相棒に成宮寛貴が復帰?今は平宮博重に改名してすでに俳優として活動中!

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国民的ドラマと言えばだれもが思い浮かべるのが「相棒」だろう。10月から放送予定の「相棒」(テレビ朝日系)の撮影が8月中旬からスタートしている。

3代目の相棒、成宮を切望するファンも多く、「今回は」「今年こそ」とネットの声も増える一方だ。

この記事では、「相棒に成宮復活」と題して解説する。

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目次

相棒10月スタート:撮影は順調

杉下右京(水谷豊・72才)と、初代相棒だった亀山薫(寺脇康文・62才)の黄金コンビが復活して、すでに3シーズン目になる。さすが初代の相棒の亀山と右京さんは、息もピッタリで見ていて安心する。撮影は順調に進んでいるそうだ。

そんななか、視聴者のかねてからの希望「成宮の復帰はいつ?」についに終止符が打たれるときがきたようだ。

水谷がずっと気にかけていたのが、成宮寛貴。なんと彼が復活を果たすというのだ。

もっとも、一度芸能界を引退した成宮は、今は平宮博重(なりみやひろしげ)(41才)と改名して、8年ぶりに俳優業を再開したのだ。この名前は成宮の本名である。本名で活動をするのは、それなりの覚悟があるのだろう。

現在、平宮は配信ドラマを撮影中。この作品を皮切りに、出演作が立て続けに予定されているそうだ。引く手あまた、というところだろう。

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平宮、復活までの道のり

ナベプロの系列事務所に所属していた成宮は、イケメン俳優として人気絶頂であった(当時35歳)。

将来のドラマ界を背負って立つ逸材とも言われていたが、2016年に突然、薬物疑惑が報じられた。しかも、ゲイ疑惑報道までされ、本人は非常に傷ついた。噂は噂にとどまったが、成宮の人気は一気にダウンした。俳優やタレントは「イメージ」で売っている。イメージダウンしたことは、大きな痛手となった。

だが、噂はあくまでも噂の段階で、すべては疑惑にとどまった。本人から事務所が聞き取りを行った結果、「薬物使用を裏付ける決定的な事実は確認できなかった」と疑惑を全否定した。

一件落着と思われたが、成宮は「これ以上、自分のプライバシーが人の悪意により世間に晒されることは耐えられない」と芸能界からの引退を発表した。

その後は、海外に移住。2017年に平宮名義でインスタグラムを開設し、アパレルのプロデュースなどを手掛けていた。

平宮がインスタグラムに自身の写真をアップすると、ファンは大興奮。「かっこいい」「全然変わってない」と絶賛の嵐だ。

平宮博重の公式インスタグラム

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平宮の復活を一番喜んでいるのは水谷

今回の復帰を感慨深く受けとめたのは、何といっても3代目相棒として「甲斐亨」と組んだ水谷だろう。

成宮が相棒から卒業する際は、水谷との不仲説がささやかれていた。実は水谷との不仲説は「常駐の噂」で、3代目の相棒成宮のみならず、初代相棒寺脇康文、二代目相棒及川光博とも、不仲説が何かと言うと出回っていたものだ。だが、それらはすべて「単なるうわさ」にとどまった。実情は「3人とも水谷とは懇意にしている」仲である。

平宮と水谷も、息はピッタリだった。 成宮は水谷に演技のアドバイスを求め、水谷も平宮を「ナリ」と呼んで可愛がっていたのは有名な話だ。

そのうち水谷さんが娘の趣里さんへのプレゼントの相談をするようになったほどだ。平宮は相棒を3年で卒業することになったが、その理由は「若い俳優をずっと縛っておくのは申し訳ない」という水谷の配慮からだった。

昨年出版された『水谷豊自伝』(新潮社)では、水谷が成宮の引退に触れている。

「残念でした。僕にはちゃんと連絡がありましたけどね。こういうことになってしまいました、ありがとうございました、という挨拶が。彼が自分で選んだ道ですからね。(略)彼にはまた会える日が来ると思い続けています」

と思いを綴っている。

おそらく、律儀な平宮は、水谷に俳優復帰の報告をしているだろう。そうなると、私たちとしては「相棒」への成宮の再登板を期待してしまう。これは、スケジュールが合えばかなわない望みではないだろう。十分実現の可能性はある。

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「カミングアウト」に関して、時代が大きく変わった

成宮が芸能界から姿を消してしまった大きな理由として、「ゲイ」疑惑があったからだ。平宮は、カミングアウトはしていない。当時は、とても許されない風潮がまだあった時代だ。平宮に関しては、本当に気の毒だったと言うしかない。もっとも薬物疑惑があったから、事務所も最後までかばえなかったというのが正直なところだろう。

以下の画像は、成宮が引退するときの、直筆の声明文の一部だ。

自分のプライベートを暴露されるようなことは、彼にとって耐えがたい苦痛だった。

だが、当時はそもそも「LGBT」という単語はほぼ誰も知らなかった。今は当たり前になっているLGBTという言葉と概念。平宮が引退した時は、時代が追いついていなかっただけなのだ。

今は、誰が誰を愛そうが、自由な時代。「男が女を、女は男を愛する、それ以外は認めない」という人がいるなら、その人こそ認められない。そういう時代だ。

薬物疑惑に関しても、警察の手が伸びなかった以上、私たちがどうこういう事ではない。

私は相棒を初期から観ている人間なので、ぜひとも3代目相棒がどこかの段階で復活してくれることを、心から願う。その日ももうすぐだ。

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