香港でわいせつ罪で逮捕された上村謙信。4月に香港で審判となります。
上村くんが出演している「バトルキング(BATTLE KING!!)の上映はどうなるのでしょう?
賛否両論あるようです。この記事では、映画「バトルキング」の公開について解説していきます。
BATTLE KING!!はそのまま上映決定!

ワンエン(ONE N’ ONLY)が初めて主演を務めることで話題になった、BATTLE KING!!は、現在絶賛上映中です。
この映画は「序奏」と「終奏」に分かれており、終奏は3月14日の上映を待つだけの状態です。
今回、上村くんが香港で逮捕されたことにより、「もしかして、映画公開が中止か?」とファンの間で騒ぎになりましたが、今のところ中止はない、と正式に発表されています。
あああ

ファンの方はひとまず胸をなでおろしたのではないでしょうか。
でも、普通は出演者がトラブルを起こしたら「公開中止」が検討されてもよいはずなのに、なぜこんなにも早く「予定どおり上映」が決まったのでしょうか?
「作品に罪はない」という考え方

ドラマや映画に出演しているタレントが不祥事を起こし、上映や放映が中止になる、あるいは延期になることはよくあります。(よくあってはいけないのですが)
しかし、今回ばかりは状況が違います。
何しろ、すでに上映中だからです。悪いことに、映画は2章に分かれており、後半の公開が1週間後に迫っています。
今、公開を中止したら逆にえらいことになります。ファンは怒り狂うでしょうし、様々なところに迷惑をかけることになります。
出演者やスタッフ、協力者の努力が水の泡
今さら映画を中止したところで、何になるでしょう。映画を観たい人はたくさんいます。
「けしからん」と思う人は、観に行かなければいいだけの話です。
映画は、とんでもない数の人たちの協力がなければ完成しません。映画は人の努力の結晶です。
映画に罪はありません。ですから、私は監督の「上映は続行する」という言葉を応援します。
コストが莫大
映画には、人件費はもちろん、莫大な製作費がかかっています。
製作費のほかに、広告宣伝費、ポスター、各種関連グッズ、販促グッズなど、関連コストがすでにかかっており、誰かが支払っているのです。
それらのコストは、映画を上映することで回収しますし、上映しなければ大きな赤字になります。
どんなことをしてでも、コストは回収しなければなりません。それが経済を回すと言うことになります。
このことに、異論をはさむ余地はありません。
賠償請求しても無駄
映画の上映を中止するとなると、賠償請求の問題に発展します。
ですが、本人の上村謙信に支払い能力はありません。
すでにスターダストプロモーションを解雇されていますから、事務所が肩代わりすることも考えにくいです。
上村さんはこれまでも何回か「やらかし」をしでかしているので、事務所も我慢の限界にきていたのでしょう。
つまり、賠償請求をしても、支払われない可能性が濃厚なので、無駄になるだけということになります。

スターダストプロモーションも
あっという間に解雇したわね
監督の発言に批判が殺到しているが




諦めたら、そこで終わりです。判決が出てもいないのに犯罪者扱いですか?(瀧川監督の発言)
監督の言い分もわかりますし、監督の気持ちも痛いほど分かります。
ですが、監督を批判してもどうしようもないことです。映画は映画として、淡々と受け止めて、映画そのものを批評すればよいだけの話です。



私、この映画観たい!



予告観たけど、面白そう!
映画を観て、映画を批評しましょう。それが、正しい評価の仕方です。
一番後悔しているのは上村謙信


ですが、すべては自分のしたことなので、これから裁きを受けることになります。
香港のことなので、どれほどの罪になるのか分からないのが怖いところです。
情報もほとんど入ってきませんし、言葉もわからないのでご家族も心配なさっていることでしょう。
ファンの方は、ネットでもなんでもいいので、上村くんに声をかけてあげてください。
これが日本なら、「不起訴」あるいは「執行猶予」となり、本人が「申し訳ありませんでした」と深々とお辞儀をし、一定期間の活動自粛で済む可能性は大いにあります。
香港の司法がどのような判断を下すか、見守りましょう。
そして、ファンの方は、大いに映画館で映画を楽しみましょう。ヤンキーのバトルは友情も絡み、かなり面白いはずです。
筆者は、今回の件だけでなく、タレントの不祥事による映画やドラマの中止にはいつも心を痛めています。作品に罪はありません。映画やドラマにはたくさんの人の想いや人生が詰まっています。
私たちは視聴者として、映画やドラマを真正面から批評する。それが私たちにできる唯一のことだと思います。
この記事の画像は、瀧川監督のインスタグラムからお借りしました。あらためて感謝いたします。