フジテレビで再び、オンラインカジノ(通称オンカジ)を巡る不祥事が注目を集めています。
6月23日には、バラエティ番組『ぽかぽか』などを手がけた社員・鈴木善貴容疑者が、常習賭博の疑いで逮捕されました。
同局では、今月11日にも山本賢太アナウンサーがオンカジ利用を認めたばかり。そんな中、次に疑惑の目を向けられているのが、人気番組を多数手がけてきた中嶋優一プロデューサーです。
「弟分」とされる鈴木容疑者の供述や社内の証言から、“オンカジ文化”がフジテレビ内部に根深く浸透していた可能性が浮かび上がってきました。
果たして、中嶋氏の名前がこの連鎖の中に出てくる日は来るのでしょうか。疑惑とその背景を探ります。
中嶋優一Pの“オンカジ疑惑”が浮上?!

フジテレビで長年にわたりバラエティ制作の中核を担ってきた中嶋優一プロデューサーに、オンラインカジノ(オンカジ)利用の疑惑が浮上しています。
これは、同局社員鈴木善貴容疑者(44)が常習賭博の疑いで警視庁に逮捕されたことがきっかけです。鈴木容疑者は「5年ほど前、職場の先輩に誘われてオンカジを始めた」と供述しており、その“先輩”として噂されているのが中嶋氏です。
中嶋氏といえば、かつて中居正広さんの女性問題をめぐる混乱にも関与が取り沙汰された人物。今回のオンカジ疑惑においても、「鈴木容疑者は中嶋氏の“弟分”である」という社内の証言が注目を集めています。
一部報道やSNS上では、「中嶋プロデューサーも関わっているのでは?」といった声があがっており、フジテレビ社内におけるオンカジ文化の実態に再び注目が集まっています。
港ファミリーとは?

今回の件で重要なキーワードとなるのが「港ファミリー」です。
鈴木善貴容疑者は、2023年にフジテレビでスタートした情報番組『ぽかぽか』の制作統括を任され、演出を手がけていました。この番組は、当時社長だった港浩一氏が強い関心を持ち、自ら鈴木容疑者に「お前に任せた」と声をかけたほど、信頼を寄せていたといわれています。
このように、港氏の寵愛を受けた幹部・社員のグループは、社内で「港ファミリー」と呼ばれており、鈴木容疑者はその一員でした。また、彼は中嶋優一氏の“弟分”ともされており、編成ラインでの強いパイプがあったとみられています。
社内に広がるオンカジ文化?

今回の逮捕劇で明らかになったのは、単なる一個人の問題ではなく、フジテレビ社内にオンラインカジノが“文化”として広がっていた可能性です。
鈴木容疑者は「周囲もやっているから大丈夫だと思った」と供述しており、同局の山本賢太アナウンサー(27)も今月11日にオンカジ利用を認めたばかりです。
一部では、「オンカジの利用は社内で“隠れた常識”になっていたのではないか」との指摘もあります。
中嶋氏の動向に注目集まる
現時点で、中嶋優一氏がオンラインカジノを利用していたという明確な証拠は報道されていませんが、鈴木容疑者の“弟分”であること、そして「先輩から誘われた」という証言がある以上、名前が取り沙汰されるのは自然な流れとも言えます。
また、フジテレビは6月25日に定時株主総会を控えており、オンカジ問題は経営層にとっても無視できない課題となっています。
中嶋氏をはじめ、今後もフジテレビ内から新たな名前が浮上する可能性があり、事態の推移に注目が集まります。
※本記事は公開情報をもとに構成しており、特定の人物の違法行為を断定するものではありません。今後の公式発表や報道をご確認ください。