【3000万】安達祐実・青木崇高・ソラ(森田想)のインタビュー(土スタ)

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NHK土スタに、ドラマ「3000万」の主演を務める安達祐実さんが出演されました。番組の裏話や、プライベートのエピソード、他の出演者(青木崇高さんやソラ役の森田想(あお)さんのコメントも放映されました。

この記事では、そんな土スタのインタビューをご紹介します。お楽しみに。

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目次

もしも3000万が手に入ったらどうするか?

番組の冒頭で、「3000万」と書いた紙袋がテーブルの上に置いてあります。入ってきたレギュラーキャスト(画面左から松丸亮吾、近藤春奈、アナウンサーの佐々木芳史)が、もしも自分に3000万入ってきたらどうするか話し合っています。

松丸「ボクは、銀行に全部入金して、投資で増やしたい」(増やすのか!という春奈のツッコミ)

春奈「私は、マンションとか買いたいなー。だって、3000万だよ」

佐々木「私は、松丸さんと春奈さんのために使います」(お前が一番怖い、という春奈のツッコミ)

そこへ、安達祐実登場。安達さんだったら3000万、何に使いますか?と聞かれると、

「そうですね、やっぱり子どもの学費かな」というリアルな反応!「怪しくないお金だったらですよ」

なんと、安達祐実がNHKで主演をつとめるのは初めてということです。脚本を読んだ段階から「面白い」と思い、すぐにオファーを承諾しました。

今回のこのドラマは、何人もの脚本家がひとつのチームを作っているところが、これまでのドラマと一番違うところです。

お金の匂いを嗅ぐシーンがありましたが、やっぱりあれだけ札束があると、その中に埋もれたいというか、欲望には勝てないものですね。

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子どもを思う祐子の気持ち

安達さんにも子どもがいるので、祐子の気持ちも分かります。一番に「子どもを守る」という気持ちがあり、いろいろな状況で、その時はその選択肢を取ってしまい、追い込まれていく祐子。

安達さんは「うーん、気持ちはわかるけど、私だったらその選択肢はないな」などと葛藤しながら祐子を演じています。

息子(純一)役の味元耀大(みもとようた)君はピアノも上手。ドラマの中では、ピアノは実際に味元くんが全部弾いています。ですから、本番のその場で弾いてくれるピアノを、そのまま流しています。

味元くんのピアノを聞いていると、「もっと聞きたい、弾いてほしい」という思いにかられ、感動しながら演技しているという安達さん。

青木崇高からコメント

義光は、一生懸命生きてます。生きてるんですけれども、一番近い存在である祐子をイラっとさせてしまう。それが彼の特徴なんですが、いいところでもあるんですよね。

あんまり計画的でないところ、楽観的なところっていうのは、実は生きていく上で必要な要素でもあると思うので、ここ一番にそういう義光の特徴が利いてくるんじゃないかな、と思いますね。

朝から晩まで夫婦喧嘩の撮影が続いて、なかなかタフでした。長い間連れ添った夫婦だからこそ生まれる「間」であったり、「差し込む言葉」なんていうのを、リハーサルのときからいろいろ試してみたんですけれど、それがリアリティーにつながったと思っています。

安達さんは、いつも「祐子」としてそれを受けてくれるんですよね。夫婦の行き違いですね、本人たちは真剣にやってるんだけれども、第三者からみると滑稽に見えてしまうような。

朝食のとき、フライパンに目玉焼きがくっついてしまうのを見た義光が、鉄製の高いフライパンを買ってくるところなど、いかにもありそうで面白かったですよね。

夫婦喧嘩のやり取りがリアルすぎて、撮影が終わっても自分たちはモヤーっとしてるんですよ。気持ちを引きずっちゃうんです。

ボクは、プライベートでも自分のことばかり考えてるんで、本当に義光とおんなじ。自分が楽なシーンは、前室でコーヒー飲んだり、チョコレート食べてたりしたんですよね。

でも、安達さんは前室でも「祐子」をしてくれてたんで、大変だったんじゃないかなあと思いますね。

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出会ったことのない台本

青木崇高の話の続きです。

前室というか、撮影前の休憩室では、結構日常的な会話というよりは、台本の話が多かったですね。それくらい、台本が緻密だったり、展開であったり、「そこでこれが効いてくるんだ!」という、あまり出会ったことのない台本でしたね。

