染井為人の同名サスペンスを、同局連続ドラマ初主演となる亀梨和也と、映画「事故物件 恐い間取り」でも亀梨とタッグを組んだ監督・中田秀夫を迎えて映像化。
ある夫婦の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一（亀梨）。移送中に脱獄した鏑木は、逃走しながらも潜伏先で出会う人々をさまざまな窮地から救っていく。彼の本当の“正体”と、彼に救われるも、その正体に苦悩し葛藤する人々が描かれる。
鏑木（かぶらぎ）慶一（亀梨和也）
死刑囚。ある夫婦（井尾夫妻）の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された。移送中に脱獄に成功。工事現場で「遠藤」という名前で働きながら、持ち前の法律の知識を駆使し、雇われている会社に掛け合い、仲間を金銭面で助ける。野々村
裁判で死刑を宣告される鏑木
脱獄し、工事現場で働く鏑木
井尾由子（黒木瞳）
鏑木が容疑者とされている事件の被害者夫婦の母親。事件の唯一の目撃者でもある。以前から若年性認知症を患っており、現在は事件のトラウマを抱えながら介護施設で療養している。
事件現場。背中を向けているのが母親の由子。
事件の際、刺された息子夫婦を前にして泣き叫ぶ由子。
この後、若年性認知症で介護施設に入所する。
筆者の意見黒木瞳が素敵すぎて、とてもあの夫婦の母とは思えないほど若い。介護施設にいるのが謎すぎるほどだ。
酒井舞（堀田真由）
千葉県我孫子市にある「アオバ」という介護施設でアルバイトをしている。
施設で療養している由子を気に掛け熱心にサポートしている。
アオバの介護職員 四方田保（濵田崇裕・ジャニーズWEST）
アオバで働く社員。
アオバの社長 佐竹：（温水洋一 ぬくみずよういち）
捜査一課の刑事：又貫征吾（音尾琢真）
警視庁捜査一課の刑事。執ように鏑木を追い続け、執念の捜査で追い詰めていく。
鏑木を取り調べ、自白させている。
野々村和也（市原隼人）（1話）
「牛久保土木」の作業員。鏑木が“遠藤雄一”と名前を変えて潜伏する工事現場の同僚として鏑木と出会い、劣悪な労働環境を変えるべく協力し、やがて友情を育んでいく。
ケガをした平さんのために会社に治療費をかけあうが、逆に暴力をふるわれる。鏑木は、警察に被害届を出すという野々村に「そんなことをしても警察は取り合わない」と言い、自ら会社に掛け合って、野々村に10万を渡す。
工事現場の仲間たち
現場の仲間：日野 陽仁（ひの ようじん）（1話）
工事現場の仲間。みんなから「平（ひら）さん」と慕われている。上から鉄骨が落ちてきてケガをする。健康保険に入っていないので多額の医療費を請求されるが、鏑木の法律の知識で、会社から金を請求し、平さんに10万渡す。
その他の仲間
土木会社の現場監督：金子（神尾佑・かみお ゆう）（1話）
下請けいじめが生きがいのような男。下請けを人間とみなしていない。労災や時間外労働の賃金などを請求され、頭にきて野々村（市原隼人）をボコボコにする。
牛久保土木の出向社員：柳瀬（窪塚俊介）（1話）
野々村たちは実質的に「牛久保土木」に雇われている。牛久保はただの下請けなので、弱い立場。
ホームレスの男性：諏訪太郎 （1話）
鏑木に金を渡され、彼の代わりに井尾由子を探してほしいと頼まれた。
筆者の意見なんと、大物俳優がホームレス役に！でも、やっぱり大物感は隠せません
安藤沙耶香（貫地谷しほり）（1話、2話）
WEB編集プロダクション「メディアトレンダーズ」のライター兼ディレクター。鏑木が“那須隆士”と名前を変えWEBライターとして潜伏中に出会う。
番外編：アナウンサー 登坂淳一
第1話冒頭、鏑木のニュースを読み上げているのが、本物のフリーアナウンサー（元NHK）登坂淳一さんです。
