国民民主党の「元」代表玉木雄一郎は、グラドルとの不倫問題で「3か月間の役職停止」となりました。
役職停止の期間は2024年12月4日から2025年2月3日までということになります。ただ、この問題は尾を引きそうです。この記事では「玉木雄一郎の役職停止と今後」について解説します。
小泉みゆきさんとの不倫がバレて
玉木元国民民主党代表は、グラビアアイドルの小泉みゆきさんとの数年にわたる不倫がバレて、全国民に知られることとなるスキャンダルになりました。
これを受けて、国民民主党の「倫理審査会」が協議をし、玉木さんの「3か月の役職停止」を決定しました。この処分は、かなり軽いと言えましょう。
ただ、党内からも、また、党とつながりの深い「連合」の支援団体の連合の芳野友子会長から「けじめをつけるべきだ」との声も出ていました。
倫理委員会は、「玉木代表が迅速に謝罪会見を行い、その後も真摯な態度を見せた」ことを理由に、処分は妥当なものだと結論づけています。
ですが、党内でも「けじめでも何でもない。きっちり(代表を)辞任すべきだ」との声も少なくないようです。
不倫を甘く見ていた玉木氏
小泉みゆきさんの普段の姿を写真で見ると、39歳とは思えないほど若く、さらに身体の線をはっきりと露出させるようなぴちぴちのトップと超ミニスカートが多く、驚きを隠せません。
SNSでは男性陣が「この姿で言い寄られたら男性は断れないだろう」という旨の投稿を挙げているのを何回か見ましたが、男ってバカなんですか?と言いたいです。
玉木さんも、最初は「一度だけの浮気」のつもりだったのでしょうが、それが2度、3度と重なり、おつきあいする期間が長くなればなるほど、抜け出せない関係になっています。(不倫はだいたいそういうものです)
幸か不幸か、玉木さんは東京の議員宿舎と香川県の実家と、2つ居宅を持っています。普段は東京に住み、何やかやと理由をつけて香川に帰ることは十分可能です。その都度みゆきさんを呼び寄せて逢瀬を重ねることは優に想像できます。
そのうち、行動が大胆になってきます。「分からないだろう」「バレないだろう」という甘い見込みの中、東京のホテルでも密会を重ねていたことでしょう(現にフラッシュに撮影されています)。
「知らないのは自分たちだけ」ということは往々にしてあるわけで、香川県でも県庁所在地にある立派なホテルで二人で会っていることは、多くの住民に目撃されています。
秘密の仲なのですから、普通は目立たない恰好をするものですが、みゆきさんのあの「誰でも目にしたら忘れられない」ファッションでは、到底隠れる意志などなかったのでしょう。もしかすると、「いつまでも影の存在ではいたくない」という女性ならではのプライドもあったのかもしれません。本当に「身を隠す」存在でいようと思うならば、あの恰好は選ばないでしょうし、「何も考えていなかった」のなら、頭は相当おバカなのかと思います。(みゆきさんはかなり頭のまわる人だったと想像しますが、どうでしょうか)
玉木さん、3か月後に代表として戻れるか?
党の発表をそのまま鵜呑みにするならば、玉木さんは2025年の3月3日に謹慎処分がとけて、翌日から無事に代表に復帰できることになります。
ですが、現実問題としてそれはかなり厳しいものと思われます。なぜなら、「不倫問題が長引く可能性が高い」からです。
もともと、政治家の先生方は昔から「愛人」「2号さん」を囲うことは当たり前のことでした。「あそこは2号さんの家だよ」という話は近所でも普通にしていたものです(昭和の時代)。
ですが、その場合の愛人は、芸者さんや銀座の一流ホステスなど、いわゆる「遊んでも安心できる」女性でした。そのような女性は、「お金の関係」であることを重々承知していましたから、別れ話を切り出されたときも、金で解決できます。つまり、「あと腐れのない関係」と言えましょう。
玉木さんの場合、お相手は「元グラビアアイドル」とは言え、一般女性です。このタイプの女性の場合、なかなかきれいに別れることはできません。不倫の経験がある男性は身に覚えがあるでしょう。
「ハニートラップ」と失言してしまった玉木さん
玉木さんは、櫻井よしこさんとの対談で、みゆきさんとの一連の報道について「ハニトラ(ハニートラップ)」という言葉を用いてしまいました。
これは大失態です。みゆきさんは玉木さんにハニートラップを仕掛けたわけではありません。長く続いている不倫ですから。なんなら、みゆきさんはすでにグラビアアイドルとしての仕事をほとんどしていないわけで、完全に玉木さんに囲われている状況です。
この「ハニトラ」という言葉をみゆきさんが知ったら(おそらく知っているものと思われます、私ごときが知っているのですから)、玉木さんに対して「可愛さ余って憎さ百倍」という気持ちになることは間違いありません。
みゆきさんは現在39歳。誕生日がいつか分かりませんが、40歳を迎える日も近い。女性にとって、39歳か40歳かは大きな違いです。
これまで何年も玉木さんに尽くしてきた自分の人生はどうしてくれるんだ、ただでは別れないぞ、という女性の意地があります。
玉木さんの奥様の立場も重要です。「そんな女にビタ一文渡せない」という怒りの気持ちで煮えくり返っていることでしょう。
玉木さんは、今そんなドロドロの不倫沼のど真ん中にいます。もはや、103万の壁どころの騒ぎではないでしょう。玉木さんにとって、政治活動よりも「家庭問題」のほうが重要であることは火を見るよりも明らかです。
現在、玉木さんはみゆきさんの弁護士と交渉中ですが、金銭問題だけでは片付かないかもしれませんし、その金額も「標準」額ではおさまらないでしょう。
おそらく、みゆきさんは非常に高い金額から交渉していることと思われます。というか、私ならそうしますね。
不倫の代償は大きい
世の中、玉木さんだけでなく、不倫をしている男性はかなり多いでしょう。相手が未婚の女性の場合、男性は誠意を見せなければなりませんが、誠意の見せ方は結局「離婚するか、手切れ金を渡すか」になります。
玉木さんの場合、手切れ金を渡すことになりますが、一般女性の場合もつれにもつれ、禍根を残すことになります。
ましてや、みゆきさんが週刊誌などに「独占告白」などしようものなら、玉木さんは一巻の終わりです。3か月後にシレっと代表に戻れるわけがありませんし、党としても戻さないでしょう。
国民民主党の顔は「玉木雄一郎」です。一般国民で、「国民民主党で、玉木さん以外に誰を知っていますか?」と聞かれたら、答えられないのではないでしょうか。
それほど国民民主党は「弱体政党」です。たまたま、今回の総選挙で議席を4倍に増やし、たまたまキャスティングボートを握ってしまった故に大きな顔をしていますが、本来は小さくて弱い政党。いつ分裂するかもわかりません。
もともと民主党から分かれて作った玉木さんの政党。これからどうなるかは、神のみぞ知る、です。