【パリ五輪】選手村で盗難被害が続出!防犯カメラや管理はどうなっているのか?

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パリオリンピックが開会すると同時に、選手村について様々な苦情が各国選手から寄せられています。クーラーがないとか、食事がひどいとか。

この記事では、「選手村内部での盗難」について深掘りしていきます。

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目次

日本選手の盗難被害

7月29日、パリオリンピックの選手村で日本のラグビー7人制男子代表選手が、寝室に置いてあった現金3000ユーロ(約50万円)や結婚指輪、ネックレスなどを盗まれる被害が発覚しました。

選手は警察に被害届を提出し、他の国・地域の選手団でも同様の窃盗被害が相次いでいます。JOC(日本オリンピック委員会)は選手やスタッフに対し、貴重品の管理に注意するよう呼びかけているのですが、盗難はあとを絶たないようです。

筆者の意見

それにしても質素な部屋ですね。扇風機が置いてある。エアコン、本当に無いんだ。さすがに暑いでしょう。

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オーストラリアの選手も窃盗被害に!

7月27日、オーストラリアのフィールドホッケーチームのコーチがキャッシュカードを盗まれ、不正利用された被害を公表しました。

午前9時30分から午後1時の間に選手村の部屋に何者かが侵入し、カードを盗んだとされています。彼は銀行から1500オーストラリアドル(約15万円)相当の不正取引の連絡を受けました。

現在、警察が捜査中ですが、選手村の環境から犯人の特定は難航しています。

この部屋のどこに保管していたのでしょう。なんだか、保管する場所もなさそうな感じですね。自分たちで金庫を用意するとか?でも、金庫ごと持っていかれたらおしまいですよね。

クロークとか何か、無いのでしょうか。

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スロバキアの選手も窃盗被害に!

フランス・メディア『Valeurs actuelles』は、パリ五輪の選手村でスロバキアの自転車チームがサイクリング用品を盗まれたと報じました。

7月29日9時から17時の間に、無施錠のロッカーからタイヤ10本、スペアパーツ、ディレイラー数個が盗まれ、被害総額は2300ユーロ(約37万円)と見積もられています。

スロバキア自転車チームは警察に被害届を提出し捜査を依頼しましたが、8月3日と4日のロードレースに万全の状態で臨めるかは不透明です。

筆者の意見

金額もさることながら、競技に必要な道具を盗むなんて最低ですね!それにしても、そんなに大きな物、どうやって持ち出したのでしょうか。

選手村に防犯カメラはないのか?

はたして、選手村のセキュリティはどうなっているのでしょうか?

防犯カメラがない、というフランスメディア

フランスメディアの「RMCスポーツ」によると、早くも被害は5件にのぼるといいます。

同メディアは「5件という件数は、安全と五輪精神が重要視されるべき場所としてはかなり高い」と指摘し、「これらの事件は選手村内の安全性に疑問を投げかける。選手たちの居住空間には防犯ビデオが設置されておらず、捜査が難航する」と、意外にも無防備な環境であることを伝えました。

監視カメラは180台もある、という大会組織委員会

一方、パリオリンピックの選手村で日本選手が窃盗被害に遭った件について、大会組織委員会の広報担当者は1日の記者会見で「約180台の監視カメラを設置し、安全な場所となるよう細心の注意を払っている」と述べ、厳重な警備体制を強調しました。既に警察に報告済みとしています。

いったい、監視カメラは本当に設置されているのでしょうか。もしも180台もの監視カメラが設置されているのなら、犯人の割り出しは可能なはずです。

東京オリンピックの選手村のセキュリティはどうだったのか?

東京五輪の選手村では、メダルを首から下げてゲートを通過するだけで、探知ゲートが反応していました。

銅メダリスト、シャミル・ボルハシュヒリ

オーストリアの柔道メダリストが選手村に設置されているゲート型の金属探知機を通過する際に反応したことが話題になりました。同国の五輪チームはその映像を公開し、「しっかり機能していることが確認できた」と伝えています。

選手村のセキュリティは万全です。柔道男子81キロ級の銅メダリスト、シャミル・ボルハシュヒリが銅メダルを首から下げてゲートを通過しようとすると、「ピーッ!」と音が鳴りました。金属に対する探知機の反応は確実です。

オーストリア五輪チームの公式インスタグラムは、「音をオンにして見てください。選手村のセキュリティがしっかり機能していることが分かります。シャミル・ボルハシュヒリが探知機に引っかかったのは、嬉しい理由があったからです」とコメントし、探知機に反応する様子を公開しています。

パリ五輪の選手村、誰が入れるのか?

選手村に滞在できるのは、基本的には試合に出場する選手たちだけ。ただ、必要とされる場合には、コーチやチーム関係者も、選手と一緒に滞在することができる。

もちろん、誰でも入れるわけではないでしょう。しかし、選手村を清掃する人とか、様々な管理業務を委託された人々が出入りするはずです。

監視カメラが本当にあるのなら、一刻も早く犯人を割り出してほしいものです。選手たちが競技だけに全力を注げるように。

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