【アンナチュラル】最終話キャスト どこよりも詳しく:犯人(高瀬)の不気味さが後を引く

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アルファベットの数だけ人を殺した早瀬。連続殺人犯の早瀬が警察へ保護を求めた。シャツは血で染まっていた。はたして、事件の真相を突き止めることができるのか?動機はなんだったのか?

恋人を殺された中堂はどのような行動に出るだろうか。この記事では、いよいよ最終回を迎えた「アンナチュラル」のキャストを紹介する。

なお、レギュラーメンバーについては、こちらの記事に詳しく書いてありますのでご覧ください。

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目次

高瀬文人(たかせ ふみと 32歳)= 尾上寛之

連続殺人犯。父親から受け継いだ高瀬不動産を経営する。AからZまでの殺人方法を思いつき、実行に移すサイコパス。

取り調べを受けるが、自白はしない。証拠も見つからない。

せりなは内見中に、何もしていないのに突然倒れて死んでしまったと言う。自分のせいにされると困るので、ホルマリンを点滴して、スーツケースに入れて隠しておいたと述べた。

さらに、大崎めぐみも「内見中に突然倒れて死んだ」と高瀬は供述した。事故物件になると困るので、死体を家に持ち帰り、処置に困って解体したと言う。シャツの血は、大崎めぐみの血だ。

「ボクは誰も殺してません」

高瀬は10年前、母親を病気で亡くした。父親は7年前に行方不明。高瀬の犯行は10年前からと思われる。

高瀬は26人殺したことになっているが、何の証拠もなく、高瀬は誰の殺人も認めていない。高瀬はすべて「死体損壊」と「死体遺棄」で逃げ切るつもりだった。

橘芹那(たちばな せりな 29歳)= 葉月みかん(回想シーン)

高瀬の管理する物件の内見を申し込んできたせりな。カフェをやるために空き店舗を探していた。

大崎めぐみ(おおさき めぐみ)= 黒沢恵梨(回想シーン)

大崎めぐみも高瀬の物件を内見していた。

糀谷和有(こうじや かずあり)= 国広富之

こうじやゆきこの父親。アメリカ在住。記事を読んで、娘の死が中堂のせいではないと知り、謝罪のために来日した。テネシー州に埋葬しているゆきこは、なんと土葬である。UDIはテネシー州からゆきこの遺体を日本へ運び、再鑑定をおこなった。

結果、ゆきこの口の中から他の人間のDNAが検出された。口の中に手を入れた際に残されたDNA。もちろんそれは高瀬のDNAと一致したのだった。

糀谷夕希子(こうじや ゆきこ 33歳)= 橋本真実(回想シーン)

ゆきこの2冊目の絵本は「ピンクのカバ」の話。2匹のカバが旅をするのだが、それは中堂とゆきこをイメージしたものだった。

UDIが仮想の組織だとは思いたくなかった

日本では、「自殺と推定される」「病死と推定される」「事故死と推定される」という推定理由から、そのまま火葬される事案がどれほど多いことだろう。

アメリカでは、検死をするプロが事故現場で最大限に尊重され、検死医が到着するまで現場を動かしたり、触ったりすることは許されない。

日本では信じられないことだが、本当のことだ。そのため、何もさせていもらえない日本から、思う存分「検死」をすることができるアメリカに渡る検死医がいる。

以前、NHKスペシャルで「法医学者たちの知られざる世界」という番組を見た。

日本では、検察側と弁護側がそれぞれの法医学者が出廷し、鑑定結果が対立することもよくある話だ。

アメリカでは、死亡鑑定をする法医学者は完全に独立している。どちらの側にもつかず、検察側や弁護側と立場は全く対等だ。

「アンナチュラル」の最終話では、検察がミコトに「犯人が殺人を犯したという証拠」を示すための鑑定書を作ってくれと持ち掛けるが、アメリカではあり得ない話だ。

そういう面で、日本は遅れている。遺体の声なき声を聞き、何があったのかを知ることは、生きていた人間に敬意を表することだ。誰にでも起こりうる、突然の死。「たぶん事故死」ではなく、自殺か、他殺か、事故死か、徹底的に調査するために、国はお金を使ってほしいと切に思う。

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