皆さん、こんにちは。柚木家の隼です。今日は、仕事も早く終わったし、おいしい夕飯作るぞー!と思ったら!
倒れている人発見
今日こそ(今日も?)腕によりをかけておいしい夕飯を作るぞ!と意気込んで帰ってきた隼。
行き倒れ発見
隼が家に向かって歩いていると、なんと、自分の家の前に男の人が倒れているではないか。
「大丈夫ですか?」
よほどお腹が空いていると見た隼は、親切にも家に招き入れ、おかゆを差し出した。
「それにしても、この人なんだろう、今時お腹がすいて行き倒れなんて、そんなことある?それにしてもずいぶんイケメンだな。」隼は思った。
「とってもおいしい。お兄さん、すごくお料理上手。」めっちゃ怪しい笑顔で隼に語りかける謎のイケメン。
「ボクはリクと言います。助けてくれて、ありがとう。」
謎の男は咲さんの元旦那
そこへ、尊と湊、そして宇多ちゃんまでも帰ってきた。宇多を見た男は彼女に駆け寄り、「うた!やっと会えた!父さんだよ。」
そこへ咲さんが窓を開けて現れ、「ごめん、しょうゆ切らしちゃって、ちょっと分けてくれる?」(こういうこと、昭和ではよくありました)。
咲、目の前に自分の元旦那がいるのでびっくり。元旦那の浮気のせいで、咲さんは離婚したのだった。
「やっぱり、僕には君たちしかいない。もう一度やりなおそう」というリクに怒りがブチ切れた咲は、宇多ちゃんを連れて家に帰ってしまった。リクを柚木家に置いたまま。
困った隼だったが、リクを追い出すわけにもいかず、なんと図々しいリクはそのまま柚木家に居座ってしまった。
追い出せばいいと思います!
柚木家の居心地が良すぎて
「あんた、まだいたの!」ついに咲さんが現れた。
「ごはんが美味しくて、つい。」
岳は、虎次郎さんと将棋を指していた。虎次郎さんは岳に、迷惑をかけてすまない、あの男と結婚するときは反対したのだが、咲が決めたことだからと思っていたと話した。
「リクさんはいい加減な人だが、悪い人ではない」と岳。
すると、宇多とわかちゃんが「お父さんのところに遊びに行ってくる!」と嬉しそうに出かけていった。
リクの居場所
リクは朝食、夕食、おやつも当たり前のように柚木家で食べ、何もせずに漫画を読み、誰よりも早く風呂に入る。そんな生活を続けていたが。
隼、ついに咲さんに直談判
隼は咲さんに「なんとかしてください」と泣きついた。すると咲さんは「意外とあなたたちって相性がいいんじゃない?リクは面倒みられ体質、隼君は面倒みる体質。でも、さすがにこれ以上迷惑かけるのは、悪いか」
「はい、悪いです。」
そこで咲さんの思いついた考えとは、公園に住めということだった。屋根もあるし、近くに水道もあるし、ここでいいだろうと。
リクへの貢ぎ物?
「さすがにこれはまずいだろう」と隼が言い、リクを連れて帰るが、隼もいつまでこの状態が続くのだろうと途方にくれていた、そのとき。
八百屋のおばちゃん、イケメンが通ったので、あわててパイナップルをプレゼントした。
なんということだろう。さらに歩いていると、惣菜を売っていたおばちゃんが、イケメン(つまりリク)を呼び止めて、餃子を4パックもくれた。
こんなクズみたいな男でも、イケメンはやっぱり得ね。
「すっごい、これ、どうしたの?」尊がテーブルに置かれた数々の食品を見て、驚いていった。
「商店街の、各店からの貢ぎ物。」
貢がれた男は、こんな感じ。
湊のひと言
湊は、学校帰りに花を摘んできて、両親の仏壇に飾り、手を合わせた。
湊は、後ろに立っているリクに言った。「おじちゃんは生きてるのに、なんで家族を大事にしなかったんだよ。おばちゃん、ここに来たばっかのころ、泣いてたんだぞ。戻りたいと思っても、もう、戻れないものもあるんだよ。」
湊の言葉に、何も言えなかったリクは、ただそこに立ちすくんでいた。
翌日、リクは出ていくことを決心した。宇多もわかも、父親との別れを悲しんだ。
「ごめんね。でも、大きくなった二人を見られて、父さん嬉しかったよ。お母さんのこと、よろしくね。」
とぼとぼと歩いていくリクの姿は、どんどん小さくなっていった。
「リクさんには、もう二度と会えないような気がする」隼は心の中で思っていた。
なぜか沖縄料理店が大繁盛
ある日、隼は帰宅途中、八百屋のおじさんに声をかけられた。「知ってる?あそこの沖縄料理の店、創業以来の大繁盛だってよ。」
「え?なんでですか?」
「何日か前に、すっごいイケメンが住み込みで働いてるってよ。背が高くて、癒し系でさ。」
「背が高くて、癒し系?」
思い当たらないこともないと、隼は沖縄料理屋へ向かった。そこに立っていたのは…リクだった。
「あ!隼くん、ヤッホー!」
こんなところで働いていたんだ。それにしても女性で大賑わいだね。どんな人でも、使いどころってあるもんだ。よかったよかった。宇多ちゃんやわかちゃんも会いに来られるしね。
イケメン理久(りく)役は竹財輝之助
今回、主役とも言える重要な役を果たしたリクを演じたのは、竹財 輝之助(たけざいてるのすけ)さんです。
2004年、『仮面ライダー剣』で俳優デビュー。仮面ライダーって俳優の登竜門なんですね。
ファンクラブもあります!竹財輝之助ファンクラブ
映画、テレビドラマ、舞台、CMを中心に精力的に俳優活動中。
主な代表作として、NHK 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、テレビ東京ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』に出演、FOD/フジテレビ『ポルノグラファー』、関西テレビ放送『東京男子図鑑』で主演をつとめる。
シリアスからコメディまで様々な役をこなしてきた実力派俳優。
カッコいいルックスと裏腹に少しお茶目な所が特徴的な、
エロ甘系イケオジ俳優です。(スターダストプロモーションの公式HPから)
リクこと竹材輝之助が「夫の家庭を壊すまで」に出演!
さて、2024年7月から、各テレビ局で新しいドラマが始まりますが、その中のひとつのドラマに竹財輝之助が重要なキャストとして出演しています。
題して「夫の家庭を壊すまで」。なんだか怖い響きですが、その「夫」役が竹財輝之助です。もう、タイトルを聞いただけでどんなストーリーかなんとなくわかりますよね。皆さんのご想像どおりです。なぜか、こういうチャラい感じの役になってしまうんですね。
女性にモテモテの顔だから、仕方がないのかもしれません。笑うと男の魅力がダダ洩れてますもんね。こちらのドラマも非常に面白いです。まだ間に合うようでしたら、ぜひお楽しみください。