【おむすび】(1)おむすびとギャル:結、初めての登校と海へのジャンプ!

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ドラマは、NHKの「正直不動産」などで知られる脚本家・根本ノンジさんのオリジナル作品。主題歌は、「B’z」が手掛けた「イルミネーション」で、ギャル文化と出会った主人公の物語の世界を、さらにパワフルに盛り上げる一曲に仕上がっているという。

 本編の語りを、イラストレーターで俳優のリリー・フランキーさんが務め、土曜版のナレーションを、同局の高瀬耕造アナウンサーが担当。

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目次

平成16年(2004年) 4月 糸島

福岡県「糸島」は、島ではありません。

福岡県糸島は、大都市の博多や天神からおよそ20キロと近い場所にありながら、海と山に囲まれた自然豊かな土地。

キャスト紹介

初回なので、結の家族や友達を紹介する。

米田結(橋本環奈)

米田結(よねだ ゆい)は、農家を営む両親と祖父母と、糸島で暮らす高校一年生。この日は初登校の日だ。

父・聖人(北村有起哉)

福岡県糸島で農業を営んでいる。娘のことが心配でしょうがない、真面目な性格。 奔放な父の永吉とは言い争うこともしばしば。 元理容師。

母・愛子(麻生久美子)

米田愛子は、主人公・結の母。元ヤンキーだが、夫の聖人(北村有起哉さん)が気づかない娘たちの心の内を見抜き、優しく見守る。結の祖母・佳代(宮崎美子さん)と家事をしながら、聖人の営む農業を支えている。

愛子役の麻生さんは、朝ドラ初出演となる。

祖父・永吉(松平健)

野球のホークスファンで、自由奔放な“のぼせもん”。 困っている人がいたら放っておけない、情に厚い性格。

祖母・佳代(宮崎美子)

古くから伝わる先人たちの知恵に明るく、結が困った時の良きアドバイザーでもある。

宮崎恵美(中村守里)

結のクラスメイト。初めて高校へ登校した日、お守りが結と同じだと話しかけてきたのが宮崎恵美。結を熱心に書道部へと誘う。 派手なギャルが苦手。

古賀陽太(菅生新樹)

結の幼馴染で、高校も同じクラス。結を「おむすび」と呼ぶ。「米田結」の、米と結から連想したものだ。父は糸島の漁師だが家業を継ぐ気はなく、IT業界を目指している。 ある約束により、結のことを何かと気にかけている。

陽太が恵美の前で「アユの妹」と言うと、結はあわてて黙らせる。どうやら、結は姉のことを隠しておきたいようだ。

柚木理沙(田村芽実)

柚木理沙(リサポン)は、主人公・結(ゆい、橋本さん)のクラスメート。学校では校則を守るおとなしい女子高生だが、実は隠れギャル&ハギャレンメンバーでもある。ギャルの歴史を本にすることが夢。

リサポン役の田村さんは、アイドルグループ「アンジュルム」の元メンバーとして知られ、今回、過去最大規模の「若手オーディション」で同役に選ばれた。

松原先生(「シソンヌ」長谷川忍))

結の担任の先生。最初の出席の時に、「君が米田歩(あゆみ)の妹か」と生徒の前で言い、ざわめきがおきる。先生は、アユが入学早々退学になったことをクラスメイトたちに明かしてしまう。

四ツ木翔也(よつぎ・しょうや)/ 佐野勇斗

第1話の最後で、おぼれていると誤解した結を助けるために、海に飛び込む。

部活どうする?

3人で、「部活どうする?」という話になった。陽太は野球部、恵美は書道部に入るというが、結は特に入りたい部を思いつかない。

結、いつもの漁港で不測の事態に!

結は、いつもよく来る漁港に腰かけて、思いにふけっていた。隠しておきたいのに、いつも姉の「アユ」が自分の前に立ちはだかる。結は、姉とは関係のない一人の人間として生きたかった。

そんなとき、近くで幼い兄弟が泣いている。見ると、海に帽子が浮かんでいた。結は海に飛び込み、帽子を取ってあげようとするが、結がおぼれていると勘違いした野球部員が、結を助けようと飛び込んできた。

「つかまれ!」というこの男、結にとっては有難迷惑だった。

めそめそ泣いている弟に、結は自宅で採れたトマトを差し出す。

トマトを食べて嬉しそうにしている兄弟を後に、結が自転車をこいで帰ろうとすると、前から不思議な女の子4人組がやってきた。ギャル軍団だ。

いったいどういうことだろう?

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