2025年2月2日の「イッテQ!」は、放送当日に突如放送内容が変更になると発表されました。
いったい何があったのでしょう。
この記事では、イッテQ!の放送内容と、変更になった理由を解説します。
説明もなしに突然の放送内容変更
撮影協力先について確認事項が発生したため、本日の番組の内容を変更して放送致します。
この発表を受けて、SNSはすぐさま大騒ぎになりました。
いったい、何があったの?
説明してくれないと、いろいろ考えちゃう
「確認事項が発生」って、これから確認するの?
まさか、フジテレビみたいなこと?
今、まさにフジテレビ問題が話題になっている中、「日テレも同じなのか」という声が上がるのも仕方がないことです。
視聴者としては、理由も知らされないことに疑問の気持ちが沸いてくるのは当然です。
韓国のロケ?インドのロケ?
当初はどちらのロケのことだかわからず、「韓国ロケが中止?」「インドで何かあったんじゃないの?」と、あちこちであらぬ噂が飛び交いました。
「温泉同好会のインド旅:絶叫ヒモ無しバンジー」
「ガンバレルーヤ韓国美しすぎ回転演舞習得 もん絶…マル秘小顔エステ」
いつまでも「放送内容の変更理由」が明かされないので、しまいには「日テレの韓国推しがひどすぎる」などの、あらぬ方向への中傷まで現れる事態になりました。
統一教会絡みのロケが大問題に!
実は、イッテQ!の今回の韓国ロケは、「リトルエンジェルス」というかわいい女の子たちの踊りをガンバレルーヤが紹介するという企画でした。
無事に編集も終わり、あとは放送するのみという段階になって、リトルエンジェルスが実は統一教会の団体の一部だということが判明。
驚いたスタッフは急遽番組の内容を差し替える決断をしたのでした。
この判断は、日テレさんの英断と言ってよいでしょう。
リトルエンジェルスって何?
リトルエンジェルスは、表向きは「民間平和外交使節団」として活動しています。
世界60カ国以上での海外公演を行い、各国の首脳とも交流を深めながら、累計7,000回以上の公演、600回以上のテレビ出演を果たしています。
芸術性も高く、『ニューヨーク・タイムズ』から「驚異的な芸術団」と称賛されるほどです。
韓国政府からはその貢献が認められ、4度にわたり大統領表彰を受賞しています。
もちろん、公演は「布教活動」の一環です。統一教会の会員は世界中にいる、ということですね。
なぜ日テレは気づかなかったのか?
統一協会は一般市民に正体を隠して近づいてきます。
真正面から「統一教会です」と言っても逃げられるだけなので、いろいろなダミー団体が統一教会に所属しています。
今回のリトルエンジェルスもそのダミー団体のひとつ。「ユニバーサル・バレエ団」というのもあります。
これらすべての団体を、たとえテレビ局といえどもすべてチェックするのは難しいのかもしれません。
今回のリトルエンジェルスの放送を、信者さんたちが大喜びで宣伝してたので、結果的に日テレの制作サイドの知るところとなりました。
もしもこの企画が放送されたら、「日テレが統一教会を応援」しているとみなされるので、それはそれで大問題になったでしょう。
日テレの幹部も、冷や汗をかいたのではないでしょうか。
今は、ひとつのミスが大きな問題に発展し、最後にはテレビ局という屋台船を根底から揺るがす事態になりかねません。
制作側も大変ですが、がんばってよい番組を作っていただきたいと思います。