違法スカウトグループのトップ・小畑寛昭が指名手配され、奄美大島に潜伏しているところを逮捕された。
なぜ小畑は奄美大島へ逃げたのか?暴挙としか言いようがない逃亡劇の謎を解き明かします。
奄美大島へ逃げるのは暴挙

違法スカウトグループとして歌舞伎町、いや、日本全国で悪名をとどろかしたナチュラル。
半グレのネーミングとしては全くセンスがないが、一代で日本一の半グレグループに成長させたのが小畑寛昭。
いかにも人相が悪い男だが、メインの活動場所・歌舞伎町から離党の奄美大島まで逃げていた。

小畑が逮捕されて非常に喜ばしいのだが、彼はなぜ奄美大島に逃げたのだろか。当初は「知人がかくまってくれたのか」と思われたが、どうやら違ったようだ。
離党へ逃げるのは間違い
組の者なら、指名手配されている、あるいは警察の手が伸びていることが分かったら、すぐに逃亡するのは小畑と同じだが、逃亡先が違う。
組の者なら東京や大阪、札幌のような「大都市」に逃げて人に紛れるのが常套手段だ。目立たないからだ。
逃亡は目立たないことが優先される。
都会では人だらけで、さらに隣の人がどんな人間かも気にしないし、関わらないようにする。
しかし、離島は違う。そもそも人が少ないし、よそ者が来たらすぐに警戒されるし、認知されるし、噂になる。
小畑は奄美大島のホテルに2025年12月21日から滞在していたそうだが、それほど長く滞在する客はそもそも珍しいし、一人なのでさらに怪しまれる。
だが、指名手配されても最初は小畑の写真は公開されていなかったので、ホテルの人間も怪しいと思うだけで通報までには至らなかった。
だが、1月になってついに写真が全国に公開されると、わずか2日後に「似ている人間がいる」と警察に通報された。
離党なので逃げ場もなく、小畑は捕まるしかない。
小畑は組織をまとめる才能はあったのかもしれないが、逃亡についてのノウハウはなかった。勘で動いたのだろうが、経験がないと勘も働かない。
組ならば組織としての経験値があるので、小畑のような逃亡劇はなかっただろう。
半グレにも弱みはあるのだ。

