フジテレビ放送事故!ロケで男性が大火傷しその後死亡:公表せず【画像多数】

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2004年に放送されたフジテレビのロケ番組。番組中に起こった事故と、その後の隠ぺいが問題になっています。

この記事では、事故の詳細とその後の経緯について解説します。

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目次

どんな番組でどんな事故だった?

フジテレビ「退屈貴族」

番組では「東洋のランボー」を自称する男性を取材。男性に火渡りをさせるという企画でした。

問題となったロケは、フジテレビで2003年から2004年にかけて放映された「退屈貴族」という番組の中で起こりました。

老人火あぶり致死事件 フジテレビ退屈貴族 東洋のランボー」を画像でご覧ください。(YouTubeの「放送事故チャンネル」の投稿を抜粋しています。)

2003年の12月、フジテレビの取材班は「東洋のランボー」と言われる(あるいは自称)男性宅を訪問します。

男性は、「幽体離脱」や「火渡り」ができるとのことでした。

男性は近くの河原へ行き、段ボールを敷き始めます。さらに、その上にたっぷりの灯油を振りかけます。

どんどん振りかけ、ついにポリ缶すべての灯油をまるまるかけて、段ボールに染み込ませました。

スタッフが、「本当に火の上を歩くんですか?」と問いかけると、「本当ですよ」と答える男性。

男性はおもむろに持っていた紙にライターで火をつけます。

火のついた紙を段ボールの上に投げると、たちまち段ボールは火の海に。

段ボールは燃え盛り、番組ではシルベスター・スタローンの「怒りのアフガン」という映画に見立て、アフガンが燃え盛るシーンだと大げさなナレーションが響き渡ります。

果たして、男性は本当に裸足でこの火の上を歩くことができるのでしょうか?

「お願いします!」というスタッフの声。

スタッフの掛け声とともに、火の上を歩き始める男性。本当に裸足です。

どんどん火の中を進む男性。大丈夫でしょうか。

ゆっくりと、一歩ずつ進んでいきます。

ついに歩き終わったようです。

火の海を歩き終わった男性は、よろよろしており、かなり辛そうな印象です。

スタッフが「どうですか?」と聞いています。

スタッフに「今日は火が強いね」と、辛そうに答える男性。

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老人、この火傷が元で死亡

この収録が行われたのは2003年。男性はこの時の火傷が元で2007年に死亡しています。フジテレビがこの事件を公表することはありませんでした。

この番組のロケは、2003年12月4日夕方に行われました。

男性はロケ中に火傷を負っていましたが、スタッフは病院に連れていくことはしせず、そのままタクシーで帰宅させました。

その後、男性の容体は悪化し、隣に住む兄が発見して、救急車で病院に搬送されました。

男性は足裏から足裏から太ももにかけて重篤な火傷を負っており、2023年12月20日には呼吸が一時停止しました。

腎機能の低下は大火傷によるものだったと医者が証言しています。

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番組のプロデューサーは港浩一氏

当時、この番組を担当していたのは、港浩一プロデューサーです。

2003年に男性を大火傷させたこの番組、港浩一氏がプロデューサーだったそうです。

番組は家族には謝罪しましたが、フジテレビとして世間には公表しませんでした。(つまり隠ぺい)

港浩一氏は、この事件の半年後に「バラエティ制作センター室長」に出世しています。

その後、フジテレビの社長にまで上り詰めたのは皆さんご存じのところです。

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番組に寄せるSNSの声

2004年に放映されたこの番組に対して、多くの怒りの声がSNSにあがっています。

この番組、港氏がプロデューサーだったそうですね 。

灯油を撒いて火をつけて、認知が衰えている老人を歩かせるなんて人間のする事か?

火傷しているのにタクシーで帰宅させている。

悪ふざけの度がすぎる。犯罪です。

普段1人で寂しくしてる老人がテレビの取材を受けて気分が上がっちゃって、無理なことを頑張ってやっちゃった感じがある。

凄く悲しい気持ちになる。

これ今からでも掘り起こすべき案件です

老人虐待以外の何物でもない

ヒロミさんが大量のロケット花火で空を飛ぶ企画で大火傷を追い、当該回のお蔵入り&番組打ち切りになった「1or8」も港浩一前社長のプロデューサー時代の番組でした。

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いまだに誰も責任を取らない無責任体質

この番組の大事故の詳細は、長い間フジテレビによって隠ぺいされていました。

2012年にフリーランスのジャーナリストである中川一徳さんがこの事件に関する記事を記し、それが週刊文春(2012年3月8日号)に署名記事として掲載・周知されました。

報道後は、ネットなどを始めとして炎上、話題となりました。

なお、中川氏の記事の内容通りですと、事件の加害者側にあたる番組の責任者は、数々の隠蔽工作によって守られ、現在でもまったく裁かれていないということです。

フジテレビの乱暴な番組の制作が露呈し、港浩一プロデューサーは責任を取らないばかりか、社長にまで出世するという異常な体質が露呈しました。

2004年の出来事だからもう時効だろう、という考え方は視聴者には通用しません。今からでも真摯に事件と向き合い、説明責任を果たし、男性とご遺族へ謝罪することが必要ではないでしょうか。

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