【あいの里】シーズン2: 11話でヤギのさとちゃん死ぬ!飼育方法に問題が?

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35歳から60歳の中高年男女が「最後の恋愛」「最後のパートナー」を真剣に見つけるリアリティーショー。とっても面白くて、観始めたら止まらなくなるのは本当の話です。

でも、シーズン2では、ペットのマイクロヤギ、サトちゃんが死んでしまいました。恋愛リアリティショーに動物は不必要なのではないかとネットで批判の嵐です。

「あいの里」について、そしてサトちゃんが連れてこられた経緯について、この記事で徹底的に深掘りします。

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目次

「あいの里」にいきなりマイクロヤギが連れてこられた!

メスのマイクロヤギ・さとちゃん

今回問題になっているのは、「あいの里」シーズン2。実は、シーズン1でも動物が登場していましたが、それは出演者の「みな姉」さんが、自分の買っているアヒルたちを連れてきて、育てていただけのことです。

みな姉のペットなので、もちろん世話の仕方も分かっているし、アヒルたちを連れてきても大丈夫との、みな姉の確信があったので、連れてきました。結果的に、みんなもアヒルがいて癒されていましたし、辛いときや悲しいときなど、ひとりアヒルたちを見ながら考え事をしたり、悩みをアヒルたちに聞いてもらったりしていました。

だからなのでしょう、シーズン2でもスタッフが「何かペットがいたほうがいいよね」と考えたのでしょう。そうやって連れてきたのがマイクロヤギの「さとちゃん」です。

さとちゃんと言う名前は、出演者がみんなで「名前、つけようよ」と考える中、一人が「あいの里だから、さとちゃんは?」と言い、さとちゃんに決定したというわけです。

さとちゃんの頭には、白いハート模様がついていて、奇跡の子みたいです。とってもかわいいさとちゃん!

「さとちゃん」はみんなの人気者

さとちゃんは、「マイクロヤギ」というだけあって、本当に小さい。誰かのひざの上で抱っこされて、なでなでされるのが日課でした。

もともと、「マイクロ」と名の付く動物や、「ミニ」「トイ」と名の付く動物は、DNAを操作されて、無理矢理小さく作られた品種ですので、すごく弱いのです。ですから、短命ですし、病気にもかかりやすい。

動物病院へ行くと、「トイプードル」「ミニチュアダックスフンド」などの小さな動物を抱えた人たちが、待合室にいっぱい座っています。

無理矢理動物を小さくするのは、動物病院のお医者さんも歓迎していないですし、そういう小さな動物を人間のペットとして「玩具」のようにかわいがる風潮は、間違っているというお医者さんも少なくありません。

筆者の家の近くにも、「マイクロブタのカフェ」なるものができて、小さな豚さんに餌をやったりするお客さんが押し寄せていますが、やはり「身体が弱い」というのが欠点だそうです。

小さいからかわいいという気持ちもわかります。さとちゃんも、いつもみんなの人気者でした。

さとちゃんの小屋を作るのに2週間かかった

さとちゃんは、第2話であいの里にやってきました。生まれてから4か月半で、ヤギファームというヤギ飼育の専門場から連れてこられたさとちゃん。

スタッフの側でも、きちんと飼育の方法も教えてもらい、飼育管理は万全のはずだったのですが、動物の命は人間がいくらがんばっても、どうにもなるものではありません。

スタッフは言う。「体調も元気な時もあれば不調な時もありました。住民もスタッフも心配し、複数の医師に見ていただいたのですが、3月2日、容体が急変し息を引き取りました」

スタッフらも集まり、ナレーションでは「動物病院に片っ端から電話をかけるが、すぐに来られる医者はなく、連れて行くのにも時間がかかる」「さとちゃんはどんどん衰弱していく」と説明があった。  電話で医師の指示を仰ぐも、発見から1時間かからずに息を引き取った。出演者をはじめスタッフも嗚咽し、さとちゃんは故郷のヤギファームで弔われた。

Yahooニュース

番組撮影当時は、沖縄と言ってもまだ寒く、家のリフォームが未完成の時は、みなさん用意した寝袋で寒そうに寝ていました。

動物は飼育小屋が必須ですが、さとちゃんの小屋が作られたのは、7話から10話です。飼育小屋の完成まで2週間かかっているのです。

さとちゃんが来たのは2話ですから、かなり長い間外につながれていたことになります。自然の気温の変化についていくのも大変だったのでしょう。さとちゃんにとって、厳しい生育環境だったのではと想像してしまいます。

恋愛リアリティショーが見たいのに

視聴者は、大人の恋愛事情のリアルが面白いので「あいの里」を見ているのですが、いきなり亡くなってしまったさとちゃんのことを考えると、涙がこぼれて仕方がありません。

今思うのは、シーズン1でみな姉の連れてきたアヒルたちが功を奏した形になったからと言って、同じようにシーズン2でも動物を登場させるのは、考え方が安易すぎるのではないかと言うことです。

視聴者の中で、ペットを飼っている人も多いでしょう。我が家も猫を飼っています。しかも昨年一匹亡くなったので、さとちゃんが亡くなったときはその時のことを思い出して、さらに悲しい気持ちになりました。

さとちゃん、ごめんなさい、人間のわがままであなたを死なせてしまった、と心から詫びました。

ただ、救われるのは、一番さとちゃんを愛していた「たみフル」を、背中をなでながら慰めていたマキオの言葉です。「さとちゃんは、自分たちに生きることの素晴らしさを教えてくれたんだ」

本当に、前向きな言葉ですし、動物たちは見返りも求めずに、私たちにいろいろなことを教えてくれます。私も、さとたんから「ひたすら生きる」ことの素晴らしさを教えてもらいました。

ヤギさんなら、榛葉さんのヤギを見るのが癒されますよ!

ヤギを連れてきたいのなら、マイクロなんとかではなくて、普通のヤギ、それも成長した大人のヤギさんに登場してもらえばよいのです。飼うのも楽ですし、ヤギさんも命を落とすことは無いでしょう。何しろ、ヤギさんは強いですから。

亡くなってしまったさとちゃんを生き返らせることはできません。番組の制作者も、簡単に動物を登場させることはやめていただきたいと思います。

大人のヤギさんを(マイクロではなく)見て、ぜひ癒されてください。

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