【地面師たち】辰さん(リリーフランキー)の妻は川上麻衣子さん!スウェーデン生まれの才女(ネタバレなし)

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Netflix配信ドラマ「地面師たち」でどうしても外せないのが、警視庁捜査二課刑事の、下村辰(リリーフランキー)です。捜査二課の畑を歩んできた男の生きざまが私たちの心を揺さぶります。辰さんの妻、佐恵子も劇中では重要な役割を果たします。

この記事では、辰さんの妻、佐恵子と、佐恵子を演じる川上麻衣子さんについて解説します。

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目次

捜査2課の敏腕刑事「辰さん」も、家ではさえない旦那という悲哀

警視庁捜査二課、下村辰。相性は「辰さん」。リリーフランキーさんが演じています。刑事というのは悲しい職業ですね。仕事に打ち込めば打ち込むほど、家をおろそかにせざるを得ない。

結果として、家族からは疎まれ、存在感のない父親、あるいは夫になるという、哀れな存在です。

ドラマを観ている我々からすると、「辰さんはこんなに仕事ができる刑事だし、昼ご飯もまともに食べられないほど働いている。素晴らしい人だ」としか思えないのですが、

家族からすると「またいないの?」「家族の誕生日も忘れてるよね」「運動会も発表会も来たことない」と、お父さんはいつもいない存在になってしまいます。

刑事の宿命と言えば宿命ですが、辰さんはまさに「刑事の象徴」とも言える役回り。

そんな辰さんを陰ながら支えてきたのが、妻の佐恵子(川上麻衣子)です。

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離婚届けを用意している佐恵子

辰さんが夜遅く帰るのは日常茶飯事。妻の佐恵子は「とりあえず」起きてきますが(あるいは起きて待っているのか)、ひと言ふたこと話して、寝室に戻っていくのがいつものパターンです。

辰さんは病気を抱えていて、身体をだましだまし、仕事をしている状態。定年まであと半年。それまでは何事もなく勤めを果たしてほしいと思っている佐恵子です。

ですが、佐恵子の夫に対する愛情は、とっくに冷めていました。何よりの証拠に、「離婚届け」に自分の名前を署名し、あとは辰さんが署名するだけになっていたのです。

ですが、この段階では、佐恵子もまだ迷っていたのでしょう。辰さんには何も言わず、黙って寝室で離婚届けを見つめていました。

そうとは知らない辰さんは、「退職したら、退職金も入るし、沖縄でも旅行に行くか」と言い出し、佐恵子を驚かせたのでした。

ビールを飲みながら、ツナ缶か鯖缶か分かりませんが、直接醤油を注ぎながら食べる辰さんが、哀れでなりませんでした。

倉持玲と情報屋「久保田」を結ぶ佐恵子

ところがある日、ひょんなことから佐恵子が「よい仕事」をすることになります。

辰さんには新米の女性刑事が相棒として配属します。倉持玲(池田エライザ)という、イマドキの捜査二課の刑事です。

「刑事の奥さんって、マジで尊敬します!私には絶対無理」と、会ったことのない辰さんの奥さんを心の底から尊敬する倉持。

犯人にたどりつけそうで、あと一歩たどりつけない倉持は、辰さんの家を訪れます。

実は、辰さんの妻佐恵子も、刑事二課出身だと聞いて驚く倉持。佐恵子は刑事ではなく、行政職員、つまり事務方でした。

だからでしょうね、辰さんの仕事にはある程度の理解はあったはずです。

そんな佐恵子が、一枚の紙を取り出し、倉持に預けます。この紙こそが、情報屋の久保田(オクイシュージ)へつながる架け橋となったのでした。

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川上麻衣子はこんな女優さん

川上麻衣子さんのプロフィールを簡単にまとめました。

以下の内容を表にしました。

項目詳細
名前川上 麻衣子(かわかみ まいこ)
生年月日1966年〈昭和41年〉2月5日
出身スウェーデン・ストックホルム
所属ステージUPスタジオ所属
川上麻衣子プロフィール

川上麻衣子さんは、インテリアデザイナーである両親が北欧家具の勉強のためにスウェーデンの大学へ留学した際、スウェーデン・ストックホルムで生まれました。その後、1歳の時に日本に帰国されています。

9歳の時、母親がスウェーデンで2年間仕事をすることになり、川上さんも一人っ子として現地で暮らすことになりました。スウェーデン語をすぐに習得しましたが、次第に日本語が不自由になり、現地の文化に影響されすぎることを母親が心配したため、予定より1年早く母子で帰国することになりました。

可能性を見出した小学校時代

スウェーデンの学校では優れた成績を収めていましたが、帰国後は成績が著しく下がり、自信を失ってしまったそうです。しかし、その後担任となった教育熱心な音楽教師が、川上さんの英語力を見込んで英語劇のミュージカルで主役に抜擢しました。この経験を通じて、自信を取り戻すと同時に、「自分は人前で表現することが向いているかもしれない」と感じるようになりました。

川上麻衣子さんは、短期間ながら、幼いときにスウェーデンの教育を受けています。だからなのでしょう、女優として芸能活動を始めたころから、「若いながらもしっかりした女性」「自分の意志を持つ若いタレント」という評判が高かったことを覚えています。

筆者は、川上麻衣子さんを原宿の駅で見かけたことがあります。彼女がまだ10代のころだったと思いますが、マネージャー無しで、一人で大きなバッグを肩から下げて、ホームに向かって歩いていました。当時、すでに人気のあった川上さん。「マネージャー無しで、電車で一人で行動するなんてすごいな」と驚いたことを覚えています。

川上麻衣子の若い頃

川上麻衣子は、若い頃「尾崎豊」とカラオケに行ったこともあるそうです。そのころの写真がこれ。

また、かなり大胆な写真集も2回出しています。最初の写真集がこれ。なんと川上麻衣子が17歳の時です。

2冊目の写真集が下の画像。36歳で再び篠山撮影による写真集『MAIKO KAWAKAMI』を出版しました。

「地面師たち」と居酒屋で一杯!

川上さんは、行きつけのお店でピエール瀧さんや北村一輝、大根監督と「ドラマ談義」で楽しんでいる様子をXにアップしています。

コメントにある「谷根千」とは、文京区から台東区一帯の谷中・根津・千駄木周辺地区です。上野公園と東京芸術大学にも近く、主要な神社を中心に築かれた街です。ちょっと小粋な街で、古き良き街並みが残っていて、居心地のよいお店が多いようです。

こうしてみんなの元気で楽しそうな顔を見ると、怖かったあの場面、この場面が「フィクションだったんだ、よかったよかった」と思ってしまう自分がいます。

大作のドラマだからこそ、やり切った感も半端ないものなのでしょうね。

本当に、良いドラマを作ってくださり、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

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