暗いとかホラーとか毎回言われているけれど、それだけ言われてるってことは、みんな見ているということです。
さて、夏、海、弥生、水希が中心のこのドラマですが、回が進むにつれて「津野君」に興味を持つ人が多くなっています。どういうことでしょうか?そして、彼に対する考察、みんなはどんなことを思っているのでしょうか?この記事では「津野君」について深掘りしていきます。
私の見解:津野君はただの同僚で、水希のことを少し好きだった
ネットでは津野君(池松 壮亮・いけまつ そうすけ)に対する考察が深まっています。深まりすぎていて、私には驚くことばかりです。
池松 壮亮さんて、本当にいい演技をしますね。好きな役者さんの一人です。
私の考察は、こういうモノです。おそらく浅すぎて、考察とも言えない考察です。でも、ほとんどの人が私と同じように思っているのではないか、そう思って書いてみます。
・津野君は、独身男性。水希と同じ図書館に勤める。水希がシングルマザーであり、困窮していることも、病気であることも知っている。
・津野君は、水希の仕事を替わってあげることもあるし、海ちゃんのことを預かってあげることもあった。
・津野君は、ほんのりとした想いを水希に寄せていた。
・津野君は、水希の7年間の苦労を誰よりも知っていたし、あまり母親(朱音)の世話にもならないようにしていたことも知っている。
・だからこそ、水希が亡くなってから、それまで全く姿を見せなかった夏が現れ、同時に海ちゃんと急速に距離を詰めていることに不満を持っている。
私がドラマを観ながら津野君に対して思っていることは、こんな感じです。どうでしょう。浅すぎるでしょうか。
それでは、ネットの他の人たちの考察を見ていきましょう。
津野君は実は妻子がいる、あるいはいた
この考察は、「ドラマ考察 トケル」さんのYouTubeで知りました。ですから、あくまでトケルさんの考察です。
第5話で、津野君は自宅のソファのすき間から、海ちゃんのヘアゴムを発見します。部屋にヘアゴムがあるということは、海ちゃんは津野君の家で髪の毛を束ねてもらっていた、ということが考えられます。
つまり、津野君の家に、夜、海ちゃんを預かってもらったのでしょう。ですが、独身の男の家にかわいい娘を預けることは考えられないので、その時は津野君に妻子がいたのでは?ということが想像できます。
何らかの事情で今は奥さんも子供もいませんが、津野君は自分の娘と海ちゃんを重ね合わせて、可愛がっているのではないかという考察です。
すごいですよね、私はそこまで頭が回りませんでした。
海は津野君を選ぶ?パパが二人いてもいい、の意味
さらにトケルさんは、「パパが二人いてもいいよね」という海ちゃんの言葉から、もしかしたら最終的に海は夏ではなく、津野君を選ぶのでは?とも考えます。
このドラマのテーマは「家族のありかた」「血がつながっていないと家族ではないのか」「いろんな家族があってもいい」という、現代の家族について考えるものです。
であれば、津野君が海が大好きで、海も津野君が大好きならば、本当は海は津野君にパパになってほしいのかもしれない、とも思えます。(というトケルさんの考察)
それは夏くんがかわいそう、とも思えますが、どちらにせよ、かわいそうな人は出てくるのです。
みんなが好きな人と一緒に住めて、それでみんなが幸せになれるなら、こんな素晴らしいハッピーエンドはありませんが、それは現実的ではないですよね。
また、海ちゃんが転校を嫌がっていることを考えると、津野君が海ちゃんと暮らせば、海ちゃんはこれまでと同じ学校に通えるという考えもあります。
ここまで考えると、あながち、「津野君と海ちゃん」という家族も捨てきれないですね。
ここまで書いてきたら、私の浅はかな考えが恥ずかしくなってきました。
詳しく知りたい人は、トケルさんのYouTubeをご覧ください。毎回、すごい考察をしていらっしゃるので、脱帽です。