東京都の永福町駅前に「みんなのクリニック」というクリニックがあります。
ある日、その名称が「イチャイチャクリニック」に変更になったということで、ネットではちょっとした騒ぎになっています。
いったいどういうことで、何があったのでしょうか?解説していきます。
イチャイチャクリニックとは

夫が50歳、妻が26歳、年の差24歳差のカップルが結婚。ここまでは「おめでとう」という感じですが、
夫がクリニック経営、妻が看護師ということで、この二人の診察室でのイチャイチャぶりがメディアでも放映され、話題になりすぎた結果、
なんとGoogleMapsで見ると、「みんなのクリニック」だったはずなのに「イチャイチャクリニック」に変更されています!


どちらも確かに「永福町駅前イチャイチャクリニック」となっています。
イチャイチャぶりが有名に
年の差24歳カップルは、妻のほうが旦那さんを溺愛しているそうです。

abemaでも放映されるほど、イチャイチャぶりが有名だったようですね。

それにしても、いったいなぜ勝手に「イチャイチャクリニック」に名称変更されてしまったのでしょうか?
名称変更の理由
いくらネットメディアやSNSでイチャイチャぶりを公開していたとしても、Googleが勝手にクリニックの名称を変更するはずはありません。

え?そうなの?誰でもできちゃうなら、怖いよね
自分の会社やクリニックなど、事業所名を勝手に変更されないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?
勝手に名称を変更されない方法
もしもあなたが何かのビジネスオーナーなら、Googleマップに自分の店や会社が載っているはずです。(小さなネットショップですら載っています)
自分の事業の情報を管理するために、Googleビジネスプロフィールの「オーナー確認」を完了しておきましょう。



そうすれば、誰かのいたずらを防ぐことができるのね!
勝手に変更された場合は
もしGoogleマップ上でビジネスの名称が勝手に変更されてしまった場合、以下の手順で対応できます。
- Googleビジネスプロフィールにアクセスし、オーナー確認を行う
- 正しいビジネス情報を再度入力し、保存する
- 定期的にビジネス情報を確認し、第三者による不正な変更がないか監視する
オーナー確認をしていない事業者さんは、すごく多いんです。
Googleマップは便利な一方で、「ユーザーによる編集機能」があるため、誰でもビジネス名やカテゴリを提案・変更申請できるんですよね。
これが善意ならいいんですが、今回のように「ネタ」や「炎上案件」として広まると、いたずらや悪ノリで名称が変更されるケースが実際にあります。
特に話題性のあるカップルのエピソードや、SNSで拡散された情報がきっかけになって「ネタ化」→「Googleマップに反映されてしまう」流れは、最近もたまに見かけます。
今回はそのケースに当てはまる可能性が大ですね。
ちなみにこういった変更は:
複数人が同じ変更を提案すると、信頼性が高いと判断され反映されやすくなる。
Google側のAIのチェックを通過すると公開されてしまう。
今回のイチャイチャクリニックの場合、多くの人がSNSで拡散されて、それを受けてGoogleマップに反映されてしまったのかもしれません。
ラーメン屋とよ二郎も名称変更?
以前、低評価を受けた客を脅迫したとしてSNSで炎上した、ラーメン店「とよ二郎」も、Googleや口コミサイトで名称変更が見られました。


さらに、Googleマップで消されていることもありました。


時間の経過とともに状況が変わるようですが、いずれにしても、事業者は「オーナー確認」は必須ですね。