「海のはじまり」は考察しないほうがいい理由!感情の赴くままに観るのがいいよね

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「海のはじまり」観てますか?私は、ドラマが始まる前から「なんとなく心がホンワカするかな」と期待していました。実際に見始めたら、面白いんですけれど、次第に「考察系」の人たちが言うことが気になってしまって…

でも、このドラマ、考察する意味って何かあるの?と、最近フツフツと感じています。

この記事は、「海のはじまり」は考察する?しない?について書いていきます。あなたはどう思いますか?

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目次

「海のはじまり」驚きの展開を素直に受け入れた自分だったが…

海のはじまりって、ちょっと変わったドラマです。

大学のときに付き合っていた彼女が妊娠し、男性にも打ち明けたが、彼女は「子供は産まない」と言ったまま別れて大学も中退した。しかし、7年後、その彼女が亡くなったという報せを受け、葬儀にかけつけたところ、女の子がいた。なんと、それは「産まなかった」はずの自分の子どもだった。

ざっくり言うと、こんな感じの始まり方でした。主人公の夏(目黒蓮)が、それから父親になるのかならないのか、というスタートだったんです。

派手なシーンこそありませんが、セリフがかなりどぎつくて、「これは言われたらきついな」とか「そんなこと言うんだ」とか「逆に怖いよね」など、女性なら気持ちがじわじわと動揺するでしょう。

あくまでも「じわじわ」来るセリフなので、セリフは深いと思います。かなり、練られたセリフです。セリフの向こうに、もっと深い思いが隠されています。

このドラマは、一概に「何が正解」っていうのがないし、人によって受け方が様々だから、面白いし、難しいんです。

私は、この楽しみにしていたドラマを、一人で静かに楽しもうと思っていました。そして、あらすじとか感想を、静かにブログに書いていたのです。

ところが、どうやら世の中にはこんなドラマにも「考察系」の人々がネットに生息していることを知ります。それを知ってから、私の心は大いに揺れました。

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「考察系」が向いているドラマと向いていないドラマがある

「考察系You Tuber」のことは、昔から知っていました。ワンピースの考察などは有名です。あの漫画(アニメ)はいつ終わるのか分からないほど長期間続き、ストーリーは果てしなく壮大です。

考察する人は「あの〇〇は××を意味している」「あの時の〇〇はこれを意味していたんだ」と、シーンから未来を予測したり、過去のシーンを振り返って「こういうことでした」と意味を解説します。

ワンピースは、私は途中まで読んで挫折した人間ですが、確かに面白く、単なる「海賊王に、オレはなる!」と宣言した男の子の単純な冒険物語ではありません。

だからこそ、ファンから絶大な支持を得ているし、考察する材料も豊富にあるでしょう。

考察しながら、あれはああだよね、こうだよねと、ファンの間でも盛り上がっています。

ワンピースだけでなく、壮大なストーリーを彷彿とさせるアニメや漫画、この先どうなるか分からない展開のサスペンス、探偵ものなど、考察に向いているコンテンツはたくさんあります。

ただ、「海のはじまり」のような、恋愛もの、家族もの、癒し系、悲しみにうちひしがれる系、ほのぼの系など、主に女性が視聴者のドラマや映画は、考察系には向いていないような気がします。

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「考察系You Tuber」に左右されがち

私は、バラエティはあまり観ないんですが、ドラマや映画は好きでよく観ます。観たあと、友達や家族と「あれはああだった、こうだった」と話すのが好きです。

ところが最近、YouTubeで「海のはじまり 考察」というタイトルを発見し、ふとクリックしてしまったのが間違いでした。

何やら、すごーく細かい小道具や、ほんの少しのセリフや目くばせ、靴の脱ぎ方などに注目し、そこからストーリーを推察するのが「考察系You Tuber」です。考察系You Tuberは圧倒的に男性が多いようです。

私は「え?そうなの?そんなこと全然気づかなかった」と恥じ入るばかりでした。自分の感じたままに、感想ブログを書いていた私は「どうしようかな」とも思いました。私の感想には、何の意味もないのではないか、とも思いました。

だから、一生懸命小さな場面を見落とすことなく、何回も同じ場面を再生したりして、自分も「考察ブログ」を書いてみましたが。

ですが、どうも納得いきません。もちろん、小さな事が大切な場面もありますが、全体的にフワっとした流れのほうが大事なのでは?そのほうが、作者が本当に言いたいことが分かるのでは?(分からなくてもいいけど)と思うようになりました。

実際、考察系You Tuberが指摘した点を後から検証してみると、間違っていたこともあるし、考えすぎだったこともあります。それはそれでいいのですが、私たち視聴者は、自分の感性を大事にするべきだと思うのです。

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男性と女性は物語の見方が違うから

ドラマ「海のはじまり」は、水希と弥生という、二人の女性と夏(目黒蓮)を中心に描かれています。

男性とのおつきあい、年齢、結婚、妊娠、中絶、子育て、産婦人科などなど。どうしたって男性には分からない女性の気持ちが描かれていますから、男性が考察するのは無理な話です。

そこを無理に男性が考察しようとするので、どうしても「ちょっと違うんじゃない?」と女性は思ってしまいます。普段、夫婦や恋人同士でも、男と女の会話が最後までかみあわないのと一緒です。

男性は、ドラマを「客観的に」解説しようとします。女性は、「好き、嫌い、かわいそう」など、感情でドラマを観ます。

だから、海のはじまりは、女子会トークが一番ふさわしいですね。

男性You Tuberには、VIVANTなどの壮大エンタメ系アドベンチャードラマや、「降り積もれ孤独な死よ」のような予測不能なサスペンス系ドラマで活躍していただきたいなと思います。

【考察系に向いているドラマ】

【考察系に向いていないドラマ】

上のふたつの画像を比べても、全然違いますよね、男性と女性を区別するのは今の時代には合わないかもしれません。VIVANTは国民が熱狂するドラマでしたし、私ももちろん熱狂しました。ですが、「海のはじまり」は女性が静かに観る番組だと思うんですよね。

だから、考察系の人がなんと言おうと、気にしない。女性は男性よりも感性が豊かなので、自分が感じたそのままを受け入れたほうが、ドラマは格段と面白くなります。

女性の観るドラマや映画に「考察」とか「伏線回収」はいらないのでは?とひそかに思う今日このごろです。

あなたはどう思いますか?

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