10日、東京都町田市の法政大学で、女子大学生が学生をハンマーで襲い、8人がけがをしました。
容疑者の女性は「ユ・ジュヒョン容疑者」。韓国人の留学生ということです。
いったい事件の背景には何があったのか、ユ・ジュヒョンという女性はどういう人物なのか、深掘りします。
容疑者の女性はどういう人?
容疑者の女性は、法政大学の「社会学部」に通う自称韓国籍で、東京 八王子市に住むユ・ジュヒョン容疑者。現在22歳、大学2年生です。
どんな事件だった?
10日午後4時前、法政大学の多摩キャンパスで、社会学の授業を受けていた学生たちがいきなりハンマーで殴られ、8人が打撲などのけがをしました。
当時は授業中で教室には約100人の学生がいました。
事件の経緯をは以下のようになります。
10日午後3時半からの「日本経済論」の講義中。
教室には約100人の学生がいた。
言葉はなく、うなるような感じで、ハンマーで次々と殴りかかる。
悲鳴もなく、学生たちは何が起きたのか分からなかった。
「やばい」というまわりの声で、ようやく事件に気づいた学生たち。
パニックになり、あわてて教室から逃げ出す。
容疑者の手からハンマーが抜け、暴行が止まった。
職員二人が駆け付け取り押さえた。
ユ容疑者は抵抗することなく、教室に残っていた教員と廊下へ出ました。
容疑者は「こんにちは、私は何もしていません」と口にしながら、駆け付けた警備員らに取り押さえられました。
下の動画は、その時に学生が撮影したものと思われます。
女子大生が「仲間に無視された」と教室でハンマーを振り回し8人が怪我、逮捕の女は韓国籍と聞いてさもありなん。野蛮な外国人は直ちに日本から出て行ってほしい
— あーぁ (@sxzBST) January 10, 2025
法政大学ハンマー振り回し女は韓国籍で社会学部の2年生…19~22歳の男女8人が襲われケガ「無視され鬱憤」 pic.twitter.com/OlOXWIWP3w
事件直後とみられる教室内では、衣服を頭からかぶって逃げようとする人が見えます。
目撃者の証言:
「授業中にいきなりです。急にハンマーを振り回す感じだったと思います」
「やばいやばいって言いながら逃げてる感じでした」
被害者が座っていたとみられる座席付近には、血痕が残されていました。
けがをした8人のうち6人は頭にけがをしていて、いずれも後頭部や側頭部を殴られ、出血していました。(男5人、女3人)
現場の教室にかけつけた男性職員2人が容疑者を取り押さえ、警察官に引き渡したということです。
どんなハンマーで殴ったの?
下の画像は、事件時、教室にいた学生が撮影した、凶器とみられるハンマーの写真です。
片手で持てる長さ30センチほどのサイズで、一見どこの家庭にもあるトンカチのように見えますね。
警視庁は大学生が入手した経緯などを調べています。
事件をおこしたのはなぜ?
捜査関係者によりますと、容疑者は「いじめを受けていて我慢できなくなった。大学にあったハンマーで殴った」などと供述しているということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
具体的には、「日頃からいじめを受け、軽く見られていた。同じ教室にいる学生たちを殴るしか、解決方法がないと思った」とのことですが、グループとは何を指すのか今のところ不明です。
殴られた8人のうち、容疑者の知人は2人。彼ら容疑者と同じ授業を受け、自己紹介をしたことはありましたが、残りの学生の一部は、「面識がない」と警視庁に説明しているそうです。
女子大学生はどんな人なの?
複数の学生の証言によりますとと、ユ容疑者は数カ月前にも学生を突然たたいたり、暴言を吐いたりすることがあったそうです。
事件後のインタビューで、ある大学生は、「やっぱこの子だ」と話しています。大学内では一部でトラブルメーカーとして有名だったのかもしれません。
このような事件が起こると、「韓国人に対するヘイト」が持ち上がるのではないかと心配です。
いずれにせよ、なぜこのような悲惨な事件が起きてしまったのか、警察による真相の究明が待たれます。