【地面師たち】ナレーションに山田孝之を抜擢した理由とは?NHKでも語り手を

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2024年7月25日、Netflixで配信がスタートされると同時に熱狂的ファンが次々と生まれたドラマ「地面師たち」。

綾野剛、豊川悦治、ピエール瀧、北村一輝、小池栄子、リリーフランキー、染谷将太といった超豪華キャストも話題になりましたが、ナレーションを山田孝之さんが担当していたことは、ドラマのエンドロールで初めて知って驚いた人も多いのではないでしょうか?(私もその一人です)

この記事では、「ナレーター」としての山田孝之さんを深掘りしていきます。

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目次

大根監督がナレーションに山田孝之を指名

ドラマ「地面師たち」の冒頭は、コラージュ画像のようなキャストの顔、石野卓球(電気グルーヴ)の生み出した「ツ・チャ・ツ・チャ」という心地よく緊張感のあるパーカッションとともに、「地面師とは…」と山田孝之のテキパキとしたナレーションから始まります。

もうその瞬間から、私たち視聴者はドラマに引きずり込まれていきます。

「地面師たち」エンドロール

「地面師たち」の監督、大根仁さんへのインタビューで、このように語っておられます。

—ナレーションを山田孝之さんが担当されていて驚きましたが、あえて声で山田さんを起用したのはなぜでしょうか?

大根:彼の出演作品に対するリスペクトはもともとありますし、以前ご一緒したこともある。あとはNHKでナレーションをされていましたけど、プロのナレーターとは違う味があるし、そのうえで格段に上手いし、説得力があるし……、ナレーションで作品の質をあそこまで上げられる人はなかなかいないと思っていて、いつかお願いしたいと思っていたんです。綾野くんとも親しい間柄ですしね。あと、なんと言っても僕のなかで山田孝之は「ミスターNetflix」なんですよ(笑)。

筆者の意見

ミスターNetflixとは、「全裸監督」のことと解釈してよろしいでしょうか

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NHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」でも語りを担当

NHKでは、1995年に放送を開始した「映像の世紀」の新シリーズが始まりました。このシリーズでは、蝶の羽ばたきのような小さな個々の行動が、どのように連鎖し、世界を動かしていくのかを描いています。世界各国から集められた貴重なアーカイブ映像をもとに、人類の歴史に秘められた壮大なバタフライエフェクトの世界をお届けします。

新シリーズの第1集からナレーションを務めているのが山田孝之。山田さんは、「第6集を撮り終えた後に、第1集の一部を撮り直したのですが、その前後もつぶやくように話していて、ほとんど聞こえなかったです。だいぶ成長させていただきました。本当は全部取り直したいくらいです」と、当時を振り返りながら少し照れた様子で語っていました。

実際に放送が始まってからは、山田孝之さんの名前と重厚な語りが結びつかないほどで、視聴者からも好評を得ています。

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山田孝之は声優としても好評

山田孝之は、声優としても人気を博しています。

NHK「ダーウィンが来た!」のマヌルネコ

世界中の動物たちの生態を独自の視点で紹介するNHKの自然番組「ダーウィンが来た!」では、次週の動物を紹介する『マヌ~ルのゆうべ』というアニメコーナーを展開しています。 このアニメのメインキャラクターの声を担当しているのは、俳優・山田孝之さん、声優・水瀬いのりさんです。

山田さん演じるマヌルネコのマヌ子ママは、『スナック マヌ~ル』のママ。

NHKって最近、よくこういうふざけたことやりますよね。NHKらしさから脱皮しようとしているのでしょうか。

NHK TVアニメ「夜廻り猫」

深谷かほる先生の漫画を原作としたTVアニメ『夜廻り猫』が、2023年3月14日よりNHK総合にて放送されました。

「泣く子はいねが~」と夜の街で呼びかけながら、 心で泣く者のもとへとやってくる“夜廻り猫”の遠藤平蔵。 涙を流した人とともに泣き、笑い、励まし、ときに逆に励まされながら、夜廻り猫は歩き続ける――。

という話ですが、なかなか泣ける話です。

この「夜回り猫」の遠藤平蔵の声を担当するのが、山田孝之。

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まさにマルチタレントの山田孝之

筆者は、恥ずかしながら、テレビでナレーションを担当しているのは、すべてその局のアナウンサーだと思っていました。

数年前ですか、テレ朝の報道ステーションを見ていたとき、通りかかった息子が「あ、この人〇〇さんだ」とつぶやきました。

どういうこと?と聞きましたら、ナレーションが有名な声優さんだと言われ、たいそう驚きました。息子に言わせると、ニュース番組などで、声優がナレーションをするのは珍しくないよ、とのこと。

それ以来、私は何か番組を見るたびに、「ナレーション」「語り」の部分に注目するようになりました。

NHKのバタフライエフェクトは、NHKが総力をあげて作りこんでいる、長期にわたるドキュメンタリーです。
NHKはドキュメンタリーを作らせたらピカ一なので、バタフライエフェクトものめり込むほど面白い番組に毎回仕上がっています。

そこに「山田孝之」の名前を見つけたときは、大変驚きました。さらに、ナレーションを聞いて感動しました。ナレーションだけであそこまで視聴者の心をくぎ付けにできる人も少ないでしょう。

ナレーションは難しい仕事だと思います。感情を入れすぎてもいけないし、淡々と、ですが、内容はしっかり理解しないと視聴者に伝わらないものです。

観察力、理解力、そして日本語の語彙が豊富でないと、ナレーションという仕事は務まらないでしょう。

山田孝之のナレーションは、彼の人間としての奥深さを感じ取ることができ、仕事に対する真摯な姿勢に尊敬の念を覚えます。

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