ドジャース・大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告がまもなく刑務所に収監されるとの報道が入ってきました。
収監先は米国のターミナル・アイランド連邦矯正施設とのことです。
いったいどんな刑務所なのでしょうか?中でギャンブルができるのか、いつ頃釈放になるのかなど、解説していきます。
水原一平が入った刑務所はどこ?

ターミナル・アイランド連邦矯正施設(FCI Terminal Island)は、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のターミナル・アイランドに位置する低警備の連邦刑務所で、1938年に設立されました。

1938年に設立されたの?かなり古いわね。もう90年近く経つわよ!



エアコンが無いって最悪…
この施設は、ロサンゼルス港内の人工島であるターミナル・アイランドにあり、主に低リスクの受刑者が収容されています。
この刑務所は老朽化が進み、エアコンがない劣悪な環境で、セキュリティレベルは低めで、人種ごとにボスが存在するとの噂も。ですが、模範的な行動で刑期短縮も可能とされています。
どんな囚人たちが入っているのか
この刑務所に収容されているのは「低リスクの囚人」とされています。
- 暴力性が低い(殺人や暴行、強盗などの暴力犯罪を犯していない)
- 再犯リスクが低い(社会復帰後に再び犯罪を犯す可能性が統計的・行動的に低い)
- 刑務所内での規律違反が少ない(落ち着いた態度で服役しており、問題行動がない)
- 社会的に安定した背景を持つ(家族や就業先があり、出所後のサポート体制が整っている)」
この刑務所には主に男性の受刑者が収容されており、暴力性の低い犯罪者や高齢の受刑者も多いのが特徴です。
水原一平の刑務所はセキュリティレベルが低め
アメリカの刑務所のセキュリティレベルは、5段階に分かれています。
1.Minimum Security(最小セキュリティ):フェンスが無いか、あっても低い。監視も緩め。
2.Low Security(低セキュリティ):フェンスあり。監視はあるが中程度。居住はドミトリー型(居住タイプ)
水原一平氏が入るのは、この「セキュリティレベル2」の刑務所です。日本の刑務所と比べると、かなり自由なタイプですね。
3.Medium Security(中セキュリティ):高めのフェンス、電子的監視、より厳重な移動制限。居住はセル(独房)型。より重い犯罪歴を持つ受刑者や、逃走リスクがやや高いとされる人が入ります。監視も厳しい。
4.High Security(高セキュリティ):鉄格子、高いフェンス、複数の監視塔、電子監視など。暴力犯罪、組織犯罪、脱獄歴のある受刑者など高リスクな人物。
5.Administrative Security(特別管理):医療施設、収容前の留置所、超厳重な管理が必要な施設。極端な暴力傾向、精神疾患、国家的重大犯罪者などが入る。
水原一平が入るのは、監視が比較的緩く、居住型の刑務所です。日本の刑務所とは大違いですね。
ですが、監視が緩いというのは、悪い面もあります。中でギャンブルができてしまうからです。
刑務所内でギャンブルができるのか


多くの刑務所では以下のような「非公式な賭け」が行われているという報告があります。
人気のある「刑務所内ギャンブル」の例
- トランプ(自作 or スクラップ用紙で)
- スポーツ賭博(NFL、NBA、MLBなどをテレビで見て賭ける)←水原一平がやっていたやつですね
- ドミノ、チェス、将棋も賭け対象に
- 「スープ賭け」や「ラーメン通貨」:現金が使えないため、インスタントラーメン、缶詰、スナックなどを通貨代わりに使用
- ファンタジーリーグ的な遊び(本物のスポーツ選手で妄想チームを作って賭ける)
借金を返せなかった場合、暴力沙汰になることもあります。
新入りを無理やりギャンブルに引きずり込む事態も報告されています。
負けが込んだ囚人が自傷・自殺を図る事件も実際に発生しています。



なんだか怖いわね。水原一平は大丈夫かしら?



同性愛者もいるでしょうしね。そういう意味でも、一平氏が心配だわ。無事に出てこられるのかしら?
水原一平はいつ頃釈放されるか


水原一平の判決:4年9か月(=57か月)
アメリカには、日本のような「仮釈放」の仕組みはありません。
アメリカには独自の減刑の仕組みがあります。
模範的な行動を取ったり、リハビリプログラムに参加したりすると、減刑期間が加算される仕組みです。
ただし、その場合でも半年から1年は自宅監禁(24時間GPSで監視、自由はなし、行動も制限)になります。



たとえ24時間監視されていたとしても、刑務所より自分の家に戻ったほうが1000倍いいわよね!奥さんはどうしてるのかしら?
水原一平の入る刑務所と釈放予想:まとめ
水原一平氏がいよいよターミナル・アイランド連邦矯正施設に収監されることになりました。
- 水原一平の入る刑務所は、暴力性のない囚人や高齢者が多い。
- 刑務所は比較的自由で監視も緩い。なので、逆にギャンブルをする囚人が多い。
- 刑務所内のギャンブルの負けが続くと、自殺する人もいる。
- 水原一平の態度次第では、刑期が短くなる可能性もある。