7月26日、海のはじまり特別版「恋のおしまい」観ましたか？あの回で、いろいろ謎だった水希と津野君のことが分かりましたね。
もう、津野君の気持ちを考えると、切なすぎますね。思いっきり感情移入して観てしまいました。
この記事では、なぜ水希が津野君との恋愛を断ったのか、津野君という人、そして、演じる池松壮亮について書いていきます。
水希と津野君のものがたり
本編では、夏（目黒蓮）、弥生（有村架純）、海ちゃん（泉谷星奈）が中心となり、想い出として水希が登場する、といのが大まかな流れです。
そのまわりの人々に、津野君（池松壮亮）や朱音（大竹しのぶ）などが出ていて、在りし日の水希を支えていた設定です。
津野君が働いている小田原図書館に、ある日水希が新人さんとしてやってきます。その時、海ちゃんはまだ3か月。津野君はそれを知りながら、ずっと水希を支え続けます。
僕にできることがあったら、言ってくださいと。
人の言うことを素直に聞けない水希は、ひねくれた事を言って津野君を困らせるのですが、それでも優しい津野君は、いつも「いいよ」と言って、水希のそばにいてくれます。
筆者の意見この段階で、こんな男性いないって誰もが思います
お互いに好きなんだけれども
実は、水希も津野くんのことを、少しだけ好きになりかけてたんですよね。
だから、津野君に二人で出かけようと言われると、「自分を自制している。好きにならないように」という趣旨のことを言って、また津野君を困らせます。
本当に、津野君は困ってばかり。気の毒すぎるなと思います。はたから見ていると、水希に振り回されている津野君が本当にかわいそうです。
津野君との将来を断った水希
まだ、この段階で水希は自分の病気のことを知りません。だからこそ、「3人で暮らそう」と津野君が言ってくれたとき、普通なら喜んでお受けするとは思うんですが、水希はきっぱりと断ります。
海ちゃんのことを考えると、津野君と結婚して子供が生まれたら、海がかわいそうだと思ってしまう水希。あとは、夏のことも忘れられないんですよね。
だから、水希は津野君との将来は考えていなかったんです。（少しは考えたらしいですが）
自分の心が決まっていたなら、津野君の誘いは断るべきだったと思うんですよね。だって、思わせぶりじゃないですか。津野君、水希と二人でデートまでこぎつけて、これはいけるかも！って思ったはずなんです。
津野君が一緒に暮らそうって言ってくれたとき、少しは考える余地があるならいいんです。「少し考えさせて」っていう答えもあるじゃないですか。
でも、その時点で「津野君とは、ない」って決めてたんですよ。自分の家に呼んで、おにぎり一緒に作ったり、楽しそうにしてたじゃないですか。
あれは、ルール的にアウトですよね。完全に、津野君が置いてけぼりにされました。
津野くん、こう思ったはずです。
「え？僕、今、誘ったんですけど。見事に断られて、僕の心、どうしたらいいんだろう」って。
女性なら、「自分だったら」と思いながら観るので、水希の行動はどうも理解不能になってしまうんですよね。まあ、分かるけど、津野君に対して悪いだろう、とか思っちゃいます。
津野君があまりにもいい人すぎるんで。
津野君のことをみんな悪く言うけれど
これまで、津野君は夏や弥生に辛辣な言葉をさんざん投げかけてきました。津野君にしてみれば、水希が大変な思いをして海ちゃんを育て、病気で苦しんで亡くなっていったすべてを見てきたので、「今さら現れてなんなんだよ」っていう気持ちになるのは当然ですよね。
だから、津野君は自分でも驚いていたと思いますよ、あんな意地悪なことを言ってしまう自分に対して。
ネットでは、津野君がひどいとか、津野君意地悪とか、津野君嫌いとか、そういう意見が多かったですけれども、私はひたすら「津野くんは本当に気の毒な人だ、何のいいこともない」と思ってました。
だからね、将来は誰か津野君に似合う人と出会って、幸せな人生を歩んでいってほしいなと思います。
私は、このドラマを「私だったら」という立場で見ています。あなたはどうですか？
津野君の名演技に心を打たれる
このドラマでは、演技派の俳優さんはたくさん出てきます。中堅より上の人たちは、皆さん演技派です。大竹しのぶ、田中哲司、林泰文など。
若い俳優陣では、ダントツで池松壮亮の演技力が飛びぬけてますね。
彼の出演作品では、「紙の月」がおススメです。平凡な主婦が起こした巨額横領事件の映画ですが、実話をもとにしているので、迫力満点です。
宮沢りえが主演で、相手役が池松壮亮です。宮沢りえの演技も見事ですが、まだ若い池松壮亮の演技が圧巻です。さらに、大島優子も宮沢りえの同僚として出演していますが、大島の演技も見ごたえがあり、鳥肌が立つほどです。
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