳しい氏名は申し上げられませんが神奈川のほうの国会議員の先生構文みたいになっとるやんか。」
ナウル共和国万博X担当者
ここでいう「神奈川のほうの国会議員の先生」とは、恐らく小泉進次郎さんのこと。
この発言が“問題視”され、担当者はなんと 3日間の謹慎処分 に。
日本の反応は「むしろ好感度アップ」
ところが、日本のSNSユーザーの多くは、この一連の流れにむしろ親しみを感じている様子。
- 「何故注意をするのですか?」
- 「謹慎処分は行き過ぎだと思います」
- 「3時間(長めの昼休み)で十分ですよ」
- 「日本人も小泉構文をネタにしてるので問題なし!」
といった声が寄せられ、むしろ“ナウル担当者、わかってるな!”という空気に。
ナウル共和国公式も、「日本政府からの正式な抗議はありません」「10名ほどのユーザーからの苦言だけです」とコメントしており、ちょっとした“お騒がせ”で済んでいるようです。
ナウル語だけの投稿も、それはそれで話題に


ネットを探索してナウル語がないか調べたのですが、今のところナウル語はこちらの投稿に書かれていました。


なお、担当者が謹慎中の3日間はわkり「ナウル語だけの投稿」になるとのこと。
これもまた、SNS上では「それはそれでレア」「勉強になるかも」と好意的に受け取られています。
すでに祭り状態
ナウル共和国の面白投稿に続き、すでにXでは「ナウル小泉構文祭り」が繰り広げられています。






外交問題になると騒いでいるX民もおられますが、この件は大らかに考えたいものですね。
まとめ:構文ミスから親しみキャラへ?
展示の説明が“そのまま”すぎたことに始まり、思わぬ方向で話題になったナウル共和国。
たしかに外交的には慎重さが求められる場面ですが、日本のネット民の多くは「こういうユーモア、大好き!」と受け止めています。
謝罪や処分もきちんと行われた上で、話題としてはむしろプラスになったのではないでしょうか?
小国ナウルのSNS担当者、今後の投稿にも注目です!