2026年4月に発生した岩手県大槌町の山火事が沈静化する見通しが立っていません(4月27日現在)。
この山火事に対して、とある陰謀論が渦巻いているようです。
大槌町の山火事は人災?

まず、今現在大槌町の山火事の原因は分かっていません。
ですが、今回もやはりと言いますか、このような火災が起きると、いつも「スマートシティが狙われた」という陰謀論が渦巻きます。
陰謀論者の言い分はこうです。
大槌町は政府からスマートシティ構想に認定されている。そのために、無理やりにでも土地を開発しなければならない。山火事を大規模に発生させて、その後土地を安く買いたたいて、一斉にスマートシティ計画を実行していく。これは政府が絡んだ陰謀である。
なんとも恐ろしい陰謀論ですが、このような陰謀論はこれが初めてではありません。
陰謀論を信じる人、信じない人

現に、上のような投稿をⅩで発見しました。投稿者は外国の方のようですが、それを日本人がリポストしています。
これは動画ですが、いずれ削除されると思い、画像でキャプチャしました。
このジープのような車が、火花を延々と道端に落として走り続けています。確かにこれが真実なら、たちまちにして森は日に包まれてしまいますが、元ネタが定かではありません。
陰謀論を信じない人は「何かの映像を切り取ったものだろう」と思いますが、
陰謀論の信者は「こうやって山火事を起こしているんだ」とさらに自分の考えを強く信じることになります。
大槌町には本当にスマートシティ計画が?

現に、上記のような投稿が「大槌町はスマートシティ計画にやられた」と煽っていますが、どうやら違うようです。

スマートシティはスーパーシティとも呼ばれており、国が掲げる「AIを基軸とした未来都市」のようなものです。まだまだ計画は中途半端な状態で、一部実験的に進められている都市もありますが、「デジタル化」「AIで統一」「経済的持続可能」などなど、あまり好きではない用語が並べられています。(筆者的に)
大槌町は候補にも入っていないようですね。
今はトランプのイラン戦争、イスラエルとレバノンの戦争、さらにロシアとウクライナの終わらない戦争などとともに、日本も「石油が入ってこない」という噂が拡散され、国民に不安な気持ちが入り乱れています。
こういうときは、陰謀論にハマる人が多いのも事実です。
現実は非常に複雑で、メディアの流す情報もどれを信じてよいのか分からない世の中では、シンプルに「〇〇計画」などという陰謀論を信じれば、シンプルにスパっとはまることができて簡単なのです。
こういう時こそ、自分の考えをしっかり持って、やたらと流れてくる「〇〇説」のような論者についていかないようにしましょう。
