スカウトグループ「ナチュラル」トップ小畑寛昭を奄美大島で逮捕!

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全国展開するスカウトグループ「ナチュラル」。日本のほぼすべての繁華街で女性を勧誘し、売り飛ばすという違法なスカウト業繰り広げていた。

「ナチュラル」のトップである小畑寛昭(おばたひろあき)・40歳をついに奄美大島で逮捕した。

この記事ではナチュラルがどのような組織か、小畑が何をしたのかを解説する。

目次

「ナチュラル」とは何か

「ナチュラル」は街で一般女性を勧誘し、性風俗店などに紹介して店から売り上げの一部をバックさせる。その金が暴力団組織に流れていた。いわゆる「違法スカウトグループ」である。

「ナチュラル」のメンバーは全国に散らばっている。いわゆる「半グレ」であり、暴力団の扱いではないので取り締まりが難しい。

メンバーは全国に1500人以上いると推察される。日本最大の違法スカウトグループだ。いわゆる「トクリュウ=匿名・流動型犯罪グループ」とされており、警察が何年にも渡ってマークしてきた。

メインの活動場所で、一番の稼ぎ頭である拠点は東京・歌舞伎町だ。

「ナチュラル」の違法スカウトの実情

やり方はこうだ。

スカウトが街を歩く一般人のかわいい女の子に声をかける。「いい仕事があるんだけど、やらない?誰でもできて簡単な仕事だよ」

スカウトの話に興味のある女の子はスカウトの話を聞く。スカウトは女の子を店に連れていく。多くの場合「性風俗店」だ。

一度足を踏み入れると出るのが難しい闇の商売。

女の子は風俗の仕事を始めるが、客からもらった金の一部を店が受け取り、さらに一部を「ナチュラル」に渡す。女の子を紹介してもらった仲介料のようなものだ。

なので、女の子に手渡される金額は微々たるものだ。

「ナチュラル」はそのような手口で、年間44億円以上を得ていた疑いがある。

彼らにとって、女性は「人間」ではなく、自分たちが稼ぐための単なる「モノ」にしかすぎない。

逮捕容疑は「みかじめ料」

小畑容疑者が今回逮捕された容疑は、以下になる。

もちろん、この容疑は「とっかかり」であり、まず逮捕することで別容疑で再逮捕が繰り返されるだろう。長期間の交流となると思われる。

2023年に東京・渋谷区の繁華街でスカウト行為を行う見返りとして、暴力団組員の男性にみかじめ料60万円を支払った

みかじめ料(見ヶ〆料)とは?

暴力団には地域での自分の組の「縄張り」がある。その縄張り内で飲食店や風俗店が営業する場合、見逃してやる見返りとして金を要求する。いわゆる「シノギ」である。

現在は暴力団に金品を渡すことは暴対法や暴力団排除条例で禁止されている。支払うと法律違反として罰則が科される。

日本国内を転々と逃げ回っていた小畑寛昭

悪質きわまりない「ナチュラル」のトップは小畑寛昭。

警視庁は「ナチュラル」を一掃するために関係先を一斉捜索してきたが、小畑容疑者は逃亡し、行方が分からなかった。

2025年11月に小畑を指名手配し、年が明けた2026年1月21日に顔写真を全国に公開した。

顔写真を公開後は数十件の情報が寄せられた。奄美大島にも「似た人がいる」という情報が寄せられ、警視庁から刑事が10人以上直行し、そこで小畑を確認し、逮捕に至った。

小畑は髭をはやし、眼鏡をかけていた。できる限りの変装を試みたつもりだろうが、あっけなく逮捕に至った。

逮捕時は暴れて逃げようとしたが、逮捕状を見せられると「小畑寛昭です」と観念したように認めた。

小畑のまたの名は「木山」

本名は小畑だが、裏社会では「木山」と名乗っていた。

木山兄弟として二人で裏社会を牛耳っており、その界隈では恐れられる存在だった。

木山兄弟は実際に兄弟であるかは定かではない。他人だとしても組に属していないので盃も交わしていないだろう。

小畑は「木山兄弟の兄」と呼ばれていた。

小畑はどんな人物か

トクリュウのトップともなると、本当の姿を見たり話したりする人物は限られている。

よって、小畑には「都市伝説」のような噂がついてまわる。

噂では「元消防隊員。身長は190センチで狂暴。ヤクザを相手にしても全く動じない恐ろしい人物」

と言われていたが、実際に会った人は

「身長は170センチぐらい。普段は腰が低く礼儀正しかった」と言う。

裏社会の大物ともなると、チンピラとは違い、自分で手出しをすることはない。悪事はすべて手下にやらせて、大物とつきあい、金銭の取引をするだけなので、見た目は実像とは全く違うものだ。

黙秘する小畑容疑者

逮捕された小畑容疑者は、警視庁での取り調べで

「この件に関しては、今は何も話しません」と黙秘している。

黙秘と、警察に協力しない姿勢は「ナチュラル」で徹底的に教育されている。

どんな下っ端が捕まっても、口を割ることはまずない。

ナチュラルには「警察に捕まったときのマニュアル」があり、組織の全貌が見えないように末端まで徹底されている。

もしも口を割った場合には、シャバに出てきたときに自分の身が危うくなるだろう。それを恐れて誰も口を割らない。

だが、トップの逮捕で「ナチュラル」は根こそぎ崩されることになるだろう。おそらくトップが逮捕されたことで、今頃「ナチュラル」のメンバーは逃亡をたくらんでいると思われる。

海外に逃げるにも包囲網が張り巡らされているから、日本脱出も容易ではない。

警察とつながっていた「ナチュラル」

実は「ナチュラル」は警視庁に協力者がいた。

捜査状況を「ナチュラル」に流してもらう代わりに、金銭を渡していた。

トクリュウ撲滅を掲げていた警視庁にとって、大きな黒歴史となった。

今回「ナチュラル」を壊滅に追い込んで、警視庁の不名誉を晴らしたいのは間違いないだろう。

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