【訃報】アラン・ドロン 88歳にて死去 死因は?おススメ映画トップ3も

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驚きの訃報が入ってきました。フランスの誇る名優、アラン・ドロン(Alain Delon)さんが亡くなりました。享年88歳でした。ドロンさんの親族が明らかにしたそうです。

アラン・ドロンが好きすぎて、大学ではフランス語を学んだ筆者。娘が「アランドロンて誰?」と聞いたときは、時代が過ぎ去るのを感じました。

何しろ、アランドロンは「世界一の美男子」と呼ばれていたのです。

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アランドロンさんの死因は何?

下の写真は2019年8月にフランスで撮影されたものです。このとき、アランドロンは83歳か84歳。相変わらずかっこいいですよね!

死因は不明だということですが、脳卒中で療養していたという情報があります。

フランスの伝説的俳優アラン・ドロン(Alain Delon)さん(83)が、数週間前に脳卒中を起こしていたことが分かった。長男のアントニー(Anthony Delon)さんが8日、AFPに明らかにした。現在はスイスで「療養中」だという。 アントニーさんが医師の話として伝えたところによると、ドロンさんの身体機能は「万全で、容体は安定している」という。

アントニーさんによると、ドロンさんは仏パリの病院で手術を受け、集中治療室に3週間入院していた。「現在はスイスに戻り、診療所で静養している」という。スイスに住むドロンさんの娘が看病に当たり、日々の回復状況を家族に伝えているという。

AFP News

さらに、リンパ腫も患っていたということです。

88歳という年齢は、もうちょっと生きてもらいたかったという気持ちと、ご苦労様でした、という気持ちが半々です。

第一位:ダントツで「太陽がいっぱい」

ここで、私がおススメする「アラン・ドロン主演の映画」ベスト3を発表します。

もはや、アラン・ドロン主演の映画なら、この一本だけを見ればよいという秀作です。

とある理由でイタリアに渡り、金持ちの息子(友達)の面倒を見ることになるのですが、その恋人を好きになり、そして友達を殺害し、友達になりすますという、完全に「悪」を演じるのですが…

イタリアの美しい景色とともに、自分の素性が少しずつ怪しまれていくという筋書きに、「バレる、どうしよう!」と、悪役ながらなぜかアランドロンの気持ちになっていくのが、このドラマの素晴らしいところ。

古い映画ですが、今見ても古さを全く感じさせません。見ていない人もいると思うので、もちろんネタバレはしません。映画を見てください。U-NEXTならいつでも見られます。お金がもったいないならば、最初の1か月だけ無料なので、太陽がいっぱいだけ見たら解約してください。(ここだけの話です、U-NEXTに怒られちゃうので)。

太陽がいっぱいを見たことがない人でも、主題曲は誰でも知っていると思いますよ。

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第2位 「冒険者たち」

「映画ってこんなに素晴らしいんだ!」と、「冒険者たち」を見終わったら誰でも思うような秀作。

人を愛すること、友を信頼すること、夢を追いかけてそれを実現すること。これら、人生の大切なことが、この映画にぎゅっと詰まっています。

たとえそれが不幸な結末を迎えたとしても、後悔せず前に進むことや、人生は一度きりであるからこそ前向きに生きることの大切さを、この作品から学びました。

映画の中で、3人それぞれの挫折がきっかけとなって不思議な友情が生まれていく様子が描かれており、最初は彼らを応援したくなります。

しかし、次第に不穏な空気が漂いはじめ、後の展開が気になって目が離せなくなります。

音楽も非常に印象的で、淡々とストーリーを紡ぎながらも次の大きな展開を予想させる、あるいは爆発しそうな、とても不思議な、不安とも言えるメロディーが、記憶に残り、耳から離れなくなります。

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第3位:孤独な殺し屋を演じた「ビッグ・ガン」

この映画を推薦する人はあまりいないかと思います。ですが、迫力がダントツにすごいです。

あらすじ:腕利きの殺し屋・トニーは、息子の7歳の誕生日を機に、組織から足を洗うことを決意する。だが、それをボスに打ち明けた数日後、彼の妻と息子が無残にも殺害されてしまう。復讐を誓うトニーは、組織の幹部を一人また一人と冷酷に始末していく。

ストーリーは単純なのですが、妻子を殺された無念を晴らしていくアランドロンの悲しさが、胸を打ちます。決してハッピーエンドではありませんが、「正義」を感じることのできる映画です。マフィアとも違うし、ギャング映画でもない。孤独な殺し屋の映画です。

アランドロンはフランス人なんですが、この映画、イタリア映画なんですよね。イタリアマフィアの話です。なので、アランドロンもイタリア語を話しています。すごくないですか?

私は、何度も映画館に通って観ましたよ。

これもU-NEXTで見られます。

関係ないですが、今はネットフリックスが主流みたいですが、実は一番映画やドラマ、アニメの数が多いのはU-NEXTです。ネトフリはオリジナルのドラマに力を入れているみたいですね。

昔の映画やドラマを観たいなら、U-NEXTがいいんじゃないかな、と思います。だいたい置いてありますから。

番外編:太陽がいっぱいの現代版「リプリー」

アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』を、現代の美男子マット・デイモン×ジュード・ロウ共演でリメイクした映画。

「リプリー」は主人公の名前です。もちろん、「太陽がいっぱい」の主人公(アランドロン)もリプリーでした。日本語の題名を「太陽がいっぱい」としたのは、すごくいいですね。当時の映画は、邦題が考え込まれたものが多かったように感じます。

この映画は、何気なく観たのですが、観た直後はちょっと動けませんでしたね。理由は言いませんが、ただのリメイクではありません。

大筋は同じなのですが、設定が違うというか…

普通は、リメイク版は初版と比べるとどうしても見劣りするのですが、この「リプリー」はリメイクながら、まったく別物。

太陽がいっぱいを見たら、ぜひ見てほしいのがリプリー。後悔はさせません!私はU-NEXTで見ました。U-NEXTの宣伝ではないですが、他の動画配信サービスには登録していないもので、ネトフリとかでも配信されているかもしれませんね。

リプリーも、そんなに知っている人はいないかもしれませんが、とにかくマット・デイモンが素晴らしいです。

アランドロンも、この映画に関しては喜んでいると思います。

ご冥福をお祈りいたします、アラン・ドロンさん。ありがとうございました。あなたは永遠のトップスターです。

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