ブラックペアンでは、毎回あっと驚くようなゲストが出演します。第2話でもサプライズゲストが登場しましたよ。そのうちの一人がテキサス大の安島教授でした。
テキサス大からきた「とんでもない人柄」の安島教授と、演じた新納慎也さんについて深堀していきます。
クラッシャーの安島
天城が公開手術をするので、大勢の医者が集まっています。とんでもなく大きな舞台には、ガラス張りの手術室が設けられ、そこで渡海が手術をするのです。
私が患者なら、こんな見世物みたいな手術は絶対されたくないな
公開手術にはプレゼンターという役割の人間がいて、手術の大画面を見ながらいろいろ解説するものです。
そのプレゼンターに高階(たかしな)教授(小泉孝太郎)が選ばれたのですが、なんと不意打ちの形でもう一人現れたのが、「クラッシャーの安島」と異名のある、テキサス大の外科医・安島です。
高階は以前、アメリカの学会で論文を発表したとき、MCの安島にこっぴどく恥をかかされた苦い思い出があるので、今回安島が突如現れたことに、おおいに憤慨し、さらに狼狽しています。
手術にイチャモンをつける安島
手術が始まり、さっそくプレゼンターの高階が解説を始めようとしたそのとき、割り込んできたのがクラッシャー安島。
手術に関してあの手この手で邪魔するかのように、口をはさんできます。もちろん、プレゼンターの声は手術室に届いています。が、天城は全く気にせず、動揺することなく執刀していきます。
それどころか、天城は執刀しながら、テキサス大の手術の成功率の低さを公表し、安島を窮地に追い込みます。
返す言葉も無くなり、自分の不備を知らしめることになってしまった安島は、あわてて会場を後にします。
この安島が現れたときは、手術が大失敗するのでは?と心配したが、それは杞憂に終わった。あっけなく勝負がつき、安島が気の毒なほどだった。
緊張感あふれる手術の場面だったが、安島のおかげでかなり笑うことができた。この場面だけは喜劇だった。それにしても、なんとアクの強い教授だろう。
クラッシャー安島は新納慎也さん!
クラッシャー安島という、濃いキャラを演じたのは新納慎也(にいろ しんや)さん。舞台俳優から入っているので、セリフの言い回しと演技は卓越したものがある。発声も素晴らしい。
舞台俳優という性格上か、表情も豊か。その表情があますところなく今回発揮されたのは言うまでもない。
これまでもドラマには数多く出演してきたが、圧倒的に舞台、ミュージカルのほうがメインの仕事といってもいいだろう。
だが、ブラックペアンで彼が登場したとたん、ネットでは驚嘆の声があがった。
これからドラマに引っ張りだこになるのではないだろうか。忙しくなりすぎて、身体を壊さないように願うのみである。
来週の
— 新納慎也(Shinya NÎRO) (@ShinyaNIRO) July 7, 2024
日曜劇場『#ブラックペアン シーズン2』第二話
に
テキサス医科大・准教授#安島恭也 役
として出演します‼️
観てね❣️
日曜劇場『ブラック・ペアン 2』
7月14日(日)21:00〜21:54@TBShttps://t.co/2MYGeQJKoH pic.twitter.com/xvXZ6xw9JT
新納慎也さんのインスタグラムはこちら。
ブラックペアン第2話:クラッシャー安島は新納慎也・まとめ
今回のサプライズゲスト、新納慎也はその場の雰囲気を全部持っていってしまいました。それくらい強烈なキャラクターで、本当に手術と同列で進行していくのか、かなり心配になりました。
だが、彼の面白キャラクターは、退場までも愉快な物にしてくれて、大手術の緊張感をほぐしてくれました。
テレビではNHK作品に多く出演し、大河ドラマ『真田丸』(豊臣秀次役)、土曜時代劇『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』(片岡源五右衛門役)、『青天を衝け』(島津斉彬役)、『鎌倉殿の13人』(阿野全成役)、正月時代劇『風雲児たち~蘭学革命篇~』(杉田玄白役)などに出演している。2023年度後期 連続テレビ小説『ブギウギ』では、「梅丸楽劇団」の演出家、松永大星を演じる。
NHKアーカイブス
ミュージカルや舞台以外では、NHKのドラマに数多く出演しています。NHKのドラマに出演する俳優さんは演技派と呼ばれる方ばかりです。さすが、舞台で鍛え上げた演技力ですね。
もうブラックペアンには出てこないのでしょうか。だとしたら、かなり寂しいです。もう一回ぐらい登壇しないかな!