【エンジェルフライト】エピソード1:あらすじとキャスト

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海外で亡くなった日本人のご遺体を国内に送還し、あるいは日本で亡くなった外国人を母国に搬送する業務を日々行っている“国際霊柩送還士”(こくさいれいきゅうそうかんし)という知られざるスペシャリストたちの活躍を描くこのドラマ。

米倉涼子扮するシングルマザーの剛腕社長・伊沢那美の会社「エンジェルハース」には、会長役の遠藤憲一や新入社員の松本穂香を中心に、城田優、矢本悠馬、野呂佳代、徳井優など豪華キャスト陣が集結し、ひとクセある社員として臨場感たっぷりに奮闘し、時にコミカルなチームワークを見せる。

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目次

エンジェルフライト・エピソード1のキャスト

エンジェルフライト、エピソード1のキャストをご紹介します。

エンジェルハースのメンバーと家族: キャスト

伊沢那美(米倉涼子):エンジェルハースの社長
柏木史郎(遠藤憲一):エンジェルハースの会長
高木凛子(松本穂香):新入社員
柊秀介(城田優):遺体処置担当
矢野雄也(矢本悠馬):若手社員
松山みのり(野呂佳代):手続き担当
田ノ下貢(徳井優):運転手

足立幸人(向井理):那美の恋人(まだ謎に包まれている。行方不明)

伊沢航(織山尚大):那美の息子役・少年忍者/ジャニーズJr.
伊沢海(鎌田英怜奈):那美の娘役

高木塔子(草刈 民代):凛子の母親

エピソード1の特別キャスト

杉原陽平:葉山奨之(はやま しょうの)
陽平の母:麻生祐未
陽平の父:杉本哲太

フィリピンで突然の死

ドラマはいきなりフィリピンから始まる。下の写真は、スラムを上空から撮影したもの。コンテナか何かでしょうか?

追いかけた空っぽの財布

杉原陽平は全速力で追いかけていた。黒い財布をギャングに取られたのだ。なぜか大勢の若者が一斉にが走っている。最後は喧嘩になり、陽平はギャングに殴られ、息絶えた。

ご遺体の搬送を請け負った伊沢だったが…

伊沢(米倉涼子)の元へ、杉原陽平の遺体をフィリピンから搬送する依頼があった。だがその後、遺体が消えたという連絡が入り、伊沢は新入社員の高木(松本 穂香)とともにフィリピンへ向かう。

陽平の両親は先にフィリピンに到着していたが、「息子の遺体が無くなっても、もう探さないでいい。日本へ戻る」と言い出す。

陽平は家出同然で家を出たまま、フィリピンに行くとも知らせずにそのまま亡くなったのだった。

「何をやってもダメな息子。もう息子に振り回されたくない。このまま帰国する」と言いはる父親(杉本哲太)。

だが、母親(麻生祐未)は息子が小さい頃のことを思い出し、「遺体が見つかったらぜひ日本へ戻してほしい」と伊沢に申し出たのだった。

伊沢はスラム街へ向かう

次の日、伊沢と高木は日本大使館の人間に、陽平が最後で目撃されたスラムへ案内してもらった。

身の危険を感じながら恐る恐る入っていったスラム街の奥で、陽平の遺体の場所を知っている男に会った。陽平の遺体は渡さないと言われたが、伊沢は土下座して、返してほしいと懇願する。

彼は伊沢たちの気持ちを受け入れ、陽平のいる場所まで案内した。陽平は彼らの大事な仲間なので、彼らで陽平を弔おうとしてくれていたのだった。

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伊沢は陽平の遺体を日本へ搬送する

スラムの仲間から、陽平はギャングではなかったと聞かされ、空っぽの財布をギャングに取られて、取り返そうとして被害にあったことを聞く。

清められた陽平の遺体

帰国した陽平の遺体は、キズだらけで目も当てられないほどだった。そんな遺体を伊沢たちはきれいに清拭(せいしき)していく。

清められた遺体に手を合わせるスタッフたち。

帰宅した陽平を迎える両親

陽平の遺体を自宅へ運んだ伊沢は、両親に「ぜひ、ご遺体と対面されてください」と頼む。

ひどい状態の顔をフィリピンで見た父親は、見ようとしなかった。

伊沢は、陽平がギャングではなかったこと、フィリピンで仲間たちと農園をやろうとしていたこと、その農園を壊され、財布も取られて殺されてしまったことなどを語った。

母親がたまらずに陽平の顔を見ると、なんと穏やかなきれいな顔だった。伊沢たちの努力により、あれほど無残な状態の顔が、まるで眠っているようなきれいな顔に戻っていた。

陽平が握りしめていた紙切れは

陽平の最期のときに握りしめていた紙切れが、財布とともに母親に手渡された。その紙は、陽平が家を出るときに、バックパックのポケットにそっと入れておいたメモだった。

財布に入れておいたメモを取り返そうとして殺された陽平。陽平にとって、母親からの手紙は宝物だったのだと知った両親。

二人は伊沢たちに感謝の言葉を述べた。そして、息子を誇りに思うと声を絞り出しながら話したのだった。

母からの手紙を握りしめて亡くなった陽平。

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帰宅した伊沢を迎える子供たち

なんと、伊沢には子供が二人いるのだった。男の子と女の子。年は中学生くらいか。

「またソファで寝ないでよ」と娘に言われた伊沢。

その伊沢の前に現れたのは、一人の男性。向井理だ。

彼は伊沢に「今日、工場で作ったんだ。今はこれしかあげられないけど。」と言って、小さな指輪を差し出したのだった。

翌朝、ソファで一人で目覚める伊沢。

果たして向井理はどこへ?

なぞは深まるばかりだ。

エンジェルフライト:エピソード1 まとめ

エピソード1の主役は、なんといっても陽平役の葉山奨之(はやま しょうの)だ。

彼を初めて見たのは「ぼくたちがやりました」というドラマだった。その時も今回も、笑顔がかわいい、やさしい青年を演じている。

決して不幸せな人生ではないが、かといって人生のゴールをどこに設定したらよいのか分からない。そんな、若者なら誰でも背負っているだろう重圧を、彼は一心に背負ってしまっていた。

一流の建築士の父親という重圧からも逃げたかったに違いない。子供は親から無条件に愛されたいものである。

優しい彼は小さい頃に、母の日に「なんでも券」をプレゼントしていた。プレゼントしてもらいたいものは、そこになんでも書いてよいというものだ。

その券を、母親は最後に息子のバッグにそっと入れた。息子は異国の地で、その紙きれを握りしめて死んだ。

彼の死は無駄ではなかった。彼亡きあとも、フィリピンでは仲間たちが農園づくりにを続けていたのだ。

人はいつか必ず死ぬ。必ずしも長生きすればよいというわけではない。その中身がより重要なのだ。

陽平は若くして亡くなった。さぞ無念だったろう。しかし、彼の意志は立派に仲間に引き継がれた。生きる希望もないスラムの若者たちに、農園という希望を与えたのだ。

それを知った両親は、息子を誇りに思うだろう。いつまでも死んだ者を想ってくよくよしていてはならない。自分たちは前を向いて生きていかなければならない。

息子の身体はなくなってしまったが、それはただの抜け殻だ。息子の魂は永遠に両親の心の中に生き続ける。そして、こう言うだろう。

「ボクはあなたたちの子供に生まれて幸せだったよ」と。

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