波乱万丈の幕開けとなった夏（目黒 蓮）が主役の「いきなり父親になれるか？」がテーマのドラマ。夏の弟、大和（やまと）がイケメンで、明るい性格。この記事では、大和君を演じている木戸大聖君の素顔に迫ります。
フジテレビ系７月期の月９ドラマ＜毎週（月）午後９時～９時54分＞
「海のはじまり」はどんなストーリー？
この物語の主人公は月岡夏（目黒蓮）です。大学時代に同級生の南雲水季（古川琴音）と出会い、ふとしたきっかけで交際を始め、幸せな日々を過ごしていました。しかし、就職活動を控えたある日、突然水季から別れを告げられ、二人はそのまま別れてしまいます。それから7年が経ち、現在は百瀬弥生（有村架純）と交際し、新たな人生を歩んでいます。
そんなある日、大学時代の友人から連絡があり、水季が亡くなったことを知らされます。別れてから一度も会うことがなかったため、実感が湧かないまま葬儀に向かった夏。そこで海（泉谷星奈）という名の幼い女の子と出会います。その子が水季の子どもだと知り、夏は驚きを隠せません。
さらに、水季の母親である朱音（大竹しのぶ）から、自分が海の父親であると告げられます。水季が自分に何も言わずに子どもを生み育てていたことを知った夏は、彼女と海が過ごした7年間に思いを馳せるのでした。
果たして、海は子の先誰と生きるかを、どうやって選択するのでしょうか？夏と弥生の関係も気になります。水希の母親（朱音）は、弥生のことを認めることができるでしょうか？
人の心はそれほど単純ではなく、葛藤と矛盾を抱えながら、それでも一所懸命生きていく。親子とは？産む、産まないとは？ドラマが私たちに届けてくれる問いやメッセージは、温かくも深いものです。
夏の弟・大和（やまと）ってどんな役？
主人公・月岡夏（つきおか・なつ／目黒蓮）の弟、大和（やまと）役として出演しているのが、木戸大聖です。
夏は自分の気持ちをなかなか口にすることができず、黙ってしまう性格。大和はその逆で、外に向かって発散するタイプです。相手の懐に飛び込むのがうまいと言えばいいのでしょうか、分け隔てのない、屈託のなさが家族を救います。
人に対してバリアーを作らず、自然に接することができる性格です。
そんな大和ですが、実は夏とは血がつながっていません。大和は幼いときに母親がなくなり、7歳のときに父が再婚して、今の家族になりました。
つまり、大和は父の連れ子、夏は母の連れ子です。再婚相手の子ども同士ということになります。
血がつながっていませんが、夏と大和は仲がよく、大和は夏のアパートに勝手に上がり込む関係です。弥生とももちろん顔見知りです。
夏の両親（父は母との再婚相手ですが）は、離れて暮らす夏のことがいろいろ心配ですが、うまく間をとりもってくれるのが大和です。
大和から、夏は元気だよとか、彼女とうまくやっているよ、とか聞いて、両親は安心するのです。
そんな大和ですが、実は夏が葬式から帰ってきてからの表情が暗かったので心配しています。人の気持ちを汲み取ることができる、優しい性格の大和です。
海ちゃんと速攻で仲良くなった大和
「海のはじまり」第5話では、初めて海ちゃんが月岡の家へ夏に連れられて遊びに来ることになりました。
二階から駆け下りてきた大和を見て、海ちゃんはにっこり！「一目ぼれ」的な感じでした。
私なら、絶対に夏より大和を選びますけどね！
下の写真は、すっかり仲良しになった大和と海ちゃんが、テレビゲームをやっているところ。
木戸大聖のコメント
「海のはじまり」の出演オファーを受けたときの木戸大聖のコメントは次のようなものです。（関テレTIMESより抜粋）
◆今作への出演オファーを受けた時の印象は？
「本当に嬉しかったです。『silent』を観た後、“こんなに素晴らしい作品を作った方々といつか一緒に仕事をしたい”、”そのためにもっと頑張ろう”と思っていたので、今回のオファーには驚きと喜びが同時に訪れました。その後、プロデューサーの村瀬さん、脚本家の生方さん、そして監督の風間さん、髙野さん、ジョンさんとお会いし、この作品への熱い思いを聞いたことで、このチームに参加できた喜びと、今の自分の全てをこの作品に捧げたいという強い気持ちが沸き上がってきました」
◆台本を読んだ感想は？
「登場人物たちが誰かを想うことで生まれる言葉が非常に愛おしく、時には切なく、人間の繊細な部分がとてもリアルに描かれていると感じました。1ページ1ページをゆっくりとめくるたびに、その中に流れる時間や風景がふわっと浮かび上がってくるような台本でした」
◆大和役についての印象と意気込みは？
「大和は太陽の光のような暖かさと明るさを持った青年だと思います。彼が現在を受け入れて前向きに生きているからこそ伝えられることや共感できる部分があるので、その点を大切に丁寧に演じていきたいと思います」
