文春砲の「フジテレビ問題」がとどまるところを知りません。今回の文春砲では、フジテレビの接待を受けていた井澤健の名前も取りざたされました。
この記事では、井澤健について、さらに彼が社長を務めている「イザワオフィス」について、徹底リサーチしています。
井澤健とは何者?
井澤健はもともと渡辺プロダクション(ナベプロ)の社員でしたが、1979年に当時人気絶頂だった「ドリフターズ」を引き連れて独立し、イザワオフィスを設立しました。
いわば、「のれん分け」のような形でナベプロから円満に独立し、イザワオフィスを立ち上げたことになります。
以前からナベプロの吉田正樹会長は、フジテレビで多くの番組を企画・演出・プロデュースしていました。
イザワオフィスは渡辺プロダクショングループの一員となり、ナベプロ同様フジテレビと太いパイプを築くことになりました。
イザワオフィスに所属するタレントは誰?
イザワオフィスは、ほぼ「ドリフターズのためのオフィス」と言ってもよいほど、メインの仕事はドリフターズで占められています。
ナベプロとの関係で専属タレントはそれほど多くありませんが、いしだあゆみ、小泉孝太郎らが所属しています。
「次の回も一生懸命頑張ります!ごきげんよう」(By #いかりや長介)
— らくはく (@rakuhaku1853) November 22, 2024
幼少の頃、「#ドリフ大爆笑」を観ていて、#フジテレビ の番組なのに、「企画制作・ #イザワオフィス」であることが不思議だった。 イザワオフィスって何の会社だろうと思っていた。 https://t.co/Bcj9OQ6WHL pic.twitter.com/VoECDZzkv3
イザワオフィスは、「ドリフ大爆笑」などフジテレビ系列で放送されるバラエティ番組(主にドリフターズ)を制作していました。
現在は加藤茶と高木ブーの二人になってしまいましたが、ドリフターズの番組の著作権はイザワオフィスが握っています。
井澤健とフジテレビの関係は?
イザワオフィスでは、一部を除きほぼすべての番組をフジテレビで制作しています。
特に、ドリフターズやバカ殿(志村けん)の番組は超人気の稼ぎ頭ですから、フジテレビとイザワオフィスは切っても切れない関係と言えましょう。
下の写真は、井澤健会長と、フジテレビ社長の港浩一氏が仲良く会食しているところです。ナベプロの社長(田辺昭知)、バーニングプロダクションの社長(周防郁雄・すほういくお)も一緒ですね。
この4人から、なんだか読み取れることがあると思うのは私だけでしょうか。ちなみに、周防氏はつい最近社長を引退しましたね。
今回のフジテレビ問題からうまく逃げ切ったということでしょうか。(考えすぎだといいのですが)
フジテレビ、ナベプロ、イザワオフィス、バーニングプロダクション、この4社はお互いに「WIN WIN」の関係ですね。
昭和の悪しき慣習から抜け出せないがゆえに、令和の常識からかけ離れてしまった4人衆とも言えましょう。情けない話ですが、お気の毒な4人です。
でも、この「気の毒な4人衆」の餌食になった女性がいたとしたら…なんともおぞましい話です。この話はこのへんで。文春さんにお任せしようと思います。