2025年6月5日、フジテレビ問題における中嶋優一氏の処分が決定しました。
1月の発表では、中嶋氏の処分は「暫定」として、「人事局付け」に決定しました
この記事では、最新情報をまじえ、人事局付けに関する情報も加えてお伝えしています。
2025年6月最新:中嶋優一最終処分決定
6月6日、フジテレビ問題に関する社員(契約社員も含む)に対する処分が決定しました。
本日17時30分からフジテレビの清水社長の会見で、社員の処分が発表されました。個人名は伏せられたものの、中嶋氏の処分は「4段階降格」ということです。おそらく、平(ひら)のディレクターあたり、あるいは平社員ではないかと思われます。テレビ局の役職は多岐に渡るため、一般の会社とは複雑さが違います。さらに、1か月間の懲戒休職も発表されました。

「“4段階の降職”といっても、部長職から主任くらいの降格かと思います。年収としては、今までが2000万円ほどだったのが1500万くらいになるといった程度だと思います。
女性自身
ただ、騒動以降、自宅待機となっているB氏は、仮に自宅待機が解かれても到底出社できるような状況ではないことも確か。
今後は自主退社か、ほとぼりが冷めたらまた復帰するのかわかりませんが、フジテレビ自体の名誉が回復されるのにはまだまだ時間がかかりそうです」(前出・フジテレビ関係者)
以下の記事は2025年1月に「人事局付け」となった中嶋氏の処分について詳しく説明しています。
中嶋優一氏の処分決定(暫定か)

1月30日、フジテレビより発表がありました。社員A氏(ほぼ中嶋優一氏と推測される)は編成幹部でしたが、関係者によりますときょう付で「人事局付」に異動したそうです。
「人事局付」とは、会社によっては「人事部付け」とも呼びます。社員を「人事部が暫定的に預かる」ということです。
具体的には「とりあえずやる仕事は何もない」という処分になります。
局によると「職務執行が困難になったため」と言うことですが、確かに今のままではプロデューサーに戻るのはいろいろな意味で困難でしょう。
中嶋氏を守り切れなくなったフジテレビ

中嶋優一氏は、これまで「精神的に疲労困憊」で会社を休職していました。自宅待機という扱いで、進退を本人も会社も決めかねていたのでしょう。
フジテレビとしては、中居正広の性加害トラブルにおいて、社員は関係していないと記者会見で公言しています。
会社としては中嶋プロデューサーの関与を全面否定していますが、週刊文春の記事、さらには現フジテレビアナウンサーの証言、元フジテレビの女子アナの証言などが次々と出てくる中、さすがに守り切れなくなったのでしょう。
港浩一社長の失墜とともに

先日のフジテレビ記者会見において、港浩一社長が辞任すると発表されました。
中嶋プロデューサーは港社長の秘蔵っ子とも言われています。港社長が社長として存在している間は、中嶋プロデューサーの地位は何とか守られてきました。
フジテレビの「女子アナ接待」文化は、港社長から中嶋優一氏へ引き継がれたとも言われています。
しかし、港社長が今回の中居案件の責任を取らされる形で辞任したと同時に、中嶋氏を防護する人は誰もいなくなりました。
もとから社内では中嶋プロデューサーを快く思っていなかった社員も多く、港社長とともに、中嶋氏への処分も早々に決定することになりました。
中嶋優一プロデューサーはこれからどうなる?

中嶋プロデューサーが今回の中居正広の事案に全く関係ないのであれば、フジテレビとしてもそのまま職務を遂行させるはずです。
ですが、もうテレビ局としても中嶋氏を守り切れなくなったと判断し、彼の身柄を人事部預かりにしました。
人事部が預かると言っても、中嶋氏が人事部で働くということではなく、あくまでも現在の「プロデューサー」としての職務を解き、次の処分を下すまでの「保留」ということです。
予測ですが、中嶋氏は自己都合による退職ということで、フジテレビを退社するのではないかと思われます。
あるいは、「病気療養」という形で長期の休暇をとり、半年ほど経ったら誰にも知られず(知られるでしょうが)地方へ異動となることでしょう。
いずれにしましても、社員を会社が強制的に解雇することはできませんから、どの道を選ぶかは中嶋氏にゆだねることになると思います。