◆視聴者の皆さんへのメッセージは？
「この夏、皆さんの心に残る作品をお届けするために、キャストやスタッフの方々とたくさんの会話を重ねながら大切に作り上げていきます。毎週楽しんで観ていただけたら嬉しいです。」
スタッフから見た木戸大聖は？
プロデュース 村瀬健（フジテレビ ドラマ・映画制作部）さんのコメントがありまたので、こちらに要約します。
「目黒蓮さん演じる夏に弟がいる設定に決まったとき、真っ先に木戸大聖さんの顔が浮かびました。ずっと木戸さんが気になっていて、去年の夏に深夜ドラマ『僕たちの校内放送』を見てから特に注目していました。
木戸さんが演じた主人公の魅力と彼の持つ圧倒的な輝きに目を奪われました。“この子は絶対に売れる！”と確信し、“売れる前にぜひ一緒に仕事がしたい！”と思いました。さらに、直感的に“木戸さんが映えるのは後輩か弟役だ！”と感じていました。
そんな中、『海のはじまり』の企画が実現し、目黒さんの弟役を作ることになり、“木戸さんしかない！”と思い、すぐに声をかけました。
実際に会った木戸さんは映像以上に魅力的で、“絶対に売れる”という感覚が確信に変わりました。同時に、強い“弟感”を感じたので、目黒さんの弟役をお願いしました。
夏の弟・大和は複雑な家庭環境を持ちながらも、それを感じさせない明るさと優しさを持っています。木戸さんも同じ感覚を持っていると感じました。
大和という役を、木戸さんなら最高に魅力的に演じてくれると信じています。実際には木戸さんは目黒さんと同い年ですが、彼の持つ“弟感”を生かして、この役を完璧に演じ切ってくれるでしょう。きっと、皆さんも大和くんのことが大好きになるはずです。」
木戸大聖のこれまでの主な出演は？
木戸大聖の出演記録を以下に箇条書きでまとめました。
ドラマ
- 『僕たちがやりました』（2017年7月期／カンテレ・フジテレビ系） – 俳優デビュー
- 『anone』（2018年1月期／日本テレビ系）
- 『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』（2020年1月期／フジテレビ系）
- 『First Love 初恋』（2022年／Netflix） – 主人公の若い頃を演じ話題に
- 『ゆりあ先生の赤い糸』（2023年10月期／テレビ朝日系） – 好演で視聴者を魅了
- 『僕たちの校内放送』（2023年8月／フジテレビ ※関東ローカル） – 連続ドラマ初主演
こども番組
- 『おとうさんといっしょ』（2018年～／NHK BSプレミアム） – “たいせいくん”役を3年間務める
映画
- 『先生！口裂け女です！』（2023年7月） – 映画初主演
その他の活動
- フジテレビ系 朝の情報番組『めざましテレビ』（2024年3月） – “エンタメプレゼンター”として出演
木戸大聖は多岐にわたるジャンルで活躍し、今最も勢いのある若手俳優の一人です。
木戸大聖のインスタ紹介
木戸大聖の公式インスタグラムでは、「海のはじまり」のスナップショットが数多く公開されています。その中のひとコマを紹介。仲良しの兄弟ですね！
大和のスピンオフドラマも配信！
さらに、大和が主人公のスピンオフドラマ『兄とのはじまり』の配信が7月15日からスタートしています！（Tverで独占配信）
スピンオフドラマ『兄とのはじまり』では、夏の弟・大和（木戸大聖）を主軸に、彼と夏がどのようにして兄弟となっていったかを繊細に描きます。この作品には、木戸大聖、目黒蓮、有村架純、泉谷星奈、古川琴音、西田尚美、林泰文などが出演します。脚本は本編と同じく生方美久氏が手がけています。
スピンオフでは、大和と夏の初めての出会いや、2人が兄弟として絆を深めていく様子、大和と水季の心の交流、そして大和が初めて弥生に会った日のエピソードなど、本編では描かれなかった貴重なエピソードが満載です。
さらに、それぞれのエピソードでは夏、水季、弥生、海に焦点を当て、登場人物たちのバックグラウンドや人物像がより鮮明に描かれるため、本編の世界をより深く理解するための必見の内容となっています。
こちらも「海のはじまり」と一緒に、ぜひ楽しみましょう！木戸大聖の魅力がギュっと詰め込まれた内容になっています。
配信スタート❕#兄とのはじまり
— 『海のはじまり』月9ドラマ【公式】 (@umi_no_hajimari) July 15, 2024
夏の弟・大和を主軸に、もう１つの家族の“はじまり”の物語を４週連続で描く #海のはじまり スピンオフドラマです
本編とも密接にリンクした内容となっています
どうぞ合わせてお楽しみください!!#木戸大聖 https://t.co/shIDErJkth pic.twitter.com/NSV1wH7lcV