Netflix配信「timeleszオーディションプロジェクト」、略してタイプロ。3次審査でを通過した15人が4次審査に進む。4次審査に合流するのが3人。全員STARTO社の「俳優」部門の人間だ。
3人ともジュニア出身、現在では舞台やミュージカルで、歌も踊りもできる「役者」として第一線で活躍しているツワモノである。
この記事では、3人のうちの一人、今江大地に迫る。
今江大地の登場でタイプロオーディション全員が笑顔に!
4次審査は、全員がバスで合宿所に連れてこられた。4次審査ではどんなことをするのか知らされていなかった参加者たちは、ワクワクしながらも内心バクバクしていたことだろう。
朝の7時半に東京駅を出発。11時半にはいよいよ正式にスタートだ。4次審査では、15人を5人ずつの3チームに分けることが発表されたが、チーム分けの前に、今回からオーディションに3人が参加することが突然発表された。
寺西拓人、今江大地、原嘉孝(よしたか)の3人だ。原は仕事の都合で2日目からの合流となるので、寺西と今江が登場した。
今江は161㎝と小柄ながら、ダンスとアクロバットが得意なジュニア出身の役者。
何しろ4次審査に向けての取り組みが始まるということで、全員が緊張している中、今江がひょこひょこと楽しそうに現れ(まるでスキップをしているようだった)。
とってもいい笑顔なので、ぜひ皆さんに見ていただきたいと思う。下の写真が今江君。他の参加者と同じように、ゼッケンをつけている。
「はじめまして!今江大地と申します!」とニコニコしながらみんなの方を向いて挨拶したとたん、ピリピリしていた空気が一気に緩やかになった。
今江の笑顔と、明るい口ぶりに、みんなが救われていた。今江には人の心を溶かす魔法があるようだ。
今江の経歴
今江大地は1995年11月6日生まれの29歳(4次審査が始まった10月時点では28歳だった)。小柄で顔つきも若く見えるが、同じく4次審査から合流する他の2名、寺西拓人、原嘉孝と同い年だ。
小学6年の頃からジャニーズ事務所に入り、関西ジュニアとして活動を続けた。筋金入りのジュニアだ。
2023年ジュニアを卒業し、その後役者として舞台やミュージカルに出演している。
下の写真は、今江が25歳の時に「ミュージカル DOG FIGHT(ドッグファイト)」で海兵隊員を演じたときのポスターである。
今江大地がタイプロに挑戦する理由とは?
そんな彼が、今回タイプロに参加するにあたって、意思表明をしてくれている。
「アイドルじゃないですか、やっぱり。歌って、踊って、ギラギラしたステージに立って、お客様にパフォーマンスする。ボクもそれがずっと夢ではあったんです。デビューするっていう。
なにわ男子の藤原丈一郎と大橋和也、あと、Aえ!groupの末澤誠也と草間リチャード敬太。ずっと一緒にやってたやつらが、アイドルで最前線で活動してて、嬉しい反面、悔しい。一緒にやってたのに」
そんな彼の悔しさが、4次審査の「1000メートルダッシュ」でポジティブに発揮された。ヘトヘトになる挑戦者が多い中、今江は見事に一位で走り抜けたのである。
長年、表舞台で活躍してきた人間の生きざまはこういうことかと、改めて感動した。
今江の4次審査での活躍は、配信後に追って解説するので、少々お待ちを。
それにしても、ようやっと3次審査を勝ち抜いてきた面々に、さらなる強敵現る!という感じだ。もっとも、ジュニアから出てくることは予想されていたので、私としては「ここからか!ジュニアがんばれ!」という気持ちでいっぱいだ。
特にジュニアの誰のファンというわけでもないが、もしも自分がジュニアだったら、パッと出てきた人間の後ろで踊りたくなんかないし、そんなのジュニアとしてのプライドが許さないだろう。ジュニアには意地を見せてほしいと思う。