全体の本読みのときに「このドラマは伝説のドラマになる!」と言い切ったんですけれども、間違いなく、今でも言えると思いますね。

男女の違い

安達さんも、青木さんと同じように、喧嘩のシーンの後もどうしてもモヤモヤ感が残っていました。

男と女の違いというか、夫と妻、父親と母親、そういう違いが平行線をたどったままなので、自分たちも演技が終わってもすごいモヤモヤしていました。

前室に戻っても、お互いにプライベートで「こういうこともあるよね」というような話をしたりしました。青木さんはプライベートでもポジティブな人なので、それが女性にとってたまにウザいと思われたりするんでしょうね。(笑)

それがあのフライパンのシーンで、義光はよかれと思って買ってきたフライパンですが、祐子にとっては「何これ?なんでこんなもの買ってくるの?いくらしたの?あなたはギターで私はフライパン?バカにしないでよ」というセリフに」つながるわけです。

筆者の意見

うちの息子は最近料理を始めたので、鉄のフライパンに興味津々でした。すぐにも楽天でポチりそうな勢いでしたよ

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NHK初のWDRプロジェクト:脚本開発チーム

WDRはWriter’s Development Teamの略で、「脚本開発チーム」と訳されます。

話題の「SHOGUN」など、海外のドラマ制作では主流となっている方法を取り入れました。NHKでは初の試みです。

このドラマは制作に2年かかっています。応募総数2025人の中から10人の脚本家を選抜して連続ドラマ第1話を19本まず作成しています。

その中で選ばれて最終的に4人の脚本家で膨らませて完成したのたこの全8話シリーズの「3000万」となっているんです。

安達さんの話の続きです。

4人の脚本ですが、それぞれ意見を出し合い、ひとつのものにしていくというか。まず、読み物として面白い。自分も出演する側ですが、「えー!そういう展開になっちゃうんだ」とワクワクドキドキしながら読んでいます。

脚本家それぞれの皆さん、性別もライフスタイルも違いますから、母親の部分だったらこの人の感性を取り入れていこうとか、そういうふうに作っていったと聞いています。

ソラ役の森田想

誰にも言えない「ある秘密」でつながった、祐子とソラ。

祐子を演じながら、ソラとしか共有できない気持ちとか不安がどんどんふくらんでいくので、すごいやっかいな存在なのに、どうしても寄り添ってしまうような、そんな感じですね。

ここで、ソラを演じた森田想(こころ)さんからコメントが届いています。

安達さんは、想像していたよりもずっとエネルギーがある方。爆発力がある方です。それは、大きい声を出すとかそういうことではなくて、ささいなセリフ、ささいな表情に込めているエネルギーが、すごい波動として伝わってくるんです。

その波動を受けて、自分の演技が変わる部分がたくさんありました。自分が言おうとしていない音程で言葉が出たというか。

蒲池が池に落ちてしまったときにソラが言ったセリフ。

「あんた、自分で金取るって選択したんでしょう?それな…はあ〜 最悪のことは覚悟しておかなくちゃ」

あのセリフは、自分の中で思ってもいない感情から出た言葉だったので、カットがかかってから自分で勝手に驚いていました。これが、一緒にやる方で変わるってことなんだなあと。

終わってから、マネージャーや親に言いました。「すごかった!」って。

祐子は、呼ばれる前に現場入り

森田想さんのコメントの続きです。

セットに入る前に、名前を呼ばれるんです。「祐子さん、入ってください」とか。

実際に呼ばれる前に、誰かスタッフのトランシーバーで先にそれが聞こえるんですよ。それを、二人で走って現場に入ることを楽しんでやっていました。

ここからは、森田さんのコメントに対して、安達さんのコメントです。

想(こころ)さんは、相手と見つめ合えばわかるというか、相手が何を考えているのか分かる人なので、一緒にやってて何が生まれてくるのか分からないし、出来上がったものは純度が高くて、素敵だなあと思いながらやっていました。

森田想さんは、現場では茶目っ気たっぷりで楽しい人です。演技は、感情を重視することもあるし、理論的に考えることもある。しっかり言語化できる方だな、というのが印象ですね。

今夜はいよいよ第4話。というか、まだ4話なのにもうすごい展開で、ついていけないほどです。これから祐子の人生はどうなってしまうのか。私としては、純一が可哀そうでなりません。ドキドキしながら見守っていきたいと思います。

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