2025年3月27日、日枝久氏がついにフジメディアHDの代表を退任することが明らかになりました。
現在、日枝氏は入院中だと報道されていますが、「本当に入院しているの?」と疑惑の声も多く上がっているのが実情です。
この記事では、日枝氏の入院疑惑について、さらに過去の大物たちの「入院疑惑」について解説していきます。
日枝久の入院は嘘?

フジメディアHDを退任した日枝久氏。「退任が遅すぎる」との世間の声もよそに、現在入院中ということで、取締役会も欠席していました。
本来ならば、退任理由を記者会見で明らかにするべきですが、どこまでも「入院」を理由に世間から遠ざかっています。
このため、「記者会見から逃げるために入院しているのか?」「本当に入院しているのか?」と疑う声が多くなっているのも確かです。
実際に転倒したかどうかは定かではありませんが、逃げ隠れするために入院していると思われても仕方のないほど、タイミングの良い入院であるとささやかれています。
日本の大物たちの「仮病入院」あれこれ

日本では大物政治家や企業トップが不祥事や疑惑で追及される際、タイミングよく(あるいは不自然なほど絶妙なタイミングで)「体調不良」を理由に入院するケースがたびたび見られます。
これは一部で「入院芸」「仮病入院」などと揶揄されています。
疑惑から逃れるための時間稼ぎや、世論の沈静化を狙ったものとしか考えられないからですね。

日枝さんだけではなかったのね



嘘かホントか証拠がつかめないからね
以下に、そのように報じられたり、世間でそのように受け止められた例をいくつか挙げます。(あくまでも噂であり、真偽のほどは不明です)
小渕優子 元経済産業相(2014年)
自身の関連政治団体が不適切な会計処理を行っていた。
そのまま辞任。
入院を「逃げ」と捉える声が多かった。
猪瀬直樹 元東京都知事(2013年)
都議会で連日追及を受けた。
最終的に辞任。
入院理由に納得する人は誰もいなかった。
鈴木宗男 元衆院議員(2002年)
国会でも追及されていました。
その後逮捕・起訴。
確かに時間をむやみに費やしただけでした。
桝添要一 元東京都知事(2016年)
マスコミからも鋭い追及をされていました。
「入院はしないのか」と逆に話題になりました。
堀江貴文(ホリエモン)氏 – ライブドア事件(2006年)
時代の風雲児ホリエモンのライブドア事件で、日本は連日大変な報道合戦でした。
直後、ライブドアの取締役(宮内氏など複数)が相次いで「体調不良」で入院。
堀江氏本人は入院せず、逆に記者の前に姿を現し続けて話題になった。
西室泰三 氏(元東芝会長) – 東芝の不正会計問題(2015年)
7年間で約2,000億円規模
会長職から退任。
メディアや世論からバッシングを受け、東芝の評価もガタ落ち。
なぜ「入院」が選ばれるのか?
このように見てみると、あらためて「疑惑や追及を逃れるために偽装入院した」と取られてもおかしくないですね。
では、なぜ大物たちは入院を好むのでしょうか?
- 報道・捜査の対応から一時的に逃れられる
- 証券取引所や投資家への説明責任を回避できる
- 会見や株主総会などのプレッシャーを避けられる
- 「責任逃れ」として批判されにくい
メディアや警察から追及されたとしても、「入院している」と言えば、体調悪化は「仕方がない」として理解されやすいですからね。
日枝さんも、車椅子でもなんでもいいから、出てきて堂々と記者会見してほしいですね。このまま逃げるように去っていくのは「ずるい」としか言いようがありません。
40年間もトップとして君臨し続けてきた日枝久氏。「終わりの美学」として、後任に人生の退路を美しく見せてあげてほしいものです。