2025年6月、名古屋市内の公立小学校に勤務する男性教諭が、勤務先の児童に対する不適切な行為で逮捕されました。
教育現場で起きたこの重大な事件は、全国の保護者や教育関係者に大きな衝撃と不安を与えています。
本記事では、事件の概要と社会的な影響、そして私たちが考えるべき再発防止策について、冷静かつ客観的に解説します。
教え子を狙う信じられない暴挙:森山勇二教諭とは?



氏名・年齢:森山勇二(もりやま ゆうじ)、42歳
勤務校・役職:名古屋市立小坂小学校の「主幹教諭」(校長・教頭に次ぐナンバー3)

逮捕容疑
女子児童のシャツやショートパンツ内を学校備品のデジカメで盗撮
盗撮画像・動画を、教員約10名が参加する秘匿性アプリグループで共有
グループの実体
- “いいね”で互いを称賛し合う異常な文化が常態化
- 水藤翔太(34歳・別事件で3月逮捕)らも同じグループに所属
何が問題なのか?

- 教員という“教育の信頼”を踏みにじる行為
本来自ら守るべき子どもたちの信頼を裏切る行為であり、公共の場で絶対に許されるものではありません。 - 共犯グループで更に悪質化
個人の性的逸脱ではなく、教員同士で共有し合い、拍車をかける構造的犯罪。
発覚の経緯

今年3月:水藤翔太教諭が体液付着など別件で逮捕・起訴される
スマホ解析で森山教諭ら組織的な盗撮グループの痕跡を発見
6月24日:森山教諭ら2名(横浜の小瀬村史也容疑者37歳含む)逮捕
犯罪としてどの程度重い?


適用された罪は「性的姿態撮影等処罰法違反」。刑罰は 最大3年以下の懲役または罰金。グループでの常習性・悪質性を考慮すれば、実刑も十分あり得ます。
他方、水藤教諭の体液混入事件は器物損壊罪等で起訴されており、今後の判決次第ではより重い社会的制裁を受ける可能性があります。
ネット上の反響
ニュース掲示板やSNSでは、保護者・市民の怒りと不安が爆発:
「あり得ない。教師というか一般人としてもしてはいけない」
「隠しカメラは本当に入っていないのか?」
さらに、専門家からは「児童と二人きりにさせない対策の徹底」を求める声も上がっています。
学校・校長の対応
6月26日・27日に緊急の保護者説明会を開催
「映像の完全回収・削除」「隠しカメラの有無徹底調査」「子どもの心のケア」に関する説明も行われるも、保護者の不安は消えていません。
現場では「他にも同じグループに参加していた教員がいるのでは?」という疑心暗鬼が広がっています。