2024年7月17日、衝撃のニュースが飛び込んできました。サッカー日本代表にも選ばれた佐野海舟選手の逮捕です。この事件の背景を深堀します。
事件の概要
以下、読売新聞の記事をまとめます。
警視庁は7月14日、サッカー日本代表のMF佐野海舟容疑者(23)を含む3名の男性を、不同意性交の容疑で逮捕しました。捜査関係者の情報によると、佐野容疑者は20代の知人男性2名と共謀し、東京都文京区湯島のホテルで30代の女性に性的暴行を加えた疑いがあります。
事件は14日午前4時過ぎに発生し、被害者の女性が直後に警察に通報しました。警察官は現場に急行し、ホテル近くの路上で3人を発見し逮捕しました。3人は事件直前まで女性と一緒に食事をしていたとのことです。現在、警視庁は事件の詳細な経緯を調査中です。
佐野容疑者は昨年11月にワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表に初選出され、今月4日には鹿島アントラーズからドイツ1部のマインツへの完全移籍が発表されていました。
さらに、移籍先のマインツから声明が出されています。
サッカーのドイツ1部リーグのマインツは17日、J1鹿島から加入した佐野海舟容疑者(23)が不同意性交容疑で逮捕されたとの報道を受け、X(旧ツイッター)で「驚いた。情報が不足しているため、報道についてまだ評価やコメントができない。この問題をできるだけ迅速かつ包括的に解明するよう努めている」とつづった。
東京新聞
移籍はどうなる
野村選手はドイツ一部マインツへ移籍が決定していますが、まだ日本へいたのですね。ちょっと驚きです。とっくにドイツへ旅立ったものと思っていました。
ヨーロッパでは女性に対する暴力は日本よりも厳しい社会ですので、ヨーロッパでプレイするのは無理でしょう。
移籍金については、支払われるという情報はありますが、現在のところ定かではありません。
サッカーを続けられるのか?
今回の逮捕は、通常逮捕です。
通常逮捕は、裁判官が発行した逮捕状に基づいて行われます。逮捕状を発行するには、「被疑者が犯罪を犯したと疑う十分な理由」(刑事訴訟法第199条1項)と、「逃亡や証拠隠滅の恐れ」があることが必要です。
つまり、犯行を行ったことを証明する十分な証拠を裁判所に示して逮捕状を請求し、裁判所で逮捕状が発行されたわけです。
言い逃れはできません。
一般人の声
サッカーに詳しい人間は、移籍がどうなるとか、A代表に呼ばれたのにどうするとか、どうしてもサッカー目線で語ってしまいます。
ですが、大切なのは一般人の声はどういうものが多いのか、ということです。ここで、一般人の声を拾って一部ですがまとめています。(女性の声がほとんどです)
・日本代表がこんなことするの?性衝動恐るべし
・海舟とはたいした名前だ
・日本代表に選ばれたのにそんなことするの?人生もったいな
・これは伊東とは違って完全にアウト?
・こうも問題になってるのに、何故同じような事件起こすんだろうか
自分はバレないとか思うのか?
・あーあ、これが本当なら選手生命終わりだね
ヨーロッパリーグに移籍決まってたみたいだけど
・ほんとサッカーとか野球ってこういうの多いわね
こういう事件がおきると、サッカーのみならず、スポーツ界に関わる人間や選手が同じ目で見られるのがつらいですね。
サッカー界も、倫理観の大切さとか教えてやらないと、若い選手はちょっと有名になると勘違いするでしょうから、育成プログラムに何らかの教育が必要でしょう。