このドラマは原作は、蒼井まもるの同名漫画です(講談社「別冊フレンドKC」)。「妊娠」したらどうなる?という重い現実とともに、命について考えるストーリー。主人公は高校生です。
夜11時という遅い時間帯なので過激なのかと思いきや、大変まじめに作られているドラマです。私は漫画を読んでいないので、最後までどうなるか楽しみながら、ハラハラしながら、見ていきたいと思います。
あの子の子ども:キャスト
河上福(さち)/桜田ひより:この物語の主人公。高校2年生
月島 宝/細田佳央太:福(さち)の恋人。高校2年生、陸上部で活躍している。
矢沢 望/茅島みずき:福の親友。
飯田智宏/河野純喜(JO1):福のクラスメイト
川上 幸/野村康太:福の兄。大学3年生
笹部隼人/前田旺志郎:宝と同じ陸上部。宝の良きライバル
沖田侑斗/橋本 淳:福の担任教師
足立典子/菊池亜希子
川上 慶/野間口徹:福の父親。単身赴任中
月島直実/美村里江:宝の母。職業は弁護士。
川上晴美/石田ひかり:福の母親。専業主婦
ドラマ「あの子の子ども」出演者のコメント
ドラマ「あの子の子ども」に出演するキャストたちが、役柄やドラマへの思いを語りました。
桜田さんは、ドラマの見どころについて次のようにコメントしています。
「普通の生活を送っていた二人が目を背けられない出来事に直面した時、福と宝、そして親や友人、学校関係者、それぞれの気持ちがどう変化し、ぶつかり合っていくかが見どころだと思います。福と宝が悩み、もがいて、一緒に“道”を見つけていく姿を最後まで見守ってほしいです」
続いて、桜田さんから細田さんの印象について。
「本当にすてきなところばかりで、印象は右肩上がりです。演技をしていても、私が投げたボールを正面から受けてくれて、真っすぐ返してくれるので、とても楽しくお芝居ができています」
細田さん、桜田さんからのコメントに対して、こう返しています。
「シーンによっては芝居が大変な時もありますが、桜田さんの明るさと愛嬌によって現場が温かい空気に包まれています」
最後に細田さんは、二人の思いを込めてドラマの魅力をアピールしました。
「今作は福と宝の物語かもしれませんが、親や友達など、いろいろな人の視点で見られるのも魅力です。このドラマをきっかけに、若い人たちが家族と話せるようになったらうれしい。そして、同じような悩みに直面した人に“無理しなくてもいいんだよ”という道を示してあげられるような作品になれば、と心から思っています」
キャストの深い思いと共に、ドラマ「あの子の子ども」は、視聴者に強いメッセージを届けることでしょう。
桜田ひよりは、ドラマ「明日、ママがいない」にも出演
覚えていますか?2014年に日本テレビで放映された「明日、ママがいない」。家庭にそれぞれ問題があり、児童養護施設に預けられた子供たちの物語。芦田愛菜ちゃんが主演でしたが、同室の女の子が3人いました。
ピア美という女の子役を演じたのが、桜田ひよりちゃんです。なんと、顔が今と変わっていない。あどけない顔立ちのまま大きくなったんですね。
ちなみにこのドラマ、子供たちに施設長があだ名をつけるんですが、鈍器で親から殴られたからドンキっていうあだ名をつけられたのが、鈴木梨央ちゃん。視聴者から、そのあだ名のつけ方はひどいんじゃないか、子供への配慮が足りないと、大変な非難を受け、日テレの掲示板が荒れに荒れたのを覚えています。結局、ドンキという名前はそのままで、ドラマは続行になりました。
いろいろな意味で賛否両論あったドラマでした。
この世代は名子役がそろっていましたね。ドラマを観ていて、子供たちからの迫力が伝わってくるのを感じました。
【あの子の子ども】あらすじ
どこにでもいる普通の高校生のカップルの話です。決して特別な人たちではありません。
第1話のあらすじ:幼馴染の福と宝
福は、「さち」と呼びます。お母さんが愛情をこめて名付けてくれたこの呼び方の由来について、福は暗唱するくらい何十回、何百回も聞いています。それほど仲のよい母娘。
福は小さい頃から宝と仲良し。それが小学校、中学校と続いて、高校になり、ついに男女の仲になります。
福の母親は、小さい頃からよく知っている宝を全面的に信用しています。花火大会に行くという福も、「宝君となら安心ね」と、2000円のお小遣いまであげて快く送り出します。
ですが、その日は宝の家に幸が行き、ついに初めての経験をします。それから何回目のある日、避妊に失敗したことを知った二人。あわててスマホで調べますが、結局は医療機関で診療することを推奨されます。
次の日は土曜日。宝は予選(陸上)があるので、福は一人で受診することになります。一度は受け付けまで行ったのですが、医者から親に連絡がいくことを恐れ、やっぱりやめますと病院を出ます。
思い悩みながらも、やはり受信しようと病院を訪ねると、「午後休診」の看板が。ほぼすべての病院が、土曜日は午前中のみの診療です。
時は5月はじめ。世の中はゴールデンウイークの始まりです。どの医療機関も、のきなみ「休診」の文字が並んでいます。ここで初めて事態の大変さを知った福。
「その日」から3日以内なら、医療機関に駆け込めばなんとかなると甘く考えていた福でしたが、事はそう簡単に運びませんでした。
第1話:感想
うーん、高校生っていうのは、身体はほぼ大人になってるけど、中身はまだ子供なんだよね。でも、身体のほうが勝っちゃうから、特に男子はね、我慢できないんだろうけど。こういうことはリアルに普通にあることなんだと思うけれど、やっぱり女子は大変です。自分の身体だから。男子は自分の身体を犠牲にすることなく、ただハラハラしたり、ヤバいなと思ったりするだけです。あと、親バレするのが怖いだけです。
女性は、マジでちゃんと考えたほうがいいです。好奇心だったら、嫌と言えなかったり、いろいろ理由はあるだろうけれど、後で後悔するのは自分なので。一生尾を引くもんだいなので、きれいごとと言われても、やっぱりあんまり許さないほうがいいです。
それから、親です。親バレは本当に避けたいですよね。怒られるし、申し訳ないし。でも、昔から言います。「おふくろは、もったいないが騙しよい」と。
福の母親(石田ひかり)も、完全に子供を信じています。何なら、相手の男の子宝くんのことも。だから、二人がそういう計画をしているなんて全く疑わずに、お小遣いの2000円まで渡してしまう。「はい、焼きそばと、リンゴ飴?」
とんでもない、二人は花火大会に行くと偽って、もちろん、焼きそばとリンゴ飴も買わずに、行為をするために宝の家へ行くんです。なんか、悲しくなるけど。親ってそういうもんです。
そう思った第一話でした。なんせ16歳、どうしましょう。
ネットの口コミまとめ
・ひよりちゃん可愛い!
・平成っぽいテーマだね
・14歳のなんとかってドラマを超えないと視聴率は取れないよ
・未だに彼氏いたことない私、手も繋いだことないからなんだか泣けてきた。こんな高校生活したかったー
・原作読んだことある人なら分かると思うけど、こんな高校生彼氏おらんやろって思うよね
・いいなー同級生同士って素晴らしい。私は変に生意気ぶって社会人と付き合ってたから、逆にこう言うの経験してみたかったと今になって思う